土合駅に行く前にニュースをお伝えします。南海電鉄は昨日、他社との磁器連絡定期券の発売を9月14日に終了すると発表しました。PiTaPaやICOCAなどICカード利用の促進を一層図るためです。このコロナ禍により、非接触式サービスへの流れが一層強まっているといえます。
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さて、本題に。越後湯沢駅で「Maxたにがわ403号」を撮影し(参考記事はこちら)、9時54分発の1728M(E129系B24編成)で上越国境へ。
10時20分に土合駅に到着。上りは片面ホーム1面+側線1本の構内です。
駅舎に向かっていくと何やらシェルターが。何を意味しているのだろう。豪雪地帯であることを物語っているに違いありません。
ホームの端から「出口」へ。新清水トンネルが出来る前、土合駅は島式ホーム1面2線だったのではないでしょうか。
駅舎に入りました。群馬DCの幟がひっそりと。
待合室の中へ。金属製のラッチ跡が土合駅は、私が大学生の時まで駅員が配置されており、下り列車の改札は10分前に締め切られたものでした。
現在は、乗車駅証明書発行機が備え付けられています。当駅から乗車する客(18きっぷなどを除く)は、乗車駅証明書を受け取って車掌から乗車券を購入することになっています。
乗車駅証明書発行機の脇には、上越南線直轄工事記念碑が。年月が経ってだいぶ読みにくくなっています。昭和6年8月にこの区間が開業して上越線がつながったのです。
水上方にある窓口と荷物扱所の跡。「駅舎mogura」というカフェになっています。でもその中は、「3密」とマスクなしという例のガイドラインには程遠い状況。
というのも、綿引家、勝田家の結婚式が行われていたのです
で、その向かいには9人分座れるベンチが。奥の待合室は、荷物置き場になってました
では駅舎の外へ。でもその前に、看板をご覧ください。「谷川岳は美しい、しかし険しい山です。(中略)登山届は必ずしてください。」
それでは駅舎撮影。昭和42年築のコンクリ駅舎です。トイレは長岡方に。
駅名標をご覧ください。「ようこそ日本一モグラえき土合へ」
時刻表を。1日5往復です。土休日のみ運転する8728Mなどは反映されておりません。
話が変わりますが、JR東日本は今日、7月から9月にかけて本社勤務などの社員を1日あたり200名程度を一時帰休にすると発表しました。このコロナ禍で厳しい経営状況が続いているためです。ただ、「新宿さざなみ」「新宿わかしお」などの指定席の発売を開始するとしていますが。
つづく