1月5日から2月3日までを”寒の内”といいます。
いわゆる”寒中”です。
小寒の初めから大寒の終わりまでの間、1年で最も寒さの厳しい期間です。
15日は、小正月と言われ、また女正月とも云われいますが、さて・・・今は死語なようです。
16日は、藪入りです。 住み込みで働く人たちが実家に帰ることで、宿下がりともいいます。
どうやらこれも死語となっているようです。
さて、16日は、これも死語になっているのでしょうか、”念仏の口開け”です。
年が明けて初めて仏様を祀って念仏をする日だそうです。
正月の神様が念仏嫌いであると言うことから、12月16日の”念仏口止め”からこの日まで正月の間は念仏を唱えないこととされています。
昨年の水彩画から 一昨年秋に訪れた丹波路洞光寺にて F8
この日、地獄の釜の蓋が開いて、鬼も亡者も休むとされる日でもあります。
”初閻魔(はつえんま)”と言うらしいですが・・・・これも死語???
これら、僕だけが知らないだけなのでしょうか・・・・
今は死語になって使われない言葉も、その昔のある時期は流行語であり、季節にあった言い伝えや生活に密着した言葉があります。
その死語となっているものを考えると、その時代の人達の生活や考えが分かるような気がします。
今は、死語になっているとは言え、その当時の事を考え、今にも生かしていきたいものです。