徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

温泉めぐりの旅 ーその4ー  万座温泉から嬬恋高原を・・・

2019年11月20日 19時23分42秒 | 旅行・観光

万座温泉は、群馬県吾妻郡嬬恋村(つまこいむら)にある上信越高原国立公園内の標高1800mにあります。

日本最高所の温泉の一つです。
白濁、または黄濁した湯が特徴で硫黄成分の含有量が日本一だそうです。

   
  真ん中の黄色部分は嬬恋村 中に万座温泉が・・・              万座温泉の源泉 


草津白根山山麓にあり、冬はスキー客でにぎわい、1年を通じて以前から湯治客がにぎわっていました。

温泉街といっても旅館・ホテルが7軒ありますが、コンビニがなく、各宿泊施設の売店しかありません。
少々寂しい感がしますが、それでもスキーに関する映画の撮影があったので、知る人ぞ知るスキー場だそうです。

 効用として、消化器系、内臓系、糖尿病などに良く効くとのこと、さらに関節痛やリユーマチにも良いとか。

さて、上田城へ、嬬恋(つまこい)高原を通り、長野県上田市にむかいました。

この嬬恋高原の嬬恋村は、東に草津町、西、南、北の三方は長野県に接しています。
嬬恋の名前の由来は、日本武尊と愛妻「弟橘姫(おとたちばなひめ)」と間のロマンスに満ちた伝説に由来するものです。

日本武尊が東征の帰路、今の鳥居峠を越える時に亡き妻の追慕のあまり「吾嬬者耶(あづまはや)」(ああ、我妻よ、恋しい」と嘆いた故事にに因んで嬬恋村と名づけられてと言われています。

  
           キャベツ畑 と 愛妻の丘の表示    上記全ての写真はネット検索から引用しました

この嬬恋高原はキャベツの産地として有名で、「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」ということでも有名です。

さて、次回は上田城を・・・そこから最終の目的地、草津温泉へ


温泉巡りの旅 -その3- 吾妻渓谷から万座温泉へ

2019年11月11日 15時32分52秒 | 旅行・観光

水沢寺を後にして、一路吾妻渓谷(あがつまけいこく)にむかいました。
この吾妻渓谷の上流にはあの話題の八ッ場ダムがあります。

八ッ場ダムは利根川の主要な支流である吾妻川の中流部に建設された多目的ダムです。

 
   吾妻渓谷周辺図             猿橋建設予定地との記載は昨年に竣工しました
               なお、紅葉台から猿橋間を八丁暗がりといい国指定名勝となっています


このダムについては後に記しますが、まずこの吾妻川にある吾妻渓谷を訪れました。
群馬県吾妻郡を流れる吾妻川の渓谷で、渓谷中で最も川幅が狭まった八丁暗がり付近を特に吾妻峡と呼んでおり、国指定名勝とされています。
約3.5Kmにわたる渓谷で、大昔に火山が噴出した溶岩を、川水が深く浸食してできたものと考えられています。

  
      猿  橋       

 
猿橋を渡って旧JR吾妻線沿いの国道145号線に出て、樽沢トンネルの先から渓谷に降ります。
そのから急な坂になり、鹿飛橋にでます。 
ここから、台風の前は水量もあまりなかったとのことですが、V字型の川の流れは音を立てて水量も多く少し濁った色の水が勢いよく流れていました。
我々はここから引き返しました。

  

  
   紅葉が少し進んでいるようです           鹿飛橋

 
八ッ場ダム建設に伴い線路をつけ替え、この145号線沿いのJR吾妻線岩島駅と長野原草津口駅間を、今後取り除かれることになるようです。
ここの樽沢トンネルは、日本一短いトンネルとして有名で、全長7.2mで水没区域外で水没は免れていますが新線付け替えに伴い用途廃止となりました。 
ちなみに、樽沢トンネルに代わる、今の日本一の短いトンネルは、JR西日本の呉線 川尻トンネルの8.7mです。

 

 

 

この八ッ場ダムの建設は半世紀にわたる建設の可否が問題にされていました。
吾妻渓谷はこの八ッ場ダムの建設で多くの自然破壊が取りざたされ、地元の猛反対でともかく残すことが出来たということです。

そして、1時は政権の交代によって建設が中止されていましたが、今の政権によってふたたび建設され、先日の19号の台風による大雨でこのダムが洪水を防いだと言われています。

このダムは来年2020年に本格稼働の予定だったもので、今年の10月1日から安全性を確認するための試験が開始したところでダムには水がほとんどなかった状態だったそうです。

