小浜線930Mは、11時17分に藤井駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。
敦賀方には小浜線標準型の待合室がありますが、虹が描かれているのが特徴的です。
駅舎内部の様子。木製ベンチが一列にあるだけで券売機の類もないですが、どこかしこに鳥が描かれています。
藤井駅には駅前広場がありますが、トイレがありません。で、十村駅まで駅間徒歩を敢行します。
出発すると、山に向かって田んぼの中の道を進みます。これは、2012年3月3日の乗り継ぎ旅です。
山に突き当たって左折すると、ひたすら若狭梅街道を進みます。ほどなくして鰣川を渡りました。
何て気持のよい青空なんでしょう。雪山が借景となって癒されます。ただ、歩道が無くて車通りが多いのが玉に瑕。
踏切を渡って古い家並みに入ると、十村駅は目と鼻の先です。
間もなくすると、ミニ庭園が旅人である私を楽しませてくれました。管理する人が居るのかな。藤井駅を出て31分後に十村駅に辿り着きました。
それでは駅舎撮影。大正6年9月築の、ファサードの付いた木造駅舎が健在です。
駅舎に入ります。無人化されて窓口が閉鎖され、券売機に置き換えられています。トイレは右手にあります。
壁伝いに設えている木造ベンチに座って昼食タイム。ドアの落書きが残念です。
駅前は古い黒瓦の屋根の家並みが続き、まるで時が止まったかのようです。
出発の時間が近づき、跨線橋を通ってホームに上がります。申し遅れましたが、十村駅は交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。「鍛冶屋」が鳴り、12時25分発の931M(125系F13編成+F16編成)に乗車して敦賀方面に戻ります。
つづく
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