昨日、訪れたフリーマーケット、その正式名「ハッピーマルシェ」は、ザイデンシュトラーセンというカフェの主催。というわけで、ランチはもちろん、会場の中心に建つ、そのカフェでいただきました。ザイデンシュトラーセンはドイツ語で、意味は“絹の道”。実は、マルシェの会場は、その昔、製糸工場のカネボウ(鐘紡)があった場所で、サイデンシュトラーセンは、その工場に建っていた倉庫を改装したカフェなんです。鐘紡丸子工場は昭和11年に創業し、平成8年にその幕を閉じましたが、最盛期には2000人が働いていたそうです。
↑この真っ白な建物がザイデンシュトラーセン。元は倉庫とはいっても、アメリカっぽい、雰囲気のある建物。
↑カフェの1階は、当時の様子を知ることができる展示室になっていました。社宅や寮もある、こんなに大きな製糸工場があったんですね。私も何となく覚えています。
↑当時の様々な資料がありました。
↑お蚕さんから生糸を取っていたんです。その昔、上田地域一帯は養蚕業がとても盛んで、私が通っていた高校も、元は養蚕学校でした。
↑展示室横の階段を上がっていくと、こんなおしゃれなカフェがありました!
↑そして、なんと、こちらのカフェもひらやさんと同じく、高校の同級生(クラス違い)が営んでいます! つまり、元養蚕学校の同級生が、製糸工場の元倉庫で、カフェをやっているのです。
↑店内にはたくさんの生け花があって、花好きのオーナーさんの、温かな心遣いを感じます↓
↑カウンター席があるので、一人の時でも入りやすいです。
↑写真に撮り忘れましたが、ピアノや薪ストーブもありました。
↑生活雑貨やアクセサリーなども置いてあるので、待ち時間には怪しまれることなく、カフェ内をぶらぶらできます。
↑オーナーさん手作りのミートソースドリアをいただきました。優しい味で、とてもおいしかったです(^^) 前菜のサラダは、水菜にくるみドレッシングが掛かっていて、それもおいしかったです。ドリアの向こうに写っているのは、ひらやさんのハーブティー。
↑こちらは一番人気、焼きチーズの珈琲カレー。カレーもドリアも、中に半熟卵が隠れていました。
↑同級生が愛情込めて作った料理と、同級生がブレンドしたハーブティーをいただくという、何とも贅沢な時間!
↑手すりに「カネボウ」の文字を発見。オーナーさん、また来ますね(^^)/