クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

E4系は秋のダイヤ改正で全車撤退へ

2021-06-10 17:15:00 | 新潟の鉄道

 JR西日本は、このコロナ禍で利用客が大幅に減少しているのを受けて、今秋にダイヤ改正を実施し、越美北線や小浜線などで大減便を行うと発表しました。いつになるかはまだ知る由ないですが、多分鉄道の日あたりになるのではないかと考えられます。これを機に、JR東日本はE4系を定期運用から外し、上越新幹線をE2系とE7系だけの世界にする腹積もりでしょう。
 そもそも、E4系の現状はどうなっているのだろうか。今春のダイヤ改正で5編成が運用離脱・廃車となっています。かろうじて残っている8編成は、「Thank you Max」のデカールが貼られています。越後湯沢以南では16両で走ることもあり、分割・併合のシーンが見られる駅では注目の的となっています。
 前置きはこれくらいにして、E4系の現状を見てみましょう。



2021年4月10日。「Maxたにがわ403号」は、P17編成+P52編成で越後湯沢駅14番線に到着。



P17編成とP52編成が「上国」の付近で連結されてますが…。



P17編成がガーラ湯沢駅に向かい、少しずつ離れていきます。



P52編成の分併装置は速やかに収納されていきます。



残されたP52編成のロゴを見てみましょう。8号車の新潟方には、「Thank you! Max! SAYONARA E4 LAST RUN 2021」が。



東京方には、一段と小さなロゴが。



一方、1号車の新潟方は、朱鷺のロゴの上に「Thank you Max! SAYONARA E4 LAST RUN 2021」が。



東京方は、行先表示器の脇に小さく「Thank you! Max!」が。



「Maxとき321号」は、P12編成+P17編成にて越後湯沢駅13番線に入線。



P17編成の方は、「Maxたにがわ321号」ガーラ湯沢ゆきです。



P12編成の方は、「Maxとき321号」として新潟に向かっていきます。分併装置の前には人だかり。



2021年5月1日。「Maxとき303号」に浦佐駅から乗ってみました。P52編成でした。



まずは5号車のビュッフェから。「日本海美食旅」の下にラストランのデカールが施されてました。ガチャが設置されていたり、ショーウィンドーにスムージーが飾られたりしていますが、「コロナ対策」のため車内販売はなし。



1階席に乗ってみました。壁が迫るさまは迫力あります。空と高い建物しか見えません。



2021年5月7日。「Maxとき313号」はP17編成でした。



E7系F11編成と並びます。このP17編成は、12時25分頃に一旦引き上げます。



2021年6月8日。「Maxとき324号」は、14時10分に入線します。P52編成でした。



で、新潟駅のショーウィンドーには「ありがとうMax」が掲出されてました


 E4系の現状は以上です。事実上、P17編成とP52編成しか表現されていませんが、E4系の「いま」が十分に分かったのではないでしょうか。この光景があと数ヶ月しか見れないということが未だに信じられません。
 最近、新潟駅の新幹線ホームの発車標を見たところ、E4系以外の充当列車の場合、ほとんどWi-Fi付きになっています。E4系がなくなれば、上越新幹線は全ての列車で無料Wi-Fiが利用出来ることになります。
 さて、最近の新潟の鉄道界を見たところ、先月中旬からOMに要検で入場していた115系N37編成は、昨日出場して今日の越後線156Mの前位を務めていました。そして、群馬、石川、熊本の3県に出されている「まん防」が13日をもって解除されることが決まっています。次は、越後堀之内駅についてお伝えします。

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SL村上ひな街道に乗ってきた(その6)

2021-06-08 16:19:38 | 羽越本線

14時30分発の129D(キハ110-206+キハ110-215)で水原駅を出発。



14時34分に神山駅に到着。一見する限り片面ホーム1面のみですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです。



