クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

今やSLジョイフルトレインは冬の時代に

2018-12-09 12:44:26 | 新潟の鉄道

 『DJ鉄道ダイヤ情報』の今月号にはD51の特集が組まれ、「SLぐんまみなかみ」「SLぐんまよこかわ」「SLやまぐち」の撮影地の現状が紹介されていました。
 しかしながら、ここにきてSLファンにとってはお寒いニュースも入っています。
 「SLばんえつ物語」は、C57 180が7月13日の検査でテンダー車に不具合が見つかりました。運の悪いことに、その不具合がある部品は1から設計し直さなければならなくなったので、C57 180の運転は来年7月までお預けということで。
 悪い事は続くもので、「SLパレオエクスプレス」は、9月27日の検査でC58 363に不具合が見つかって年内の運転は全てキャンセルとなってしまいました。運転再開は、早くても来年の3月ということで。
 また、真岡鐡道は、利用客の減少で財政が厳しくなったので、2台あるSLのうちC11 325を手放すことになりました。
 そんな中、東武鉄道は、「SL大樹」の運転に万全を期すため、C11 1を新たに導入するとのことです。
 それでは、2018年7月14日以降の磐越西線のDL列車などについてみてみましょう。



2018年7月14日。「SLばんえつ物語」は、DE10 1680牽引の臨時快速として運転されました。普通車は自由席の扱い(指定券を持っていた場合、そのお客さん優先)で、指定券は着駅などで払い戻しとなりました。



8月18日からは、全車指定席の「DLばんえつ物語」となりました。19日は「カシオペア紀行」の運転のため、1番線に変更となりました。



2018年9月23日。「DLばんえつ物語」は3番線からの発車となり、入線直後にキハ47と並びました。



しばらくすると、カモレと並びました。



2018年10月6日は、新津駅1番線にてDE10 1680牽引の「ぷらっとホームBAR」として開放されました。



一方、DE10 1700は転車台で回っており、7、8日の「DLばんえつ物語」の牽引機となりました。



2018年10月27、28日は「紅葉ハロウィントレイン」となりました。27日は連結器のトラブルで、入線したのが9時53分頃に。



新津駅2、3番線には、オコミとオコジロウが出動。



11月3、4日は、DE10 1680牽引の「紅葉ばんえつ物語」で運転されました。



11月10日は、SLばんえつ物語用客車は、「EL日本海庄内号」で運転されました。



安全のため、広い所まで下がりました。



この日の牽引機はEF81 97。今年の7月に田端から長岡に転属してきたのです。



「EL日本海庄内号のサボ。黄金色の鳥海山に稲穂。



2018年12月8日。新津駅2、3番線の記念撮影コーナーはクリスマス仕様



果たして、「DLクリスマストレイン」は9時43分頃に入線。牽引機はDE10 1680。



間もなくして、カモレと並びました。



サボを。オコジロウとオコミのサンタ。この日は文字通りのホワイトクリスマス



10時5分頃に信越線439Mと並びました。



垂れ幕は、新津駅職員の手作り。サンタ姿のオコジロウが登場。



228D遅れの影響で、12分遅れの10時17分に会津若松に向けて出発しました。


 2018年下半期のSLばんえつ用客車は以上です。これらは、本来であればC57 180が牽引するはずだったジョイフルトレインです。C57 180の故障がなければ、「ぷらっとホームBAR」も「EL日本海庄内号」もなかったのでしょう。来春は果たしてどうなることやら。C61 20などでの出張運転もあるかもしれません。C57 180の1日でも早い復帰が待たれるところです。
 次は、「師走の南武線駅巡り」をお伝えします。

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IGRいわて銀河鉄道開業15周年キネン乗り継ぎ(その7)

2018-12-07 12:49:41 | 東北本線&烏山線

すっかり日が暮れなずみ、16時28分発の4534M(青い森700-1+青い森701-1)で諏訪ノ平駅を出発。次は金田一温泉駅に下車する予定でしたが、既に夜の帳が下りており断念。



17時43分に滝沢駅に到着。2面3線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口があり、営業時間は6:45~17:00です。右手には串焼処銀河が。尚、ベンチは28人分。



それでは駅舎撮影。昭和42年7月築の、国鉄後期型駅舎です。トイレは青森方に。



で、駅舎の入口には垂れ幕が。地元の祭りがPRされています。IGRだからこそ成せる技?!



