これより、2012年3月31日(土)の乗り継ぎ旅の模様をお伝えします。今回の乗り継ぎ旅で武蔵野線全駅下車達成する予定でしたが…。
自転車で新津駅に行き、0時5分発の「快速ムーンライトえちご」で出発。「急行能登」の完全廃止により485系新潟車に復帰し、この日はK1編成でした。乗車率は4~5割で、私の隣は空席。
「春の歌」が流れ、定刻5時10分に新宿駅7番線に到着。速攻で中央線481T(E233系T21編成)に乗り継ぎました。この列車は甲州、信州方面の旅に欠かせないアイテムですが、日野~豊田で人身事故が発生し、すったもんだの末に立川止まりとなりました。この事象は、これから起こる災難のプロローグに過ぎませんでした。
5分遅れの5時55分に西国分寺駅に到着。武蔵野線ホームに上がってカモレを眺めながら朝食をとり、6時24分発の武蔵野線630E(205系M35編成)に乗車しました。
6時29分に府中本町駅2番線に到着。武蔵野線は2面2線+側線1本の構内です。南武線のホームは一段低い所にあります。
エスカレーターを上がると、東京競馬場専用臨時改札があります。その向かいにはトイレ。
改札を出ました。4台の自動改札の左には「みどりの窓口」がありますが、営業時間が7:00~20:00なので、撮影時は閉まっていました。
それでは駅舎撮影。昭和48年3月改築の、緩い三角屋根の駅舎です。アーケードが取り囲んで安全地帯がないことから撮影に苦労しました。右半分はNEWDAYS、小竹林、Beck's coffeeの順に並んでいます。背後では。
折角なので、大國魂神社に向けて歩きます。道すがら「本町」の碑を発見。このあたりは、府中街道の宿場町だったそうです。
駅から5分ほど歩いて、大國魂神社に到着。大國魂神社は、第12代景行天皇41年(111年)5月5日にに大神の宣託によって創立せられ、武蔵国造によって代々奉仕して祭務を司りました。鎌倉幕府以来、幕府に手厚く崇敬され、徳川幕府より500万石を寄進せられました。明治18年から昭和21年まで官幣小社に列せられ、その後宗教法人となりました。
大國魂神を武蔵の国魂と仰ぎ、鎮祭して祠った神社ですが、旅の安全を祈願してきました。本殿も立派ですが、東京の地酒の紹介も見事です。
大國魂神社は、本殿の手前に悠仁親王にあてた槙の木など、記念樹が多いです。
その槙の木の近くには、趣のあるつくりの宝物殿。さすがに、この時間は開いていませんでした。
大國魂神社の正門を抜けると、伊勢丹の前に出ました。旧甲州街道はFC東京一色。東京都内はでしたが、この時間帯は不気味なほど穏やかでした。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
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