徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

今日は、勤労感謝の日・・・・

2011年11月23日 13時18分23秒 | 今日は、何の日

今日は、勤労感謝の日で、国民の祝日です。
この日は、「勤労を尊び、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」と法律には書いてあります。

この法律が出来る(昭和23年)前は、新嘗祭といわれ、飛鳥時代から国家行事でした。
農業国家である日本は、古くから神々に五穀の収穫を祝う習慣がありました。

その年の収穫物に感謝する大事な行事として、飛鳥時代の皇極天皇の時代にはじまったとされています。

アメリカなどの感謝祭(Thanksgiving)とは、ほぼ同時期である11月第4木曜日ですが、これは偶然だそうです。
生産を祝う点では感謝祭も同じですが、勤労に対する感謝は別にレイバー・デー(9月第1月曜日)があります。

 ”小雨に煙る上高地・河童橋”F8号

  今年8月に訪れた上高地に、小雨が降り、遠く穂高連山もぼやけて見えませんでした。

 

今年の、この日は、24節気では”小雪”と称し「わずかながら雪が降り始めるころ」とされていますが、北海道などでは既に降っていますが・・・
なお、12月7日は”大雪”です。

72候では、”虹 隠れて見えず”とあります。
つまり、虹は雨を司る龍の一種とされ、このころから翌年の春まで雨が降ることが少なく、虹も姿を隠すとされています。

11月23日は、語呂あわせでも色々な記念日があります。
いいふみの日、いい兄さんの日、いい家族の日 (家族=フ(2)アミ(3)リー)

他に、外食の日、手袋の日、ゲームの日などがあります。


今日は、立冬・・・・・

2011年11月08日 13時55分09秒 | 今日は、何の日

今日11月8日は、”立冬”です。
今年は、平均気温より高めの日が続き、比較的暖かでした。
が、今朝は、立冬ということでもないのでしょうが、やっと平均気温に近づき、肌寒い日となりました。

”立冬”とは、二十四節気の一つで、霜降から数えて15日ごろで、立冬は冬の始まりのことです。
”立”には、新しい季節になるという意味があるそうです。

この二十四節気は、以前にも書いたのですが、太陰暦を使用していた時代に季節をあらわすための工夫として考え出されたものです。
1年を24に等分し、その区切りと区切られた期間に付けられた名前で季節の節目を示す言葉として使われています。

 
  昨年 訪れた光明寺です。  これから”もみじ”が鮮やかな季節となります。

二十四節気で、立冬の次は11月22日の小雪、次が12月7日の大雪と続きます。

11月は「霜月」とも云われ、霜降り月の略です。
他に「神楽月」「神帰月」「雪見月」「雪待月」「鴨月」「露隠葉月(つゆこもりのはづき)」とも云われ、季節をあらわす言葉で、昔の人は中々風流です。

この日から暦の上では冬となります。
ここからは、「木枯らし」「時雨(しぐれ)」「小春日和」という言葉が季節にピッタリとします。
いずれも、晩秋から初冬にかけての言葉です。

「木枯らし」は、北よりのやや強い風のことです。
厳密には、冬型の気圧配置になって、北または西北西の風が吹き、最大風速8メートル以上で、日中の気温が前日より2~3℃低くなることが条件です。(気象庁)

「時雨」は、やはり晩秋から初冬にかけて、一時的に風が強まり、急に降っては止む雨をいいます。
一般的に、時雨は「過ぐる」から出た語で、通り雨の意で、雲が去り、雨が止み、すぐに陽が射して虹がかかることがあります。

「小春日和」も晩秋から初冬にかけて、春のように暖かく、穏やかな陽気になることがあります。
”小春”とは、陰暦10月の異称で、今の暦では大体11月から12月の上旬にあたります。
春の季節と間違うことがありますが、この言葉は、今頃に使う言葉なのです。

   干し柿もこの季節の風物です


今日は、文化の日・・・・文化も色々

2011年11月03日 12時02分41秒 | 今日は、何の日

今日は「文化の日」です。
国民の祝日に関する法律には、この日は「自由と平和を愛し、文化を進める」とあります。

この日は、1946年(昭和21年)に日本国憲法が公布された日です。
5月3日の憲法記念日は、公布から半年後の1947年(昭和22年)に施行された日です。

日本国憲法が、公布された日を「文化の日」としたのは、この憲法が平和と文化を重視していることからと言われています。
それまで、この日は、明治憲法下では、明治44年までは「天長節」、昭和2年以降は、昭和22年まで「明治節」として、明治天皇の誕生日による休日となっていました。

 今年5月のオランダの思い出  F8号

では「文化」とは、何なんでしょうか?