今回は全く放流していないこともあって大きな治水効果を発揮したことは事実でしょう。
しかし、それも1つの施設だけで利根川の洪水を防いだとは言えないという意見もあり、今後の慎重な検討調査が必要なようです。

  車中から八ッ場ダムの一部

 八ッ場ダムを後にして、2泊目の万座温泉にむかいました。

 


温泉めぐりの旅 ーその2ー 万座温泉への路 NO.1

2019年11月03日 10時06分29秒 | 旅行・観光

伊香保温泉から万座温泉への途中、榛名湖、水沢寺、吾妻渓谷を見学しました。
今回は榛名湖と水沢寺を紹介します。

  今回、旅行の主な訪問地
                  
 (上記の地図内で群馬まいたけセンターだけ訪問していません)

榛名湖へは、伊香保温泉から車で約10分程で到着します。
残念ながら濃霧が立ち込め本来なら見える榛名山どころか湖水が見えません。

 榛名山は群馬県内上毛三山の一つです。 上毛とは上毛野の略で旧国名の上野国のこと。
上毛三山とは、榛名山、赤城山、妙義山のことで榛名湖はカルデラ湖で水系は利根川に通じています。

この利根川が先の台風の大雨で氾濫しなかった理由などを次回の吾妻渓谷で説明します。

  

  

   霧に囲まれた榛名湖 幻想的な風景でこれもまた趣があり良かった。 ここでも紅葉が・・・  

    ☆     ☆     ☆

次の水沢寺は坂東三十三ヶ所の代十六番目の札所で十一面千手観音がご本尊です。
1300年の歴史を持ち、水沢観音として県内のパワースポットとして親しまれています。

      

                        本  堂  

ユニークなのは、本堂の隣にある六角二重塔(輪蔵)です。
六地蔵と大日如来が安置され県指定の重要文化財で、回転する地蔵尊が祀ったあります。
人力で回しています。 左回りに3回転させると願いが叶うとされています。

 

  
  六角二重塔  六道とは地獄道、飢餓道、畜生道、修羅道、人間界、天人界だそうです。

 

       本堂と六角二重塔      

多くの人が何を願っているのか、3回転すると次の人に代わっていました。
周りはうっそうとした林のなかで、静かさのなかお詣りする人々の熱気が伝わってきます。

この水沢寺は海抜1194mです。 なお 榛名湖は1084m。 ちなみに榛名山は1449mです。

 

ここから、吾妻渓谷のむかい、次回はこの吾妻渓谷とその周りに起こっている出来事を伝えます。


温泉めぐりの旅 -その1ー 伊香保温泉 

2019年10月29日 08時23分22秒 | 旅行・観光

台風19号、そして台風21号と立て続けに記録的な大雨で浸水被害が千葉や福島など5県にかけて起こっています。 
被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます、又なくなった方にはお悔やみ申し上げます。

8月から計画していたし、キャンセルも多く出ていると聞いていますので、応援のつもりで、旅行に参加しました。

まず、1日目は、伊香保温泉へ

  
   伊香保温泉は、この階段が有名です。         階段は365段あります。


  

ではこの伊香保という名前の由来は、どこから出ているのでしょうか・・・
諸説あるようですが、一つはアイヌ語のイカホップ(たぎる湯)からこう呼ばれているとか、または上州名物のイカズチ(雷のこと)と燃える火(ホ)と関連があるところから呼ばれている等と伝えられています。

   
    階段の上には神社があるとのこと。         既に紅葉が始まっています。   
   僕は途中までしか行きませんでしたが・・・     明日からの旅も紅葉がついてきます
 

 

伊香保温泉には、”黄金の湯”と”白銀の湯”がありますが、元々は温泉の色から黄金の湯だけでした。
黄金の湯は湯の中に含まれる鉄分が酸化し、独特の茶褐色になります。
硫酸塩泉と言われるもので、切り傷ややけどに効くそうです。
また リュウマチ、神経痛、婦人病、冷え性など女性に喜ばれる効用があります。

白銀の湯は、平成の時代に湧き水が確認された新しい湯です。
無色透明でメタケイ酸を多く含む単純泉です。
このメタケイ酸とは、美肌効果がある天然の保湿成分で、これも女性にうれしい湯なのです。

このように、伊香保温泉は、女性にうれしい温泉なのです。

なお、この日、僕の見た範囲では、大雨の被災状況は分かりませんでした。
これからの行先はどうなのでしょうか・・・
観光協会は、途中の道路も問題ないので訪問して欲しい旨、HPに記載されており、来てよかったと思いました。 いつものことなのでしょうが、旅館のサービスも良かったように思いました。


