鳥取砂丘から鳥取城址に向かいました。
”砂の美術館”が閉館のため急遽、鳥取城址に変更しました。
鳥取城は別名 久松山城とも云われ、戦国時代に因幡の守護である山名誠通が山城として築城されました。
羽柴秀吉と毛利軍の戦いの舞台(中国攻め・鳥取城の兵糧攻め)となり、江戸時代には鳥取藩池田氏の治世となり、近世の城郭に整備されました。
その城郭の時代に似つかわしくない(僕的には)ルネッサンス様式の西洋館「仁風閣」が建っています。
「仁風閣」は国の重要文化財に指定されており、1907年、大正天皇が皇太子時代に山陰行啓時の宿泊施設として建てられたもので、旧鳥取藩主池田侯爵の別邸です。
城の中なのに、なぜ、和式の建物でなく、洋館だったのでしょうか・・・
当時の西洋かぶれといったら失礼になるのかな。
館内は、鳥取藩と池田家に関する資料が展示され、当時の居間や食堂、寝室もあり、バルコニーからは、日本式庭園が一望できます。