クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

おおさか東線の全通は2019年3月16日

2018-12-15 08:45:21 | 関西線

 昨日、JRグループは、来春のダイヤ改正の概要を発表しました。改正日は2019年3月16日ということで。
 まずは、JR北海道から。青函トンネルにて160km/h運転が可能だという確証がとれ、北海道新幹線は下り2本、上り1本で東京ー新函館北斗間で4時間の壁を突破します。キハ281系の「北斗」2往復がキハ261系に置き換えられます。また、直別、尺別、初田牛の3駅が廃止となります。夕張支線の廃止は自明の通り。
 次に、JR東日本。E7系が上越新幹線に新製配置され、「とき」(4往復)「たにがわ」(1往復)にてグランクラスが導入されます。また、中央本線は特急列車が全てE353系となり、新宿ー河口湖にて「富士回遊」が新設されます(2往復の設定でいずれも「かいじ」との併結)。「中央ライナー」「青梅ライナー」は、それぞれ特急「はちおうじ」「おうめ」となり、全車指定席のE353系となります。総武快速線の増発に伴い、「ホームライナー千葉」が廃止となります。大船渡線BRTにて唐桑大沢、西下が、気仙沼線BRTにて岩月が開業します。
 3番目に、JR九州。香椎線は、国鉄形気動車が一掃され「DENCHA」に塗り替えられます。また、折尾駅の新駅舎開業に伴い、鹿児島本線から筑豊本線の乗り換えに時間を要するようになります。糸島高校前の開業は自明の通り。
 JR東海は、「のぞみ」70本でN700A化して最高速度285km/h運転が実現します。
 そして、JR西日本。おおさか東線が全通し、新大阪ー久宝寺は15分ヘッドとなり、4往復の直通快速は新大阪ー放出ー久宝寺ー奈良の運転系統となります。「らくラクはりま」は、姫路6:21発と大阪19:04発が設定されます。広島近郊の普通列車(電化区間)は全て227系となります。梅小路京都西の開業及び寝屋川公園への駅名変更は自明の通り。
 JR西日本のダイヤ改正のもう1つの目玉は、227系1000番代の和歌山線への投入(5往復)です。ということで、和歌山線の国鉄形電車をみてみましょう。取材日は2018年7月28日(土)でした。



和歌山駅にて460Mを。105系SW002編成でした。



そのSW002編成の車内。オールロングシートで、天井に扇風機が付いています。



空調をご覧ください。荷棚に付けるタイプで、側面がいささか黄ばんでいます。



紀伊長田駅にて1462Mを。105系SW003編成でした。



西笠田駅にて1467Mを。105系SW005編成でした。



その後は1464Mに乗車。105系SW001編成でした。



五条駅から464Tに乗車。117系SG005編成でした。



そのSG005編成の車内。車端部を除いて転換クロスシートで、リネンが付いています。



北宇智駅にて475Mを。105系SP003編成でした。



北宇智駅から466Mに乗車。103系顔の105系SW008編成でした



そのSW008編成の空調。奈良線で走っていた103系と同タイプのクーラーに扇風機が付いています


 和歌山線の国鉄形電車は以上です。2010年に桜井線の駅巡りした際には万葉ラッピング車両がありましたが、今では117系を含めて水色に統一されています。これから始まる227系化への序章に過ぎません。
 さて、冒頭には出てこなかったですが、JR四国は、併結駅変更などの小幅な改正にとどまっています。秋に始まる2700系投入の前の静けさに違いありません。
 最後に東海道新幹線でのN700A増発がありましたが、来年度末に予定されている700系全廃への準備段階です。700系が定期運用を失うのは最早時間の問題といえよう。

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