峰の原高原では、花好きの有志が集まって、山野草の保護活動に取り組んでいます。現在、日本では、草原の面積が国土の1%を切ってしまい、多くの山野草が生息場所を失って絶滅の危機に瀕しています。さらに、峰の原高原に残っている小さな草原では、近年、ススキや外来種が増えているので、毎年、この時季に「草原をつくろう」というイベントを開いて、保護活動に協力してくれる人の輪を広げています。
↑今年で9回目。保護活動には休みがないので、コロナ禍も毎年続けてきました。
↑最初に筑波大学の先生から、峰の原高原に残る草原の歴史や、日本における草原の現状などについて、レクチャーを受けました。
↑草原に出て作業開始。ススキ、ヨモギ、外来種などを刈り取り、山野草の生育環境を整えます。
↑昨日から暑くなり、日差しの下で作業をしていると、汗をかきました。
↑9月には、作業をしたこの草原で、山野草の観察会を開く予定です。
↑およそ2時間半の作業の後は、お楽しみのランチタイム。
↑まだ、咲いている花の種類は少ないですが、これが夏の終わりになると…
↑たくさんの山野草が咲きます。
↑さらに、秋になると、マツムシソウやワレモコウも咲きます。写真には絶滅危惧種のキキョウも写っています。
↑今年、峰の原高原の草原は「未来に残したい草原の里百選」のひとつに選ばれました!
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