次回は、万座温泉・・・
 


城北公園 -城北菖蒲園ー

2019年06月07日 13時42分05秒 | 旅行・観光

去る6月4日 大阪、城北公園にある " 城北菖蒲園 ” に行ってきました。
毎年5月下旬から6月中旬に咲くということで、当初5月27日頃を予定していたのですが、今年は少々遅れているとのことで、6月4日に行くことにしました。

 

 
 

まだ一部つぼみもありますが、ほぼ満開に近いものでした。

 淀川河川敷を利用して造られた城北公園内の一角に昭和39年(1964年)に開園しました。

  

  

  

園遊式の園内には花菖蒲約250種13000株が栽培され「大阪みどりの百選」に選ばれています。

 「大阪みどりの百選」とは、大阪府だ開催された国際花と緑の博覧会(1990年)を記念して府民の投票で100か所が選ばれた大阪府内の自然名所の100か所のことです。

 100か所の詳細は、下記をご覧ください。

http://www.pref.osaka.lg.jp/midorikikaku/toshiryokka/hyakusenn.html

 

 

  

 


花博記念公園 鶴見緑地は今・・・・

2019年05月13日 20時44分19秒 | 旅行・観光

1990年4月1日から9月30日まで開催された  ” 国際花と緑の博覧会 ” (通称・花博)のメイン会場となったのが、鶴見緑地公園として、今も多くの人が憩い集っています。

花博が開催される前、1941年の防空緑地公園計画に由来する大阪4大緑地(服部、鶴見、久宝寺、大泉)のひとつで、1972年4月に鶴見緑地公園として開園し、その後前述の花博として整備されました。


1970年の万国博覧会は、色々思いだすのですが、1972年に開催された花博は全く思いだすことが出来ませんでした。

  

”花博”というだけあって、季節ごとの花がこの公園の売りで、この季節には、風車とその周り一面の”ネモフィラ”は見事でした。
なお、この風車は、博覧会開催以前から存在したものだそうです。

 

  

  


  

 
 バラもバラ園だけでなく、あちこちの花壇に色とりどりが咲いていました。

かってのパビリオンも中国や韓国など2,3が残っていますが、荒れ果てて中に入ることは出来ません。
そのパビリオンのあった「街のエリア」は今はほとんどが大芝生広場となっていました。


 中国館
  

  
                          韓国館 や カナダ館の1部
 

これだけの広大な敷地の整備には多くの費用が掛かると思うのですが、なんと有料施設以外は入場無料です。

帰りの道端には雑草が茂っており、たとえわずかでも徴収して、道路の整備や季節の花の入れ替え、雑草の整備などに使っては思いましたが・・・・
しかし、多くの人が喧騒な町中を逃れてこの緑の多い公園を散策する姿を見れば、そうとも言っておられないようです。
それでなくとも、日本の都市には公園が少ないと言われており、税金をこういう場所こそ有効に使うべきなのでしょう。


 二条城 と 梅林   - その2 -

2019年03月09日 15時20分00秒 | 旅行・観光

二条城の梅林は、城内の南西部に集中して50種130本が植樹されています。
この梅林は1954年(昭和29年)にかし林を伐採して植樹されたものだそうです。

 

 
紅梅、白梅、桃色梅、それに源平咲き分け(1本の梅に白、紅が咲いている)があり、当日、二条城には外人が多く、この梅林一角には比較的人も少なく、天気も良く、観梅にはうってつけでした。

  

  源平咲き分け

 

植林は比較的新しいのですが、全体的に古木的で枝ぶりも盆栽を思わせる角度のある形状していました。
しかし、花は相対的に小さく、この現象は、専門的には分かりませんが、他の梅林に比べて特徴的
と思われました。



  

  

梅の見ごろは、毎年2月中旬から3月中旬ごろですが、3月21日から4月14日までは桜まつりが開催されます。
本丸御殿が修理中のため、今回は行くことが出来ませんでしたが、御殿が公開されれば、いずれ御殿と桜を見に訪れたいと思います、

 


二条城 と 梅林 -その1-

2019年03月06日 19時01分00秒 | 旅行・観光

今年の観梅は二条城にある梅林を訪れました。
梅林が主目的ですが、二条城も永く訪れておらず、昨年に東大手門がリニュアルされたのでそれも見るのが楽しみに出かけました。

