峰の原高原では、花好きの有志が集まって、山野草の保護活動に取り組んでいます。現在、日本では、草原の面積が国土の1%を切ってしまい、ほとんどの山野草が生息場所を失って絶滅の危機に瀕しています。さらに、峰の原高原に残っている小さな草原では、近年、ススキや外来種が増えているので、毎年、この時季に「草原をつくろう」というイベントを開いて、保護活動に協力してくれる人の輪を広げています。
↑今年で8回目。保護活動には休みがないので、コロナ禍も続けてきました。
↑受け付けのテーブル。峰の原の山野草をまとめた書籍や、根子岳を染めた手拭いを販売。
↑最初に筑波大学の先生から、国内における草原のあらましや、草原を守ることの重要性についてレクチャーを受けました。
↑続いて、屋外に出て、作業を開始。
↑ススキ、ヨモギ、外来種などを刈り取り、山野草の生育環境を整えます。この人たちは、手鎌を使っての作業。
↑私は、草払い機を使っての作業。山野草を守りつつ、ススキやヨモギを刈り込みました。
↑今日は曇り空。一週間ぶりに、気温が25℃を切り、蒸してはいたけど、作業日和。
↑草原に咲くノハナショウブ。
↑ニガナは黄色がほとんどですが、白花もあります。
↑峰の原では日向で育つオオバギボウシ。冷涼な高原では、夏の西日でも葉が焼けることがありません。
↑今が見ごろのウツボグサ。園芸種ではスタキス。
↑ヨツバヒヨドリのつぼみが成長し始めていました。
↑2時間半の作業を終えて、ランチタイム。
↑ランチは、ペンションの方々が作った特製カレーと信州あんずのミルクプリン+菅平のレタス。9月4日に、今日作業した草原で、山野草の観察会を開きます。
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