クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

107系の定期運用が終焉

2017-09-30 09:38:20 | 首都圏地区

 首都圏地区では来る10月14日にダイヤ改正が実施されます。その陰で第一線を退くJR第一世代の車両があるのです。
 それは107系です。国鉄末期の混乱期に構想された車両であるがため、車体のみ新製として主電動機などは165系の廃車発生品を利用したのです。アコモデーションは基本的にロングシートで、将来的にワンマン運転に出来るようにつくられていたのです(未だに実現していませんが)。1988年6月に日光線などで0番代がデビューし、同年9月には高崎地区で100番代がデビューしたのです。栃木地区の0番代は、2013年3月改正で運用を離脱して同年6月には全廃されています。そして、高崎地区でかろうじて残されている100番代も本日をもって定期運用から撤退し、翌10月1日の上越線、吾妻線往還と7日の信越線、両毛線往還を残すのみとなっています。
 それでは、高崎地区の107系の最後のシーンを見てみましょう。



2014年6月21日の上越線732Mを。R8編成でした。



2015年4月4日の上越線732Mを。R6編成でした。



その107系の車内。トイレ脇を除いて全てロングシートでした。ホールド感の座席だったのが印象的です。



2016年12月17日の信越線156Mを。R11編成+R6編成でした。



今や、高崎地区は211系の時代なのです。


   高崎地区の107系惜別記事は以上です。現在残っている107系は、この後は長野送りになるかというと、そうではありません。上信電鉄に有償譲渡されることになっています。塗色変更や降圧などの整備を行った後、来年度には南蛇井駅などに姿を現すでしょう。165系サウンドを味わって世界遺産に行けるかと思うと、国鉄型ファンにとっては楽しみが尽きません。

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