先週までは熊本県などでは渇水に見舞われていましたが、土曜日からは一転して南九州を中心に災害級の豪雨に見舞われています。昨年の「西日本豪雨」を凌駕しそうな勢いです。この時期に「熊本DC」なんて言うのはいささか不謹慎かもしれません。日豊本線の重富ー竜ヶ水間及び霧島神宮ー国分間では土砂流入が、鹿児島本線の東市来ー伊集院間及び吉都線の小林ー西小林間では路盤流出がありました。鹿児島本線の川内ー伊集院間及び吉都線の運転再開には相当の期間を要するでしょう。
さて、本題に。JL623便は、8時36分に阿蘇くまもと空港5番スポットに到着。外気温は-1℃。道理で寒いと思ったら。
9時発の空港ライナー(熊本300あ401)で肥後大津駅へ。無料のディマンドタクシーですが、何人かの利用客がありました。
肥後大津駅に着くまでの間、豊肥本線の概要を紹介します。豊肥本線は、熊本と大分を結ぶ全長148.0km、駅数35の地方交通線です。阿蘇のカルデラを突っ切る、「ななつ星」も通る路線ですが、2016年4月の熊本地震の影響で肥後大津~立野間は現在も運転を見合わせています。来年の夏に全線復旧ことを信じましょう。豊肥本線は、被災区間を挟んで大きく2つに分かれています。電化区間である熊本~肥後大津間は、815系を主力として時折817系またはキハ147系がサポートで入ります。一方、非電化区間である宮地~大分間は、キハ200系、キハ220系が主力であり、1往復だけ「九州横断特急」または「あそぼーい!」が走ります。
9時15分に肥後大津駅南口に到着。平成23年10月に完成しました。トイレは大分方に。「阿蘇くまもと空港駅」ですって
では駅舎の中へ。窓口のようなものがありますが、「みどりの窓口」ではありません。左手には無人駅タイプの自動券売機が。
右手には観光案内所が。運用時間は9:00~18:00です。
滞在時間が僅か10分ですが、構内踏切を渡って北口に出ました。開業当時からの木造駅舎です。トイレは大分方に。
駅前の様子。南口とは異なり、閑静な住宅地です。県道179号が延びており、200mくらいの所に大津町役場が。
では駅舎の中へ。簡易SUGOCA改札の右手に「みどりの窓口」があり、営業時間は5:00~23:00です。左手の待合室で見取り図を描きました。
構内踏切を渡って。肥後大津駅は2面3線の構内です。9時25分発の1452M(815系N008編成)で豊肥本線駅巡りを開始。
9時29分に原水駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
では駅舎の中へ。左右のブースにベンチがそれぞれ4つずつ並んでいます。左側のブースに券売機が。
それでは駅舎撮影。待合ブースを2つ内包した簡易駅舎です。滞在時間は24分。
トイレは何とでした今頃は新しくなっているのかな。
つづく