広辞苑などからは、人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果とあります。
一口に文化といっても、技術、学問、芸術、宗教、道徳、政治といったもので体系付けられるものであり、広範囲に及びます。

その中でも精神的に生活に密着したもので、それは民族、国家はもちろん、人間が集まるところに、文化が生まれます。

なにも長い歴史が必要ではなく、現代では個別化、細分化が進んでいるようです。
でも、同じ趣味や意見などでインターネットで結ばれるのは文化とは言い難いと思いますが・・・・。

文化は、単なる精神的結びつきではなく、生活に密着したものではないでしょうか?
従って、その集団の文化を理解するには、その人たちの思想も理解する必要があるようです。

 ベルギー マルクト広場 F30号

この日も色々の記念日があります。
文具の日、レコードの日、ハンカチーフの日、アロマの日など,文化的などと言って、それぞれの協会や業者が制定しています。

マンガの日は、漫画を文化として認知して欲しいということで、日本漫画協会が制定しています。
          ちなみに、この日は、手塚治虫氏の誕生日だそうです。
ゴジラの日は、1954年(昭和29年)に東宝の怪獣映画「ゴジラ」の第1作が封切りした日です。
他に、語呂合わせで制定された記念日もあります。
「いいお産の日」「みかんの日(12月3日も)」「サンドウイッチの日」「いいレザーの日」などがありますが、かなり無理やりこじつけているものもあるようです。


今日、八朔ってどんな日・・・・

2011年08月01日 14時27分57秒 | 今日は、何の日

8月1日は、八月朔日を略して「八朔(はっさく)」と呼ばれています。
元々は、旧暦の八月(現9月1日)の行事で、その年の新しい穀物を取り入れたり、贈答したりして祝う日だそうです。

 この頃、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を恩人などに贈る風習が古くからありました。
このことから、田の実の節句ともいわれ、「田の実(たのみ」にかけ、武家や公家の間でも、日頃お世話になっている人にその恩を感謝する意味で贈り物をするようになったそうです。

これが、京都の祇園などの花街でも、芸妓や舞妓がお茶屋や師匠宅に挨拶に回るのが伝統行事になっています

地方でも様々な行事が行われています。
福岡県え遠賀郡では「八朔の節句」として長男。長女の誕生を祝い、男児は藁で編む「わら馬」。女児は米粉で作る「団子雛」を家に飾る風習があり、300年以上の伝統行事だそうです。

香川県丸亀市では、男児の健やかな成長を祈りその地方で獲れた米の粉で「八朔だんご馬」を作る風習があるそうで、これは馬術の名手曲垣平九郎に因んでいます。

この日、江戸幕府は、正月に次ぐ祝日としました。
その訳は、徳川家康が江戸城に入城したのが、天正18年8月1日であったことから、江戸幕府はこの日を特別な日と定めました。

    ”ハッサク” ミカン科、柑橘類のひとつ
      毎年、旧暦の8月1日ごろが、食べごろだそうです。

8月1日は、これ以外にも記念日が定められています。
水の日 
・・・・ 1977年(昭和52年)に限りある水資源を大切にしようと、閣議了承された記念日。
          1年で最も水の使用量が多い月ということで、この日から1週間を「水の週間」として
          節水を呼び掛けています。

バイキングの日 ・・・・ 2008年、帝国ホテルが制定しました。

観光の日、観光の週間 ・・・・ 1965年(昭和40年)に総理府が制定しました。
           観光道徳の向上、観光地の美化、観光資源の保護、観光旅行の安全の確保などを
           目的に、観光全般について考え、行動する日。

語呂あわせでも色々な記念日があります。

肺の日 ・・・・ 日本呼吸器学会が1999年(平成11年)に制定、「8」「1」を「は」「い」の語呂あわせ。
麻雀の日 ・・・・ 全国麻雀業組合総連合会が「8」「1」を「パ」「イ」という語呂あわせで。
島の日 ・・・・ 長崎県が「ハッ(8)ピーアイ(1)ランド」の語呂あわせ。
パインの日 ・・・・ 沖縄県や農林水産省などが「パ(8)イ(1)ん」の語呂合わせ。
語呂合わせではありませんが、「自然環境クリーンデー」を環境省が制定しています。

 


土用の丑の日に、なぜウナギなの!

