クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

大和二見駅改築キネン乗り継ぎ(その11)

2020-07-10 19:36:22 | 関西線

16時59分発の469T(105系SW005編成)で和歌山方面へ。車内は「いわで夏祭り花火大会」な方で大混雑。岩出駅はバリアフリー化工事中だったのでスルー。



17時4分に船戸駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。この駅も「いわで夏祭り花火大会」の方で大混雑で、駅員も出動してました。普段の船戸駅は無人駅で自動券売機になっています。



それでは駅舎撮影。昭和10年3月築の木造駅舎が健在です



駅前広場は自転車の海。トイレは和歌山方にありますが、汲み取り式です。



滞在時間は46分。駅前は古い住宅地ですが、タクシー会社があったりします。



まずは突き当たりを左手に進みます。少し進むと石燈篭が。



少し開けてきたなと思ったら、紀ノ川に架かる県道10号の橋が。多くの若人達がそこに向かって行ったので、この付近が打ち上げ場所だったと思われます。



今度は右手に向かって進みます。5分ほど進むと弁財天社が。



弁財天社の近くには和歌山線の鉄橋が。踏切を渡って間もなく、左手に紀ノ川の堰が




道が狭いとはいえ一応県道132号ということで車通りが激しく、これ以上の進軍は危険と判断して駅に引き返します。折角なので、鉄橋を渡る1468Mを記録してきました。227系1000番代の2連で、今の和歌山線を象徴する光景です。



早めに駅に戻り、駅ノートに書き込みして下りホームへ。1470Mは105系SW005編成でした


 九州地方で甚大な災禍をもたらした「2020年豪雨」ですが、東海地方にも大きな被害をもたらしています。高山本線の飛騨一ノ宮〜高山間、飯田線の小和田〜中井侍間などで土砂流入、線路冠水などの被害が多数発生しています。「ワイドビューひだ」や「ワイドビュー伊那路」は当分の間運休です。早くても今度の連休までに、遅くてもお盆前に運転再開するでしょう。
 そんな中、明るい話題も入っています。JR西日本は今日、「せとうち広島DC」の看板列車である「etSETOra」が10月3日に運転開始すると発表しました。往路は広島から呉線経由で尾道まで行き、復路は尾道から山陽本線経由で宮島口まで行きます。車内サービスについては今詰めているところですが、全車グリーン車指定席の快速列車になるのは確かです。尚、運転日は、月曜日、金曜日、土休日が基本となります。

 

つづく



参考サイト   さいきの駅舎訪問

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大和二見駅改築キネン乗り継ぎ(その10)

2020-07-08 12:31:00 | 関西線

前回の記事で反映出来なかったですが、阪急電鉄は一昨日、「京とれいん 雅洛」及び「京とれいん」を来る7月11日に運転再開すると発表しました。これは、新型コロナの影響で4月からずっと運休していたものです。7月10日にプロスポーツの観客動員が再開されるということだし、今回の措置もこれに合わせたものでしょう。



さて、本題に。16時6分に打田駅に到着。南口の撮影を終えて北口へ。大正4年2月築の木造駅舎が健在です。既に多くの利用客が陣取っており内部の撮影を見合わせましたが、委託駅ながら窓口があり、営業時間は6:30~10:30です。尚、トイレは和歌山方に。



