小海線駅巡りの途中ですが、昨日、JR東日本新潟支社よりニュースが入ったのでお伝えします。
2008年から工事が進められていた越後線 白山駅。半地下化と構内変更の大がかりな工事となりましたが、今年の9月1日(日)に供用開始の運びとなりました。(参考記事はこちら)これまで利用客は長い回廊を歩かされてきましたが、自由通路が暫定使用開始となってようやく解消となります。エスカレーター、エレベーターがそれぞれ2基ずつ設けられ、バリアフリー駅舎として生まれ変わります。
では、白山駅の現状を見てみましょう。取材日は7月14日(日)でした。今回は、変化点を中心に見てみます。
まずは構内から。2面3線の構内に生まれ変わろうとしており、2番線は両側の扉が開けられるようになります。阪急梅田駅のようなホームの使い方になるでしょうか。
新潟方では、それぞれのホームでエレベーターの設置工事が行われていました。形が出来ても電気関係の工事があるので、9月1日の供用開始には間に合いません。
がんセンターの方に回ると、新駅舎のようなものがヴェールを被っていました。自然の光を取り入れた、明るく、軽やかなデザインだそうです。
新潟方に回ると、室外機が6基も設置されていました。いよいよだなと感じます。
改札に向かう通路にある案内図。現状では、長い通路を上り下りして、ようやく新潟寄りの停止位置にたどり着く有様です。自由通路が完成すると停止位置が元に戻り、長く歩かされるような状態が解消されます。
最後に2本の松並木をご覧ください。新駅舎が完成すると北口広場の再開発が始まり、これらの松の木は撤去される運命にあります。この駅前広場が完成するのは2014年度末の予定です。
白山駅のレポートは以上です。北口の駅舎については動きがないことから、9月以降も引き続き使用されるとみられます。
ところで、白山駅は、1日当たり10,200人と新潟県内で4番目に利用者が多い駅で(1位から新潟、長岡、亀田の順)す。がんセンター側からの利用者が多いので、南口の開設は利用者の切な願いでした。尚、地元の方に向けて、8月29日(木)に内覧会が予定されています。新駅舎が開業したら、近いうちにお伝えしたいと思います。
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