クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

定期急行きたぐに乗り納めの旅(その6)

2012-12-02 00:19:09 | 北陸線

若狭有田駅から929Mに乗車。十村からは926Mで出会った女性と再び乗り合わせました。



10時35分に気山駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。



それでは駅舎撮影といきたいところですが、この可愛らしい建物はトイレです。



気山駅の本駅舎といえば、ホーム上にある待合室です。昭和36年8月築の、小浜線標準型です。



その待合所の内部。木製のベンチが一列になっているだけで無人駅で券売機の類もないですが、ゴミ箱が備え付けられています。



ホームからの眺望。駅裏には田んぼを挟んで気山保育園があります。その右手は新興住宅地が続いています。


それでは周辺散策。美方高校、若狭医療専門学校に向けて歩きます。嶺南東養護学校まで650mで、気山駅はいわば学園駅です。



5分ほど歩いて、伊波西(いわせ)神社の参道へ。よく見ると、何か足りなくない?


  
参道の行く先にはある歌碑があります。「いにしへゆ 親しまれ来し 松並木 消えたあとの そらの広さよ」。参道にはもともと松並木があったのです。一介の旅人である私には事情がわかりませんが、平成5年頃に伐採されてしまったと思われます。沿道の新興住宅地と関係あるのかな。



歌碑を過ぎると、行方久兵衛の頌徳碑に到着。行方久兵衛は、1616年生まれの小浜藩士で、59年に群奉行となりました。62年5月1日の寛文の大地震で三方水月官湖が堰き止められて水位が異常に上昇し、人家や耕地が水没しました。水路を改造する大工事によって三方五湖を完成させ、300haの農地を生み出し、成出、生倉の2集落をも生み出しました。


 
そうこうするうちに、宇波西神社の境内へ。御祭神は「うがやふきあえずの命」で、大漁と安産の神社です。



私は安産と関係ないですが、本殿に行って旅の安全を祈願してきました。尚、この本殿は嘉永4年築です。


松並木が切られて寂しくなった参道を戻り、11時9分発の930M(125系F1編成+F2編成)で小浜方面へ。それにしても、上中から大海今津にショートカットする鉄道計画は気になりますね。完成したら利用価値がありそうです。


つづく


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