駅前の様子。一見する限り古くからの商店街ですが、北に0.6kmくらいの所に紀の川市役所があるのです。また、駅前からは紀の川地域巡回バスが出ていたりします。



陸橋を渡る前に下りホームへ。ミニ庭園があるのを発見しました


16時32分発の1467M(105系SW014編成)で和歌山方面へ。車内はもう縁日の雰囲気。



16時36分に下井阪駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



それでは駅舎撮影。昭和50年3月築の、吹きさらしの待合所です。トイレはありません。



待合所は1列の木製の長椅子になっています。その左手にはもう1基ベンチが。



で、駅入口には自動券売機が。



滞在時間は23分。駅前は閑静な住宅地。この駅の駅前も、紀の川地域巡回バスが出ていたりします。



駐輪場の横には県道119号が通じています。紀伊国分寺跡が北方1kmくらいの所にあったりします。「泉佐野25km」と出ており、何だか旅情を感じます



南方に4分ほど歩くと国道24号に出ました。ドラッグストアコスモス、DCMダイキ、オークワと郊外型店舗が並び、賑やかな一帯となっています。



下井阪駅と国道24号の間の水田地帯では、もう水が抜かれて稲がたわわに穂を付けてました


球磨川流域や筑後川流域で史上最悪レベルの水害をもたらした今年の豪雨。ここにきて、もう1つ悲しいニュースが入っています。一昨日から昨日にかけての豪雨で、久大本線の豊後中村~野矢間の第二野上川橋梁が落ちてしまいました。豊後森〜由布院間の復旧には恐らく1年くらいかかるでしょう。夏の繁忙期になれば、臨時の「ゆふいんの森」が博多から小倉、大分経由で設定されるはずです。2016年に民営化したJR九州ですが、この間の肥薩線といい弱り目に祟り目です。


つづく

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大和二見駅改築キネン乗り継ぎ(その9)

2020-07-06 20:24:35 | 関西線

15時27分発の460M(105系SW001編成)で粉河駅を出発。



15時30分に名手駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



では駅舎の中へ。委託駅ながら窓口があり営業時間は6:20~10:10です。それ以外の時間帯は自動券売機だけになっています。



それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる、端正なファサードをもつ木造駅舎が健在です。丸ポストがアクセントです。トイレは王寺方に。



滞在時間は26分。駐輪場の向かいには紀陽銀行が。



駅前からは県道121号が伸びています。どこにでもあるような住宅街なので、早めに戻りました。尚、駅前ロータリーからは紀の川地域巡回バスが出ています。残念ながら撮影が叶わなかったですが。


15時56分発の465T(227系SD08編成)で和歌山方面へ。座席が全て埋まっていて座れず。私の隣に立っていた女性に声をかけたところ「打田」だとか。打田駅には何があるのだろう。



16時6分に打田駅2番乗り場に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



では、南口の駅舎の中へ。右手には自動券売機が。



で、左手には5人分座れるベンチが。



さて、南口に出ました。香久山駅の新駅舎と同様の体裁の待合所です。



駅前の様子。徒歩6分くらいの所の国道24号沿いに公立那賀病院があったりします。

 

 話が変わりますが、7月3日~4日の「熊本豪雨」により球磨川では11ヶ所で堤防が決壊し、流域のほとんどで洪水が発生しました。特に人吉市内の被害は酷く、青井阿蘇神社の惨状は言葉がありません。今日現在で44名もの方が犠牲になっています。
 肥薩線では、鎌瀬〜瀬戸石間の球磨川第一橋梁及び那良口〜渡の球磨川第二橋梁がそれぞれ流失しました。アメリカ製の110年の歴史のある橋梁なので残念です。「かわせみ やませみ」「SL人吉」「いさぶろう」「しんぺい」については、年内はまず駄目でしょう。運転再開は早くても1年後になるでしょう。
 一方、くま川鉄道は、人吉温泉駅が冠水し、保有する全5両が水に浸かってしまいました。その上、川村〜肥後西村間の第四球磨川橋梁が流失しています。「運転再開には相当の期間を要する」としているものの、最悪の場合このまま「鉄道事業廃止」ということになりかねません。
 そして、肥薩おれんじ鉄道も、たのうら御立岬公園〜肥後田浦間の2箇所で道床流失がみられるなど被害が甚大で、八代〜出水間の運転再開には相当の期間を要するでしょう。夏期間の「おれんじ食堂」や「ななつ星 in 九州」は果たして設定されるかどうか。

 