  
       東南隅櫓 (地下鉄 二条城前駅を上がるとここに出ます)   東大手門前  



  
  東大手門                       新しくなった柱飾り  


平成23年から20年間の予定で文化財建造物の本格修理を行っており、西の丸御殿の唐門は平成25年に完成し、現在は本丸御殿を修理・リニュアルされています。
なお、西の丸御殿自身は、まだのようで、今は1口城主募金で資金を集めています。
ちなみに、総額は100億円だそうです。
  一口城主の募金要項は下記をご覧ください。
     http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/bokin/bokintop.html

二条城の歴史は、室町時代からあり、後は織田信長は足利義昭の居城として建て、また京都滞在中の宿舎としていました。
現存のお城は、徳川家康が京都の守護及び上洛時の宿所として造営されたもので、明治時代には宮内庁の所管となりましたが、昭和14年には京都市に下賜され、現在の正式名は「元離宮二条城」です。

 
   唐 門   向こうに見えるのは 二の丸御殿の車寄せ



 
    唐門の上部 菊のご紋が・・・もとはここに葵のご紋があったようです。



 
    西の丸庭園                



  
  清流園にある和楽庵 コーヒーセットやぜんざいが。     梅林から天守閣跡  


修理中の本丸御殿を除いて、二の丸御殿、清流園、梅林、本丸にある天守閣跡、大休憩所を回る所要時間は約3時間かかりました。 この中には、清流園にある和楽庵や大休憩所での休憩時間も含まれます。

 

  
   本丸御殿 工事中                天守台から本丸御殿の工事現場を見る

 
   天守閣跡から西橋を望む   

次回は、梅林の様子をお知らせします。

 


初詣・・・広田神社、門戸厄神、湊川神社

2019年01月06日 12時20分32秒 | 旅行・観光

元旦は、恒例の広田神社へ初詣。 いつもの時間帯に出かけたのですが、例年より多くの人出でした。
初詣の人出が多い時は、世間は不景気だとか・・・果たしてどうなのでしょうか・・・

そして、昨日は西宮の門戸厄神さんと神戸の湊川神社へ
しかし、5日ということもあってか思ったほどの人出はありませんでした。
門戸厄神さんの内容については、2017年1月14日に当ブログでアップしましたので詳細はこちらへ
                 https://blog.goo.ne.jp/ganbaro433/d/20170114

 

 

   門戸厄神 

阪急電鉄の門徒厄神駅から西宮北口駅で神戸線に乗り換え湊川神社のある高速神戸駅へ
地下の駅から地上に出るとすぐ湊川神社の正面にでます。

  湊川神社 
  拝殿は、3列に行儀よく並び、順番を待ってお祈りします。
  以前行った生田神社も、今もそうだろうと思いますが、長い列を並び寒い中辛抱強く並んだ思い
  があります。 どこともそうなのでしょうか・・・神戸だけでしょうか・・・



 

神戸三社参りの一つの湊川神社は、楠木正成公を祀っており、「楠公さん」として知られています。
後の二社は、生田神社と長田神社です。

  
       どこの神社もある光景です。 ”絵馬”に”おみくじ” どちらも正月の風物詩です。

  

「楠公さん」は後醍醐天皇のもとで活躍した武将で、楠木正成公を祭神として迎えています。
後醍醐天皇は鎌倉幕府を倒そうと立ち上がった天皇ですが、後に隠岐の島に流されますが、そのような中でも戰を止めることなく忠心を見せた人物です。

帰路は、三宮まで歩きました。
腰痛のご機嫌を見ながら休み休みのブラブラ歩きです。

途中、中華街を覗きましたが、ここは多くの人出で、肉まん等を立ち食いしている人が多く見受けられました。

  

 
   この日、昼から日が差し、比較的暖かい日でした。
  明日(6日)は暦で小寒で寒の入りで20日の大寒まで1年で1番寒い時期となります。


昨年は災害が多くあり、今年は災害などないように願いたいものです。


2018年 今年描いた水彩画 5月~12月 -その2-

2018年12月20日 19時36分33秒 | 旅行・観光

今年 描いた水彩画 5月~12月の2回目。

  今回の水彩画は、4月に訪れた東北地方の旅行から描いた3点と花1点の計4点です。 

 
角館の武家屋敷界隈 角館はみちのくの小京都と呼ばれ日本さくら名所100選に選ばれています。
              F 8   

 

 秋田県仙北市  刺巻湿原のミズバショウ群生地   F8  

 

 岩手県 厳美渓  F6  


     シクラメン  F 6