鴨川は出町柳で高野川と賀茂川の合流で出来た川です。
神社名の上賀茂神社と下鴨神社という通称名は、川の名前から出たものと言われています。
つまり、合流点より上流を賀茂川、下流を鴨川と呼ぶことから上流にある神社を「上賀茂神社」下流にある神社を「下鴨神社」と呼ばれています。
賀茂川と高野川が合流して鴨川へ
下鴨神社の正式名は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」といい、上賀茂神社の正式名は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」といいます。
奈良時代は、どちらも元は「賀茂社」として一つの神社だったそうです。
さて、下鴨神社は古代の京都を開いた神様である賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と古くからの良縁・子育ての神様である玉依媛命(たまよりひめのみこと)をご祭神に国家国民の安寧と世界平和を祈願する皇室の氏神様として厄除けや良縁・安産・育児・交通安全など人の暮らしを守る神様として信仰を集めているということです。
京都で1番古くから信仰されている神様で、さらに太古の原生林を残す史跡・糺の森を擁していることから、平成6年(1994年)にユネスコの世界遺産に登録されました。
また、京都で1番遅くまで紅葉が楽しめるということで12月中頃まで楽しめるようです。
僕が行ったときは、色づき始めということでしたが、本日(12/3)のネットでは”見ごろ”となっています。
全体が広いので、また群生化していないので、その場面、場面を楽しめばよいのではないでしょうか・・・