もともとJR九州では、観光列車が多く登場しています。
それを決定的にさせたのが”ななつ星in九州”だったのです。
ななつ星については、色々報道されていますので、ここでは簡単に紹介します。
第10期(2017.3~9月出発)は11月15日に受付が終了しました。
この観光列車は、九州各地を巡り、自然、食、温泉、歴史等を楽しむことを目的とした寝台列車です。
2013年10月から運行を開始し一人あたりの価格は1泊2日で15万円から40万円。3泊4日で38万円から95万円(車中2泊、旅館1泊)で富裕層の利用を見込んでいます。
”ななつ星”の”ななつ”とは九州の7つの県(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の各県)と七つの観光素材(自然、食、温泉、歴史文化、パワースポット、人情、列車)そして7両編成の列車を表しています。
JR九州では、この車両を「大人の空間」と位置づけ、ツアー参加者は中学生以上に限定されいます。
車内での共用スペースでのドレスコードは「スマートカジュアル」と定められており、ジーンズやサンダルは禁止となっています。
申し込みには、参加者の名前を登録しますが、チケット購入後の変更は、転売防止として手数料として1万円支払う必要があり、2名ともの変更は出来ません。
このように申し込み競争率も大変な上、申し込み後の変更も転売防止とはいえ、手続きが難しいようです。
なお、申し込み多数では抽選となりますが、この抽選も、過去に応募が多い人ほど確率が高くなるようです。
どちらにしても富裕層が相手で時間も金額的にも余裕が必要です。
2017年のコースと金額等
http://www.cruisetrain-sevenstars.jp/tourdesk.html
次回の観光列車については、もう少し一般向きを紹介したいと思います。