では駅舎の中へ。4人分のベンチと乗車駅証明書発行機が備え付けられています。



それでは駅舎撮影。平成8年2月25日築の簡易駅舎です。トイレは新発田方に。



時刻表を。上り11本、下り12本です。滞在時間は53分。



駅前のバス停。阿賀野市営バスであり、水原方面と笹神方面が発着します。



駅前通りを数分ほど歩けば国道460号に至ります。国道沿いには工場が点在したりします。



私はというと、とあるポイントに向かいます。水原方には古い農業倉庫が。



2分くらい南下すると、神山ライスセンターを通過。



先客が居ましたが、とある用水路のストレートで回9836レを待ちます。ちょうど田起こしのトラクターがやってきましたで、これは肥料。



15時頃、例の9836レがEF81 140の牽引で通過していきましたそもそもこのEF81、あと何年活躍するのだろうか。



C57 180は最後尾に。来年も「SL村上ひな街道」が設定されるといいですね。



神山駅に戻りました。駅舎の前には大きな桜の木が。



15時27分発の831D(GV-E401-6+GV-E402-6)で新発田方面へ。新発田駅からは白新線940M(E129系B9編成)に乗り継いで新潟駅に行き、信越線3374Mや越後線156Mを撮影して帰りました。


 「SL村上ひな街道に乗ってきた」は以上です。今回は、「SL村上ひな街道」に乗車し、ついでに沿線で回送を撮影したという乗り継ぎ旅でした。村上駅に降り立った後、町屋の人形さま巡りもしましたが、90分の滞在時間では余りにも慌ただし過ぎました。もう少し人形さまを見たかったというのが正直なところです。
 そもそもこの「SL村上ひな街道号」、3月号の時刻表には載っておらず、『DJ鉄道ダイヤ情報』に掲載されているのみでした。新潟県民向けのジョイフルトレインとして、急遽設定されたのではないかと考えられます。果たして来年はどういう形態になるのだろうか。
 話が変わりますが、西武鉄道の「レッドアロークラシック」(10000系10505編成)は今日、小手指車両基地から横瀬車両基地へと廃車回送されました。5日の「西武・電車フェスタ 2021 in 武蔵丘車両検修場」におけるツアー列車が最後の営業運転でした。
 いよいよ新潟県では梅雨入り間近となり、E4系引退の足音が聞こえてきました。次は、E4系についてお伝えします。


最後までお読みいただきありがとうございます

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SL村上ひな街道に乗ってきた(その5)

2021-06-06 08:30:30 | 羽越本線

何とか村上駅12時26分発の羽越本線936M(E129系B9編成)に間に合い、回送列車の撮影場に向かいます。秋田から来たという眼鏡女性と相席に。村上で車が故障して新発田まで電車で行き、そこでレンタカーを借りて東京に行くというそう。かくいう私は、中条を出てから昼食。



12時59分に新発田駅に到着。13時22分発の128D(キハ112-201+キハ111-201)に乗り継ぎます。



13時39分に水原駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。



上りホーム上には白鳥のはく製が。瓢湖の最寄り駅であることを示しています。



では駅舎の中へ。「みどりの窓口」があり、営業時間は7:00~17:00です。左手には自動券売機が。窓口の横には5人分座れるベンチが。



左手には待合室が。19人分座れるベンチが設えられています。



それでは駅舎撮影。昭和40年10月築の、国鉄後期型駅舎です。ファサードが白鳥の羽根のようになっています。トイレは新発田方に。



2度目の歯磨きをしていると、村杉ゆきのバスがやってきました「ごずっちょ」のデカールが付いています



駅前の様子。県道255号が伸びています。徒歩5分ほどの所にあがの市民病院があり、国道49号に突き当たります。



県道303号を5分ほど進むと、玉崎山 西福寺に到着。



本殿に行き、旅の安全を祈願してきました



本殿の手前には地蔵尊がありました。卒婆塔も。



県道303号に出ました。すると、水原ゆきのバスと一瞬の邂逅瓢湖会館ゆきですね。



踏切から東に進めば古民家が。日本キャリアテクニカ学園が管理している、日本伝統家屋保存研究棟です。専門学校の授業で使うのかな。で、ここは明治天皇行幸所なのだそうです。



このまま瓢湖には行かずに、踏切の近くにある菅原神社へ。



本殿に行き、パンデミックの早期終息を願ってきました



梅の花が満開でした


つづく

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SL村上ひな街道に乗ってきた(その4)

