JRグループは昨日、2022年の「青春18きっぷ」及び「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」のあり方について発表しました。発売期間、有効期間、効力及び価格は例年並みということで。このコロナ禍で苦しい経営を強いられている今、とりあえず発売が決まってほっとしています。
それはさておき。新潟駅では、旧万代口駅舎の解体が完全に終了し、1月末には万代口の駐車場が使用停止となりました。そして、萬代橋BRT乗り場とバス降り場の移設工事も真っ盛りです。来年度に予定されている万代口広場の大改造がいよいよ現実味を帯びてきました。
それでは、2022年の元旦からの新潟駅高架化工事のあらましを見てみましょう。
2022年1月1日。「憩いの広場」に直結する階段は閉鎖されて、バリケードが張られました。
前日限りで閉店したシャモニーは、形こそあるものの封鎖されました。
Cocolo本館の上階はトイレだけの空間となり、「憩いの広場」は完全に閉鎖されました。
2022年1月2日。現在の萬代橋BRT乗り場の背後では、丸みを帯びたロータリーが作られようとしていました。
2022年1月5日。新A線、B線の架線が何だか賑やかになってきました。
2022年1月8日。新1番線には軌陸車が何台も停まってました。
2022年1月12日。新A、B線の架線がそれぞれ形になってきました。
2022年1月13日。Cocolo本館のトイレは、この日から閉鎖されました。
上階に繋がるエスカレーターも使用停止となりました。
2022年1月14日。エスカレーターと階段が封鎖されただけではなく、上階も石膏ボードが張られました。
HAPPY FIELD TRIPPERSとお直しサロンとの間にある階段も、上階に石膏ボードが張られました。
2022年1月17日。旧万代口駅舎が建っていたスペースは、埋め戻し工事が行われていて、土嚢が積まれてました。
2022年1月19日。新A、B線のトロリ線も賑やかになってきました。
2022年1月20日。新A線のトロリ線が上り口まで伸びてきました。
2022年1月21日。新1番線には軌陸車が何台も停まっていて、そのうちの1台には銅線を積んでました。
2番線への階段の上り口のウィンドーが完成してました。
2022年1月24日。新潟駅のびゅうプラザの閉店が掲出されました。2月28日です。
2022年1月25日。新1番線の架線のトロリ線が2本になりました。
新1番線の架線にもトロリ線のようなものが付けられました。
2022年1月26日。旧万代口駅舎があった所は、地下街が埋め戻されつつあります。
2022年1月31日。万代広場の駐車場は、この日を境に使用停止となりました。
帝石ビル前の歩道は、一部が通行止めになってました。
旧帝石ビルと第5マルカビルを結ぶ横断歩道は、2月末ごろから通行できなくなります。
現萬代橋BRT乗り場の背後は、アスファルトが敷かれてました。しかし、
バス乗車場の移設が3月末ごろに延期となりました。
これに伴い、バス降車場の移設も3月末ごろに延期となります。
で、新A、B線の架線を見てみると、両方にトロリ線が取り付けられてました。
2022年2月3日。新A、B線のトロリ線が2本になってました。
万代口の「みどりの窓口」の前の仮囲いは、いつの間にか作業員出入口が2ヵ所になってました。
Cocolo南館のFUJIYA Dessert Cafeは、3月6日をもって閉店することとなりました。ケーキバイキングも昨年11月で終了しています。
長くなりましたが、新潟駅高架化工事の「いま」は以上です。新A、B線の敷設工事が大詰めを迎えていると同時に、いよいよ新万代広場の移設工事が本格化してきたのだなと感じます。
さて、2~5番線コンコースと東口改札を結ぶ通路の仮囲いの中ですが、広大なコンコースとなっていました。しかし、現在は工事関係者のみぞ知るスペースであり、現在はUP出来ないのが残念なところです。
ところで、新潟市とJR東日本新潟支社は昨日、越後線の新潟~白山間に新駅を設置する覚書を交わしました。3~4年後に開業する予定ということで、今から楽しみです。新潟南高校の近くということです。新潟駅から信濃川橋梁の手前まで複線化されているので、本当の目的は、越後線の遅延を最小限にすることなのかな。
「HYBARI」での実証実験が3月下旬より開始する運びとなりました。次は、快速あがのについてお伝えします。