2011年07月21日 12時50分04秒 | 今日は、何の日

今日、7月21日は、土用の丑の日で、ウナギを食べる風習があります。
土用の丑の日とは・・・そしてなぜその日にウナギを食べるのでしょうか?

 今年の土用の期間に丑の日が2度あります。
なお、土用の丑の日というのは、なにも夏だけではなく、春夏秋冬それぞれにあります。

そもそも、土用とは、何なんでしょう。
土用とは、五行に由来する暦の雑節で、1年のうち、不連続な4つの期間で四立(立夏、立秋、立冬、立春)の直前の約18日間ずつを言うのだそうです。

今年に限って言えば、土用は7月20日(土用の入り)~8月7日(土用明け)までで、その間の丑の日が7月21日と8月2日です。   
と言うことは、今年の立秋は8月8日となります。

つまり、8月8日が立秋で、その前日、土用明けの日は節分となります。
夏の節分については、2010年8月6日の当ブログに書いていますので、興味ある方は、そちらを見てください。

 

  水彩画 花まつり F8 
   昨年、京都・仁和寺を訪れた時、お釈迦様の誕生日でした。                 
   
ブログ内容とは、関係がありませんが・・・・・・                          

 

では、なぜ、土用の丑の日に”ウナギ”なのでしょうか?

諸説あるようですが、一番一般的で知られているのが、平賀源内が発案したという説です。

江戸時代の末期、夏に売れないウナギをどうすれば売れるか平賀源内に相談しました。
源内は、「丑の日に”う”の字が付く物を食べると夏負けがしない」という伝承からヒントを得て、「本日丑の日」という看板をかけさせたところ、物知りで通っていた源内の言うことだからといことでウナギ屋が大いに繁盛し、それ以来、他のウナギ屋も真似をし、土用に丑の日にウナギを食べる風習が定着していったという。

ただ、”う”の付くものであれば、良いのであれば、梅干しとか瓜とか、牛(牛肉)でも良いのですが、これのキャンペーンは、ほとんど普及していません。
但し、江戸時代には牛を食べる習慣はありませんでしたが・・・・・


実際、ウナギには、ビタミンA・B群が豊富に含まれ、夏バテ、食欲減退防止には、効果的だそうです。

その他の説は、大量のウナギのかば焼きを作ったウナギ屋が、子の日、丑の日、寅の日の3日間で、丑の日に造ったかば焼きだけが悪くなっていなかったという説。

毛筆で「うし」という字を書けば、まるで2匹のウナギのように見えることからという説。

いずれにしても、バレンタインのチョコレートとか、節分の恵方巻きと同じように、断固たる由来があるわけではなく、マーケテイングの一種なのです。
誰もが、人と同じようにしたいという願望も手伝って、購買意欲をかき立てるものであるのに違いありません。

 

三寒四温って今の時期なのでしょうか?

2011年02月11日 11時05分14秒 | 今日は、何の日

「三寒四温」とは、冬の時期に寒い日が3日くらい続くと、あとは比較的暖かい日が4日程続くとという意味の言葉で寒暖の周期をを表しています。

もともと中国東北部や朝鮮半島北部で、冬の時期に使われていたのですが、日本に伝わって、最近は、本来使われる冬ではなく、春先に使われることが多くなってきました。

        

日本では、早春に低気圧と高気圧が交互にやってきて、低気圧が通過し寒気が流れ込んで寒くなった後、今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。

ということで、本来、使われる時期とは異なるのですが、日本では寒暖の変化がはっきり表れる春先の今の時期が良いのではないでしょうか?

