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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

真夏の米坂線駅巡り(その2)

2021-07-26 16:20:08 | 南東北地区

米坂線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR東日本と秋田県は今日、「秋田新幹線新仙岩トンネル整備計画の推進に関する覚書」を締結したと発表しました。田沢湖~赤渕間に15kmのトンネルを建設し、所要時間の短縮(7分)、運休・遅延の削減による損失の減少及び安定性の向上を図るというものです。尚、工期は11年を見込んでいます。


前回はこちら



さて、本題に。坂町駅に戻り、7時42分発の米坂線1130D(キハ111-201+キハ112-201)に乗り継ぎます。



今泉駅に着くまでの間、米坂線の概要を紹介します。米坂線は、坂町と米沢を結ぶ全長90.7km、駅数18のローカル線です。羽前沼沢~手ノ子間で峠越えがあり、荒川水系から最上川水系に変わります。山形新幹線の開業で米沢以東に直通する列車が廃止され、快速べにばなも線内各駅停車になっています。



車両については、2008年11月よりキハ110系またはキハE120系が投入され始め、2009年3月改正で国鉄形気動車が撤退してキハ110・E120系に染め上げられて全てワンマン運転となりました。2019年11月を最後にキハE120系が転用工事のため一時撤退し、全検終了後の「慣らし運転」で一時運用に入ったものの、2020年3月改正よりキハ110系が中心となり一部列車にGV-E400系が投入されています。



9時10分に今泉駅3番線に到着。山形鉄道フラワー長井線との交点であり、島式ホーム2面4線の構内です。



15分の停車時間を利用して跨線橋を渡って駅舎の中へ。「みどりの窓口」があり、営業時間は8:40~18:00(休み3回)です。



右手には山形鉄道の自動券売機が。JR東日本は券売機ではなく乗車駅証明書発行機になっています。



それでは駅舎撮影。開業時からの木造駅舎が健在です。トイレは荒砥方にありますが、改札外からは利用出来ません。



駅前の様子。山形屋旅館や栄屋旅館があったりしますが、国道113号から離れており割と静かです。



3,4番線に戻って待合室の中へ。すっかり新しくなっていましたが、ソーシャルディスタンスを示すマーカーが施されてました。



しばらくすると、荒砥ゆきの250Dが到着。「YR888」で紅花一色でした



「キハ111-201」と並びました山形鉄道と米坂線は接続が取られていて、4列車が並ぶこともあります。


つづく


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