駅前にはローソンが。駅舎には「たきざわ学園の杜」と書かれていたことから、岩手県立大学が付近にあるのです。



折角なので、串焼処銀河に入り、ぎんがじゃじゃ(大盛)にて夕食。尚、串焼処銀河の営業時間は12:00~14:00、16:00~20:00(日、月休み)です。



出発の時間が近付き待合室へ。何と、ガチャがあったのです



18時46分発の4536M(IGR7000-2+IGR7001-2)で盛岡駅へ。



19時1分に盛岡駅に到着。乗り継ぎ時間を利用してイルミネーションを楽しみました



とある一角には、「こまち」「やまびこ」「はやぶさ」の記念撮影ブースも



19時25分発の東北本線1552M(クハ700-1035+クモハ701-1035+クハ700-1034+クモハ701-1034)で帰路に就きます。



20時58分に一ノ関駅に到着。速攻で548M(701系F2-25編成)に乗り継ぎました。南妙法蓮月暁な方と相席になり。尚、小牛田駅にてF4-30編成と一緒になりました。



22時46分に仙台駅に到着。間もなくして、「カシオペア紀行」の回送が到着ものの数分で尾久に帰っていきました。



23時45分発のWeライナー(新潟200か853)で新潟駅へ。信越線422M(E129系B10編成)で新津に帰還しました。


 「IGRいわて銀河鉄道開業15周年キネン乗り継ぎ」は以上です。今回は、IGRいわて銀河鉄道の5駅と青い森鉄道の3駅を巡ってきました。滝沢駅でのぎんがじゃじゃは大収穫でした。一戸駅がミニストップ併設だったのは大きな発見でした。
 さて、今回の乗り継ぎ旅は、前述したように盛岡ー八戸間に1500円で乗り降り自由のフリーきっぷが発売されたことから実行したものです。もし仮に明日実行するとなると、IGR独自のフリーきっぷ2800円+青い森鉄道の運賃960円で、盛岡発で3760円を要します。ただ、今回のダイヤ改正で日中の目時停車便が数本増加したので、今冬の18きっぷのシーズンでIGRいわて銀河鉄道全駅下車を果たそうかなと思います。
 話が変わりますが、5月8日の土砂崩れの影響で運転を見合せている大井川鐵道の閑蔵ー井川間は、来年3月9日に運転再開することが明らかとなりました。この区間は災害多発化区間で、数年前にも長期運休してました。
 次は、磐越西線のDL列車についてお伝えします。


最後までお読みいただきありがとうございます

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IGRいわて銀河鉄道開業15周年キネン乗り継ぎ(その6)

2018-12-05 18:45:55 | 東北本線&烏山線

青い森鉄道駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR東日本の深澤社長は昨日、2020年春に品川ー田町間に開業する新駅の駅名を発表しました。「高輪ゲートウェイ」といいます。ご覧の皆様はご存知かと思いますが、隈研吾デザインの高架駅で、品川車両基地の跡地につくられています。応募数では第130位ですが、外国人にも分かりやすくしたものだそうです。「高輪」地域がすぐ目の前にあるわけではないし。それにしても、JR東日本の最近の駅名は安直なカタカナ語が多いような気がしてなりません。



さて、本題に。剣吉駅を出発して40分、ミニストップに到着。ここでタリーズコーヒーを購入。



ミニストップと同じ敷地には名川町チェリーハウスが。ちょうど昔懐かしいバスが出発するところ。



山を下りて青い森鉄道沿いに。名久井岳がよく見えますが、そろそろ疲れがたまってきて、架線柱の数字だけが唯一の心の拠り所



再び山を上り、相内バス停を通過。1日5~6本だけで、丁度いい便はなし。



間もなく、名久井岳と馬淵川の眺望。もう少しするとカモレが通過したりします。



なんぶ・ふるさと物産館を通過。諏訪ノ平駅まではもう少し?!