本来とは違う意味として使われるようになった言葉には、「五月晴れ」とか「五月雨」があります。
「五月晴れ」も「五月雨」も、本来、梅雨の時期の言葉なのですが、今では5月の時期に使われます。

  
 昨年の梅  伊丹緑が丘公園                   昨年の梅  北野天満宮

太陰暦を使用していた時代に季節をあらわすため工夫として考え出せれたものに二十四節気があり、これについては以前述べましたが、その二十四節気をさらに3つに細分化したものに七十二候というのがあります

一候を5日程度と短いため地域差や年毎の気候の違いにより現実とは少々異なりますが、あくまで目安と考えれば良いと思われます。
本来は、中国から伝わったものですが、日本に伝わってからは、色々と日本的に書き換えられ、時代や作者の違いがあり、正しいというものはないようです。
が、季節の移り変わりの参考にはなると思います。

七十二候は、二十四節気のうち立春から一候が始まっています。
2・3月の時期にあたる七十二候は次の通りです。(4月以降については、その都度に載せます)

立春                        啓蟄
  
 一候  2月4日   東風凍を解く          七候  3月6日   巣籠もりの虫戸を開く 
    二候  2月9日   うぐいす鳴く           八候  3月11日  桃初めて咲く
    三候  2月14日  魚氷にあがる          九候  3月16日  菜虫蝶と化す    

雨水                        春分
  
 四候  2月19日  土が潤い起こる        十候  3月21日  雀始めて巣くう
    五候  2月24日  霞始めてたなびく       十一候  3月26日  桜始めて開く
    六候  3月1日   草木萌え動く          十二候  3月31日  雷声を出す

最近は、温暖化が進んでいると言われ、季節感が失われてきているようです。
いつまでも、四季折々の風情を楽しめるようになって欲しいものです。

  梅一輪  一輪ほどの  暖かさ         暖かさ  梅に誘われ 春近し  


節分と豆まき

2011年02月03日 11時01分50秒 | 今日は、何の日

字のごとく「季節を分ける」ことから節分と言われています。
現在では、節分と言えば立春の前日だけを指すようになりましたが、本来は、季節の始まりを示す立春、立夏、立秋、立冬の前日は、いずれも節分なのです。

それでは、なぜ立春の前日の節分だけが現在も残っているのでしょうか?
旧暦では、この日は、元日で「春節」といい、年の始まりなのです。
”立つ”と言うのは、”始まり”の意で、「立春」は、年の始まりなのです。

つまり、旧暦では、春の節分は、1年の節分のなかでも重要な位置を占めたのです。

           

なぜ、”豆まき”をするのでしょうか?
穀物や果実には「邪気を払う霊力」があると考えられており、豆を蒔くことで豆の霊力により邪気を祓い、福を呼び込むと考えられていました。

節分には、イワシの頭を門に置きますが、これは、イワシの頭の悪臭で、邪気が家に入るのを防ぐという意味があるそうです。

恵方については、当ブログの2010年2月3日と4日付けでも書いていますので、興味のある方は、ご覧下さい。

http://blog.goo.ne.jp/ganbaro433/e/5443f3e79c86ee935aa1424ec1a9f6b9


節分に「恵方を向いて太巻きを食べる」というのは、関西が発祥の地で、海苔屋の宣伝から始まったのは有名ですが、最近は関西のみならず、各地に広がっているようです。
ちなみに、今年の恵方は「南南東」です。


「勤労感謝の日」と「新嘗祭」

2010年11月23日 08時59分20秒 | 今日は、何の日

昨日11月22日は、語呂合わせで、11(いい)2(ふ)2(ふ)「いい夫婦」の日でした。
そして、二十四節気で「小雪」でした。

「小雪」とは、陽射しは弱まり、冷え込みが激しくなる季節で、木の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃です。

暦の上では、11月7日の立冬で、冬は既に始まっています。
二十四節気では、昨日の「小雪」そして12月7日ごろの「大雪」、12月22日頃の「冬至」で本格的な冬を迎えます。

さて、今日11月23日は、「勤労感謝の日」で国民の祝日です。
「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」です。
祝いたくとも、職がなく、祝うことも出来ない人もおられることでしょう。

