押切駅に行く前にニュースをお伝えします。昨日、JR北海道と沿線9自治体が参加する「並行在来線対策協議会後志ブロック会議」が倶知安町で開催され、函館本線の余市〜長万部間が北海道新幹線札幌延伸を機に廃止・バス転換されることが事実上決まりました。余市町以南の7町のうち既にバス転換に合意していた4町に加え、ニセコ町、蘭越町、黒松内町も鉄路存続断念の意向を示したためです。尚、小樽市は住民説明会が終わっていないとして態度を保留しており、余市〜小樽間のあり方については、小樽市と余市町との個別会談などで決めるいうことで。
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さて、本題に。上越線1739Mは、6分遅れの15時35分に長岡駅に到着。速攻で信越線451M(E129系B5編成)に乗り継ぎます。
4分遅れの15時44分に押切駅に到着。一見する限り2面3線のようですが、副本線が撤去されています。
では駅舎の中へ。無人化されて窓口が閉鎖され、乗車駅証明書発行機になっています。尚、ベンチは5人分。
それでは駅舎撮影。平成7年3月16日築の、かまぼこ型駅舎です。トイレは長岡方に。
時刻表を。概ね1時間に1~4本ずつですが、下りの7時台が4本になっています。新潟の学校に通う利用者に合わせたのかな。
40分の滞在時間で周辺散策。県道109号を北に進むと、JAにいがた南蒲上通支店が。大口れんこんの存在感が大きくなっています
農家さんの出入りが引っ切り無し。今日はバリ晴のようですが、この区画だけ水浸し。何せ、この時間帯でも36℃を記録してたので、打ち水してたのですね。
ガードをくぐると、大口れんこんの畑に出ました
蓮の花を拡大。白でした。この日撮れた蓮の花は1輪だけ。
駅を出て5分、KOUWA出荷センターとドリームキャストに出ました。
一旦駅の方に戻って丸幸へ。「羊かん」とありますが、スルーします。
刈谷田川を渡ります。向こうには上越新幹線の高架。
折角なので、鉄橋を利用して3097レをロケハン。余りにも暑いので、これを撮って駅に戻りました。
定時運転の16時24分発の453M(E129系B22編成+A27編成)に乗車して新津に帰還しました。
「真夏の上越線駅巡り」は以上です。今回は、上越線の駅を中心に6駅巡ってきました。いずれも無人駅で、そのうち5駅には乗車駅証明書発行機がありました。
さて、今回の旅で最も印象に残ったのは土樽駅でした。壁面には上越新幹線開業前の世界が広がり、しかも登山者のために自販機が設置されていました。周辺には民家が一軒もなく、第一級の秘境駅だといえます。
しかしながら、ここにきて残念なニュースが入っています。昨日、野岩鉄道の6050系列の部品が10点ほど抜き取られているのが判明し、福島県警に被害届が出されたということです。なくなってしまう車両を惜しむ気持ちはわかりますが、「盗り鉄」はれっきとした刑法犯罪です。鉄道ファンならずとも、絶対にやめましょう。
福岡市営地下鉄を見てみると、七隈線ようの新型車両である3000A系が来たる2月9日より運転される運びとなりました。次は、新潟の115系についてお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございます。