新大牟田駅から10時24分発の「つばめ339号」(800系U003編成)に乗車し、福岡県から熊本県へ。
10時32分に新玉名駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
ホームからコンコースに下りると、持国天像が見守っていました。四天王のうちの1つで、東方の守護神です。尚、上下ホームの間にはトイレがあります。
上りホームの入口には増長天像が見守っていました。これも四天王のうちの1つで、南方の守護神です。なぜ、新玉名駅に四天王があるのだろう。
改札を抜けて入口前に出ました。左側は待合室で、中にはKIOSKがあります。右側はみどりの窓口と旅行センターで、営業時間は前者が5:40~23:40、後者が9:00~17:00(日曜休み)です。
券売機で自由席特急券を買おうとしたところ、サービスマネージャーに「ウォーキングですか」と声を掛けられました。あの東日本大震災の影響でメインイベントである時代絵巻イベントが中止になったので、ウォーキングイベント自体も中止ということでした。にもかかわらず、観光客が次々と入り込んでいました。
まずは東口に出ました。デザインコンセプトは「自然・光・リズム~森の中の駅~」で、木立をイメージしたウッディーな外観が特徴です。中央部をガラスにして、自然光が取り入れられています。
駅前は一面の田んぼで、近くに玉陵中学校があります。付近に住宅地はありません。
西口に出ました。東口とは左右対称です。こちらが正面口です。右手には、観光案内所と喫茶を併設する「たまプラ」があります。駅前は調整池と田んぼです。
ロータリー右手には、付近の北稜高校造園科の作品である、「小岱の景」という日本庭園があります。また、周囲には玉陵中生徒による花壇もありました。
雨が降り続いており散策にならないので、早々に「たまプラ」に入って一休み。そこでご当地名物である「いきなりだんご」を購入。もちの中に餡子があるのは普通の団子と同じでしたが、容積の半分以上をサツマイモが占めており食べていて面白かったです。
上りホームの発車メロディーを録音し、11時23分発の「つばめ343号」(N700系R7編成)に乗車。発車して5分ほど経った頃、おてもやん調のチャイムに続いて熊本終着放送が流れました。新玉名~熊本間の所要時間はたったの9分。劇的に速くなったものです。
N700系が駅に到着すると、先頭部はまるでイベント列車が来たかのように大賑わいです。東日本大震災の影響があるにしろ、九州新幹線の開業フィーバーはここにありでした。尚、熊本駅は九州新幹線の約半数が起終点にするということで、2面4線の構内です。尚、発車メロディーはおてもやん調です。
改札を出るとFRIESTAの前に出ました。ウッディー調になっており、とても賑やかです。熊本駅は変わりました。
折角なので、九州新幹線の駅舎である西口に出ました。デザインコンセプトは「悠久なる自然と風格が映える駅」で、城門をモチーフにした門柱状の柱やガラス壁などによって歴史と自然を象徴しています。
九州新幹線の開業と時を同じくして開業した新駅が近くにあるので、一旦、鹿児島本線に乗り換えました。
つづく
参考文献 「DJ鉄道ダイヤ情報3月号」