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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

いよいよ終末を迎える快速あがの

2022-02-10 15:51:00 | 南東北地区

 JR東日本盛岡支社は昨日、今春のダイヤ改正より山田線の平津戸駅を全列車通過にすると発表しました。これは、駅廃止への第一歩に違いありません。
 しかし、今春のダイヤ改正で最も重大なことは、数ある快速列車に大ナタが振るわれることです。「アクアライナー」「サンライナー」「信越」「あがの」など「18きっぱー」に愛されてきた快速列車が姿を消します。今回は、「快速あがの」についてお伝えします。
 「快速あがの」は、新潟と会津若松を結ぶ快速列車で、昼間時間帯に1日1往復だけ走っています。1959年に運転開始した、仙台〜新潟間の準急列車に源を発し1966年に急行列車に昇格しましたが、私が中学生の時には新潟と郡山をダイレクトで結ぶ快速列車でした。1993年10月に新潟~会津若松に区間短縮され、2003年10月に現在の形になりました。晩年はGV-E400系の3連で走っていますが、何せ県境区間では1ボックスに1人いるかいないかの乗車率でした。これが無くなれば、ただでさえ本数の少ない阿賀町の区間が更に1往復分減少することになります。
 早速ですが、今日までの「快速あがの」について見てみましょう。



2022年1月6日。3222Dは、「GV-E402-13+GV-E401-13+GV-E400-5」の編成でした。



2022年1月11日。3222Dは、「GV-E402-12+GV-E401-12+GV-E400-5」の編成でした。



2022年1月13日。3222Dは、「GV-E402-15+GV-E401-15+GV-E400-2」の編成でした。



ここで、車内をご覧ください。新潟発車時でも1ボックスに1人程度の乗車率です。



2022年1月14日。3222Dは、「GV-E402-5+GV-E401-5+GV-E400-4」の編成でした。



2022年1月18日。3222Dは、「GV-E402-10+GV-E401-10+GV-E400-4」の編成でした。



2022年1月19日。3222Dは、「GV-E402-7+GV-E401-7+GV-E400-3」の編成でした。



2022年1月20日。3222Dは、「GV-E402-2+GV-E401-2+GV-E400-8」の編成でした。



2022年1月24日。3222Dは、「GV-E402-9+GV-E401-9+GV-E400-8」の編成でした。



2022年1月25日。3222Dは、「GV-E402-6+GV-E401-6+GV-E400-1」の編成でした。



2022年1月26日。3222Dは、「GV-E402-5+GV-E401-5+GV-E400-4」の編成でした。



2022年1月28日。3222Dは、「GV-E402-13+GV-E401-13+GV-E400-8」の編成でした。



2022年1月31日。3222Dは、「GV-E400-7+GV-E400-6+GV-E400-3」の編成でした。



2022年2月1日。3222Dは、「GV-E402-16+GV-E401-16+GV-E400-8」の編成でした。



2022年2月3日。3222Dは、「GV-E402-10+GV-E401-10+GV-E400-4」の編成でした。



2022年2月7日。3222Dは、「GV-E402-14+GV-E401-14+GV-E400-4」の編成でした。



2022年2月9日。3222Dは、「GV-E402-7+GV-E401-7+GV-E400-8」の編成でした。



2022年2月10日。3222Dは、「GV-E402-15+GV-E401-15+GV-E400-1」の編成でした。



このダイヤ改正を機に「あがの」と出ているサインボードも見納めとなります。列車自体には愛称は出てないですから。


 「快速あがの」は以上です。2224D/2227Dと朝ラッシュ運用をこなした後に3222D/3221Dとなるので、会津若松方から「GV-E402+GV-E401+GV-E400」の編成が基本になっています。再び新潟に到着した後、2544Dで帰区する運用になっています。
 さて、現在の3222D/3221Dですが、ダイヤ改正後は「新潟~馬下」「会津若松~野沢」に系統分割することになっています。今度のダイヤ改正で会津若松~野沢間に只見線用のキハE120系が入ることになっているので、この系統分割分を充てるかもしれません。尚、227Dについては1時間ほど繰り下げるので、実質的には3221Dとの統合だといえます。
 話が変わりますが、相模鉄道は昨日、3月12日のダイヤ改正について発表しました。ホームドア設置駅の増加により日中帯の列車の所要時間が増加すること、各停横浜ゆきと各停湘南台行きの二俣川駅での停車時間が1~2分程度減少すること、相鉄・JR直通列車の自社線内の種別変更などが謳われています。しかし、最大の目玉といえば、相鉄・東急直通線の開業に備えて8両編成の設定が増加することです。
 世の中を見てみますと、岸田総理が今日、東京都や新潟県など13都県のまん延防止等重点措置を3月6日まで延長し、その輪の中に高知県を加えると発表します。次は、「快速あがの」を利用した乗り継ぎ旅をお伝えします。

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