2021-06-04 17:19:00 | 羽越本線

前回の記事で反映できなかったですが、東京メトロは一昨日、半蔵門線の新型車両である18000系を、川崎市宮前区の車両基地で報道公開しました。18000系は、外装だけでなく内装や吊革に至るまで「紫」で統一されています。8月に営業運転開始予定であり、2025年にかけて8000系を置き換えていく予定だといいます。



さて、本題に。益甚の隣にはきっかわが。鮭には圧倒されました。



手前に武者人形などを配し、奥に仏壇とひな人形が飾られてました



手前の男女のひな人形を拡大。10代かそれ未満といった出で立ちです。



鮭加工場の側にも土人形が。鮭びたしなどを売ってましたが買わず。



きっかわには日本庭園がありました。鮭の加工販売で財を成したのでしょう。



ひな人形が飾られていない間には屏風が。尚、この間には立ち入り禁止。



きっかわのはす向かいにある早撰堂へ。江戸中期の作と思われるひな人形です。これを撮影していると12時の時報~



早撰堂の向かいにあるうおやへ。江戸時代のひな人形で、二段に分かれてました。鮭を扱っている店舗だと思われます。



県道を挟んで向かいにある塩引館へ。横長に並んでました。このひな人形は江戸時代の作と思われます。



936Mに間に合わせるため、村上駅に急ぎます。その途中に九重園に立ち寄ります。本当はゆっくりしたい所ですが、撮影して終わり。



コミュニティーデイホームへ。体温測定などをされて中に入ると、大浜人形が。



大浜人形の脇にはひょうたん雛がありました。


話が変わりますが、JR西日本は昨日、「奥出雲おろち号」について、2023年度をもって運転終了することを正式に発表しました。「奥出雲おろち号」の客車は、「だいせん」時代から使われている12系客車です。製造から50年経過し、メンテナンスが年々困難になってきました。当該客車が2023年に全検の周期を迎えるということで。


つづく

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SL村上ひな街道に乗ってきた(その3)

2021-06-02 17:48:00 | 羽越本線

前回の記事で反映できなかったですが、JR西日本の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、緊急事態宣言の延長を受けて、6月19日出発分まで運休することになりました。また、「etSETOra」については、酒類の提供が当面の間中止になっています。一方、近鉄の終電繰り上げは、7月3日のダイヤ改正直前まで続くことになります。



さて、本題に。村上駅を出て1kmあまりで千渡里に到着。ここのひな人形は、娘の作った米細工でした。いわゆる料亭ということで、「お客様ですか」ときかれました。



千渡里から交差点を渡り、路地に入ると大洋酒造に到着。



中に入ると、歴代の盃が展示されてました



別の一角では、土人形が展示されてました。右手には「大洋盛」が。尚、試飲の類はなかったですが。



小路を抜けて県道531号へ。富士美園に入りました。お茶屋さんです。



そこには年代の異なる雛人形が飾られてました。折角なので、抹茶もなかを頂いてきました



上町交差点の付近に行き、小杉漆器店へ。五月人形でした。尚、古い方のひな人形は撮影不可。



町家広場のトイレの向かいの「やまわき」へ。文化14年8月のひな人形でした。お殿様とお姫様のシンプルな姿。



交差点を渡って県道286号に入り、池田屋へ。大浜人形でした。土人形と思われます。



大光銀行、薬の大町キムラが休みで益甚へ。左から竹田人形、武者人形(加藤清正)が飾られてました。大洋盛がお供えされてました



その武者人形の脇には神棚があり、御殿飾り雛とささやかなご馳走が並んでました。尚、その飾り雛は嘉永15年の作と伝えられています。尚、屏風には源氏物語のストーリーが描かれてました。


話が変わりますが、京阪電気鉄道は昨日、5000系の引退時期を6月から9月頃に延期すると発表しました。これは、車両運用の見直しにより、13000系5次車の投入時期を先送りすることによるものです。5000系引退イベントも感染状況を鑑みて再設定するといいます。矢張り、これもコロナ禍の影響でしょう。


つづく

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