諏訪の平の集落に入ると、もうすぐ諏訪ノ平駅に到着。でもその前に、諏訪神社に立ち寄ります。



本殿に行き、旅の安全を祈願してきました。因みに、この神社が「諏訪ノ平」の駅名の由来だったりします。



剣吉駅を出て81分で諏訪ノ平駅に到着。開業当時からの木造駅舎が健在です。トイレは青森方にありますが、汲み取り式です。



右手にはツリーハウスが。巣箱がある駅は珍しいです。



では駅舎の中へ。無人化されて何もなくなっています。カタルシスを感じたので、コーンフレークなどでおやつ。



駅舎の左手には模型が。南部小4年の作品が展示されてました



出発の時間が近付きホームへ。諏訪ノ平駅は2面2線で、副本線が撤去されています。


つづく

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IGRいわて銀河鉄道開業15周年キネン乗り継ぎ(その5)

2018-12-03 21:55:21 | 東北本線&烏山線

2度目の歯磨きし、14時17分発の4530M(IGR7000-2+IGR7001-2)で苫米地駅を出発。



14時20分に剣吉駅に到着。2面2線+側線1本の構内ですが、副本線が撤去されています。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。窓口があり、営業時間は6:40~14:30です。クリスマスツリーが季節感を醸し出していました



天井には地元有志の写真集が



で、ベンチの奥には駅内文庫がどっさりと



それでは駅舎撮影。昭和44年8月築の平屋の駅舎です。トイレは青森方に。



駅スタンプがあり、誠に居心地の良い駅でした。しかし、2時間も列車がないので、諏訪の平駅まで駅間徒歩することに。突き当たると左折。



間もなく商店街に入り、青森銀行を通過。太陽光の関係で逆向きでの撮影です。ご了承下さい。



出発して13分、剣吉諏訪神社に到着。



本殿に行き、青い森鉄道全駅下車達成を誓ってきました



剣吉諏訪神社の隣には、曹洞宗の寺院である広田山 陽廣寺が。



出発して20分あまり、築堤を上がって国道4号へ。



虎渡バス停へ。とはいえ、1日3本だけで、丁度いい便はなし…。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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IGRいわて銀河鉄道開業15周年キネン乗り継ぎ(その4)

2018-12-02 07:56:00 | 東北本線&烏山線

青い森鉄道駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は一昨日、来春のダイヤ改正で大阪~姫路間に特急「らくラクはりま」を走らせることを発表しました。朝の上りと、夕方の下りにそれぞれ1本ずつ設定されるとのことです。使用車両は289系であることから、新大阪駅に到着した「くろしお」の車両をそのまま活用することになるでしょう。大阪~姫路間は、JR西日本の在来線の中で最も混雑する区間です。新快速とほぼ同様のスジで走り、特急料金を徴収することから(自由席、女性専用車両あり)、通勤・通学時にゆったりした時間を過ごして勉強などに活用してもらうことを狙ったのでしょう。今や有料ライナー列車の百花繚乱の時代です。


その3はこちら


さて、本題に。13時9分発の4531M(IGR7001-2+IGR7000-2)で斗米駅を出発。



苫米地駅に着くまでの間、青い森鉄道の概要を紹介します。青い森鉄道は、目時と青森を結ぶ、全長121.9km、駅数26の第3セクターです。現在は第3セクター最長路線ですが、来年3月23日にその座を三陸鉄道に明け渡す見込みです。旧東北本線の一部であり、貨物列車や「四季島」などの通過料が大きな収入の柱です。普通列車は、八戸を境に大きく性格を異にします。八戸以南は、IGR7000系及び青い森701系の陣容になっています。八戸以北は、青い森701系及び青い森703系が主力となり、「しもきた」のキハ100系などが加わります。



13時35分に苫米地駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。



トイレは跨線橋の真下に。ブロック積みですが、汲み取り式です。



西口に出ました。待合所には「活彩あおもり」と書かれています



その待合所の中をOPEN。6人分座れるベンチが設けられています。



駅前の様子。ビニルハウスとちょっとした住宅地です。バーデパークへは徒歩20分くらい。



跨線橋を渡って上りホームへ。陸前谷地駅などと同様の待合所が設けられています。



その待合所の中をOPEN。木製のベンチが1列になっています。



42分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前は古くからの住宅地です。



5分ほど西に進むとローソンが。でも、入口は国道104号沿いに。



ふと線路側を見ると、ニンニクと思われるものが植えられていました。



上りホームに戻ると、3082レが通過していきました


つづく

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