つづく

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大和二見駅改築キネン乗り継ぎ(その8)

2020-07-04 17:25:00 | 羽越本線

14時に粉河駅に到着。20分ほど歩き、西国三十三か所三番札所である粉河寺へ。



いよいよ本堂へ。1720年(享保5年)に再建されました。御本尊は千手千眼観世音菩薩。折角参拝したのだから、400円払って案内されてもらえばよかったな。。尚、粉河寺の創建は770年です。



本堂の左手には千手堂が。



千手堂から階段を上がると、粉河産土神社へ(正確な漢字は出ません)。旅の安全を祈願してきました



そのたもとには「おんどり石」がありました



本堂に行くと汗びっしょりに。で、本堂の手前には日本庭園が。安土桃山時代の様式の石庭です。



駅に戻ります。まず通過するのは丈六堂。文化3年の再建で、昭和57年に解体修理されました。




丈六堂の手前には芭蕉句碑が。「ひとつぬきて うしろにおひぬ ころもがえ」。



丈六堂からしばらく進むと念仏堂が。



念仏堂には阿弥陀如来像が。文久2年(1862年)につくられ、総長が210m、像長が144mです。尚、念仏堂には池泉鑑賞式庭園がありますが、非公開です。



粉河寺の出口には童男堂が。延法7年(1679年)の再建です。その名の通りに童男大士を祀ってます。例年12月18日には「終い観音」として童男会が催されます。



駅に戻る途中、紀ノ川市役所行きの紀ノ川地域巡回バスがやってきました和歌山バス那賀による運行です。


つづく

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大和二見駅改築キネン乗り継ぎ(その7)

2020-07-02 20:02:45 | 関西線

前回の記事で反映出来なかったですが、JR北海道及び東急は一昨日、「THE ROYAL EXPRESS〜HOKKAIDO CRUISE TRAIN」が8月28日の運転回から運転を開始すると発表しました。初回の抽選倍率は8.2倍ということで。



さて、本題に。昼食を終えて2度目の歯磨きしてホームへ。2番乗り場には、1467Mになると思われる105系がずっと昼寝してましたこれを撮影し、13時3分発の457T(105系SW004編成)で五条駅を出発。吉野口駅で近鉄電車の接続をとった関係で4分ほど遅れてました。



14時ちょうどに粉河駅3番乗り場に到着。2面3線の構内です。



跨線橋を渡って1番乗り場へ。2番乗り場には103系顔の105系が待機してました当駅始発の1459Mです。今思えば郷愁の一コマです。



では駅舎の中へ。窓口(「みどりの窓口」ではない!)があり、営業時間は6:30~11:00(土休日は13:05)、14:25~19:00です。



それでは駅舎撮影。昭和30年12月築の、陸屋根の駅舎です。トイレは和歌山方に。



駅舎の前には童男大士像が流石は粉河寺の玄関口。



折角なので、粉河寺に行くことに。県道124号を2分ほど進むと、南都銀行と紀陽銀行が。



駅を出て20分あまり、古民家のような施設に出ました



川の手前にも童男大士像がいよいよ粉河寺です。



神社を通過して、朱塗りの大門へ。総檜づくりで、桁行12.48m、梁間7.48m、平面積93.38㎡です。各鬼瓦に宝永4年の刻印があることから、1707年の築と思われます。



大門を過ぎると太子堂が。文字通り、聖徳太子を祀っています。



太子堂を過ぎて、黒塗りの中門へ。粉河寺の山号は風猛山です。



中門の前には若山牧水の歌碑が。「粉河寺 遍路の衆の 打ち鳴らす 鉦々聞こゆ 秋の樹の間に」。左に折れて本堂へ。


話が変わりますが、JR東日本仙台支社は昨日、「リゾートみのり」のラストランを8月10日に再設定したと発表しました。仙台~小牛田~新庄と嘗て存在した臨時列車のルートで往復するのですが、旅行商品専用となります。


つづく

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