戦前は、この日を「新嘗祭」と言っていました。
明治6年(1873年)に制定され、昭和22年(1947年)までの祭日で、天皇が新穀を天神地祇に勤め、これを食する祭儀です。

          
             2008年10月作  F6           2009年10月作  F6    

11月23日は、これ以外に、色々制定された記念日があります。

J リーグの日   平成4年(1992年) J リーグ初の公式戦の決勝戦が行われたのを記念
            して制定されました。

外食の日      昭和59年(1984年)に日本フードサービス協会が創立10周年を記念
            して設けた日で、家族で外食することの楽しさを知ってもらうため、祝日
            の勤労感謝の日としたという。
他に、「ゲームの日」「手袋の日」など

また、語呂合わせでは、
いい兄さんの日      いい(11)にい(2)さん(3)
いい家族の日       いい(11)ファ(2)ミ(3)リー


今日は、「夏の節分」です。

2010年08月06日 11時12分07秒 | 今日は、何の日

明日(8/7)は「立秋」、ということは、今日は「節分」です。
「節分」は、なにも2月だけではありません。
「節分」とは季節の節目のことで、立春、立夏、立秋、立冬の前日はすべて「節分」です。
ということは、今年の恵方は「西南西」で、恵方巻きでも食べますか・・・・

 
   猫も暑さに参っています。   水彩画  6号
  
  

今年の気温は、昨年に比べてかなり高くなっています。
この節分の前後から平均気温も下がってくるのですが、今年は、その気配がないようです。
                          下記は、すべて大阪での気温です。
                   平均最高気温  昨年の最高気温   今年の最高気温
  8月1日     33.3        30.7         34.8 
     2日     33.4        30.9         36.3
     3日      33.4        33.9         35.6
     4日     33.4        34.7         36.5
     5日     33.4        32.6         35.8
     6日     33.4        32.3         (35)
     7日     33.3        33.9         (34)
                                 ( )は予想気温
 平均気温では、8月2日から6日までが最高値で7日から下がってきます。

 今年の最高気温は、昨年に比べ2℃から4℃高いようです。
 最低気温も平均25.3℃~25.5℃に対して 昨年は24~25℃だったものが
 今年は27~28℃と昨年に比べ3℃~4℃も高くなっています。

今年の暑さの特徴は、最高気温が高い日が続いていることにもあるのですが、それより、最低気温が高いことによる方が体感的に暑く感じるのではないでしょうか?

昨年は、8月中旬から9月にかけて暑かったのですが、今年は、7月の梅雨明けからこの暑さが当面続くと予報されていますので、少々うんざりしています。

暦では、秋といっても実感がわきませんが、早く秋が来るのが待ち遠しく思う今日この頃です。


今日は「氷雪融け”雨水”温む」ころです。 

2010年02月19日 15時54分54秒 | 今日は、何の日

雪から雨に変わり、雪が融け始めるころで、二十四節気で「雨水」と言われています。
歴便覧では、「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」とあります。

寒さも峠をこえ、衰退し始め、春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もあります。
この頃、昔から農耕の準備を始める目安とされています。

昔から、農耕に基準をあわせ、1年を24等分して、その区切りに名前を付けたのが二十四節気です。
「雨水」もその二十四節気の一つで、季節を良く表した言葉として、今でも良く云われています。

  
              近所の梅は、今が見ごろです。        

もちろん、これは太陰暦で季節を表すための工夫として考え出されたもので、太陽歴での今日2010年2月19日は、太陰暦では2010年1月6日となります。
2月4日に旧正月を迎え、その日は、二十四節気の「立春」でした。

 

春の二十四節気は、
 2月4日の「立春」    2月19日の「雨水」   これを初春とし
 3月6日の「啓蟄」    3月21日の「春分」  これらを仲春といい
 4月5日の「清明」    4月20日の「穀雨」  これらを晩春といいます。

これらの二十四節気の日は、「節入り」といい、次の節入りまでの期間の”約”15日間を云います。
つまり、「雨水」は、今日から次の「啓蟄」までの期間をいいます。
この日は、冬至から数えて”約”60日目になります。
”約”というのは、年によって二十四節気の日付は、若干異なるからです。