徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

映画「スオミの話をしよう」

2024年09月18日 14時50分14秒 | 映画・社会

8月に体を壊し、先日それ以来、通院以外初めての外出に映画を見てきました。
三谷幸喜の監督・脚本ということで、内容を知らないままに出かけました。

   

話は、有名な詩人である寒川しずお(坂東彌十郎の妻であるスオミが突然姿を消し、そのため刑事・草野圭吾(西島秀俊)と部下の小磯杜夫(瀬戸康史)が、寒川の豪邸に到着するところから話は始まります。

そこには、寒川の世話役である乙骨直虎(戸塚純貴)が彼らを招き入れ、スミオに何があったのかを調べてゆきます。が夫である寒川が警察に届けるのを反対します。

   

やがて、屋敷にはスオミの歴代の夫たちが集まってくる。
寒川家の庭師の魚山大吉(遠藤憲一)1番目の夫で、2番目の夫は怪しげなYou Tuberである十勝左衛門(松坂桃李)3番目の夫は、かって草野の上司で宇賀神守(小林隆)で、彼には中国語しか使わなかったという・・・
4番目の夫は、初めに登場した草野で、最後5番目がここの当主の寒川氏現在の夫でここに新旧5人のスオミの夫が集いました。
それぞれ、スオミについて語り始めましたが、不思議なことに彼らの思い出の中のスオミは全く違う人格で別人と思われました。

そんな中、犯人から身代金の要求があり、そのお金の工面や犯人の要求にどのように答えるか・・・

はたして、スオミは一体何者で誰に誘拐されどこに消えたのか・・・

    

これは、単なる喜劇なのか、サスペンスなのか、この物語自体も全く見当のつかないもので、この映画は、ほとんどが寒川の屋敷内が舞台であり、これは、演劇の方がしっくりいきそうではと思われました。

この寸劇の結末は、どうなるのでしょうか・・・
スオミの行方と、その正体は何者か、そして、この映画は、コメディーかサスペンスか、あなたが見て確認してください・・・