今日は、ナーセリーに宿根草の種を蒔き、キッチンガーデンに野菜の苗を植えました。
↑手前の畝にはルバーブが植わっていましたが、株が古くなって元気がなくなっていたので、全部抜き取ることにしました。
↑奥の畝は、宿根草の苗を育てるナーセリー。両方の畝を耕します。
↑赤玉土とバーミキュライトを入れて、土壌改良。
↑きれいになりました。
↑ナーセリーには、昨年、庭で採取した宿根草の種を蒔きます。ベルガモットやエキナセアなど、今年は13種類。
↑園芸棒で区画を分け…
↑それぞれの区画に、種を蒔きます。
↑続いて、ふるいで振るった土を掛けます。ふるいを使うのは、年に一回。
↑最後に、「芽よ、出てこい」と願いながら、圧着するのが私流。
↑こちらは、キッチンガーデン。
↑マルチに穴を開けて、グリーンハウスで育てたリーフ野菜を植えました。
↑その隣にはモロッコインゲン。これも種から育てました。
↑ボリジやルッコラに続いて、最後はズッキーニ。
↑収穫時期をずらすため、今日、植えたのは４株だけ。
↑ズッキーニとリーフ野菜は、今後、時季をずらしながら植え込んでいきます。
昨日は北風が吹いて空気が冷たく、夕方は寒いくらいでした。そして、今朝は5.5℃で、全国の観測地点で２番目に低い気温でした。一方、日中は24℃まで上がって、今年２番目に高い気温を観測。６月に入ってから、気温が22℃を超えたのは初めてです。さて、ガーデンストーリーと同じ須坂市にあるガーデンソイルに行ってきたので、その庭の様子をご紹介します。
↑すっかり、深い緑に包まれていました。
↑庭づくりを始めて23年がたち、宿根草が背高く、成長。
↑開花前のアリウム。２m以上の高さまで伸びています。
↑アプリコットのジギタリス。
↑グラスガーデンにあるガゼボ。
↑そして、グラスガーデンのさらに奥には、新しい世界が広がっていました。
↑ガーデンソイルの新しい見どころ、バーンズガーデン。
↑植え込みを始めてわずか２年で、このボリューム。スタッフさんも驚いていました。
↑長年、りんご畑だった場所を２年前に伐根。その土には、長年の養分が蓄えられていたのでしょう。
↑グラスを多用し、これまでとは違った新しいガーデンソイルの世界。
↑植物たちも気持ちよさそう。
↑まだ、一般公開は始まっていないので、見たい方はスタッフの方にお願いしてみてください。
↑バーンズガーデンにも、新しい小屋ができていました。中はリビングルーム風。
梅雨入りして以来、雨が降らなかったのは２日だけ。今年はよく降ります。雨が多いと、庭仕事がはかどらない上、植物が徒長気味になってしまうので、そろそろ梅雨の晴れ間を期待したいものです。
↑見ごろのスイートロケット。
↑こぼれ種で増えるセントーレア。
↑クリンソウは湿った場所が好きなので、雨は気にならないかもしれません。
↑ティアレアのスプリングシンフォニー。
↑平年より少し遅く、キングサリが咲きました。
↑サルビアのプラテンシス。
↑ベランダの踏み板を通り抜けて、オダマキが咲きました。
↑これは、ペルシカリア。
↑この場所にはアリウムの球根を３球植えて、その内２球が咲きました。
↑レンゲツツジはそろそろ見納め。
↑ルピナスが咲き始めました。
＜お知らせ＞
私がガイドを務める庭めぐりツアーで、東御市にあるヴィラデスト・ガーデンファーム＆ワイナリーへ行ってきました。ヴィラデストのオーナーは、エッセイストで画家の玉村豊男さん。およそ20年前、周囲の反対を押し切って多額の借金をし、このワイナリーを開業しました。ワインの醸造所を中心に、農園レストランやガーデンもあり、今では、心地よい空間を提供する場所として、多くのリピーターが訪れる観光スポットになっています。
↑美しい景観の中で、自然と折り合いをつけながら暮らしたいという、玉村さんの理想を具現化した場所。
↑きれいに手入れされた、美しい庭が広がっています。
↑ワイナリーの庭らしく、ダイナミックなデザイン。眼下に千曲川が流れ、遠くに八ヶ岳が見えます。
↑ガーデン専門のスタッフさんが、日々、手入れをしています。
↑庭をつくり始めてから20年の歳月が流れ、植物たちが大きく成長しました。
↑ワインづくりには直接関係がないのに、手間が掛かる庭をつくった玉村さんの想いが素晴らしい。
↑レストランで提供する野菜やハーブが植え込まれたキッチンガーデン。
↑ショップもあり、ここで造られたワインはもちろん、日用雑貨やガーデニンググッズなどが売られています。
↑玉村さんが絵付けをした様々な品も並んでいます。
↑農園レストラン。
↑ワインの醸造所。ワイナリー見学ツアーもあります。
私がガイドを務めるガーデンストーリーの宿泊ツアーで、須坂市のオープンガーデン、中村さんのお宅を訪ねてきました。この日は小雨混じりの天気でしたが、突然行ったにもかかわらず、中村ご夫妻に庭を案内していただきました。ありがとうございました。遠くからお越しになったお客様も、とても喜んでおられました(^^)
↑かつて畑だった広い敷地を、およそ20年かけて、現在のナチュラルガーデンに作り替えました。
↑今年も、たくさんの草花が迎えてくれました。
↑たまたま隣り合わせに植えたクレマチスが、チャールズとダイアナという名前だったことに、後から気付いたそうです。何という偶然！
↑薪小屋の前にある花壇。
↑アーチには、バラも咲いていました。
↑ヒューケラがここまで大きくなるのはうらやましい。
↑八重のドクダミ。初めて見ました。
↑宿根草と雑木から成るナチュラルガーデンです。
↑今も庭の拡張が続いていて、昨年まで畑だった場所が、庭に変わっていました！
すでに梅雨入りした上、台風が近づいている影響で雨模様の毎日。梅雨に開花を迎えるヨーロッパ原産の草花には、つらい季節です。例えばイギリスは、６～７月にかけてが一年で最もいい季節。一日の日照時間が17～18時間ある上、湿度も少なくカラっとしています。そんな場所で生きてきた植物にとって、日本の梅雨は大敵ともいえる存在なんです。
↑シモツケの鮮やかな若葉が、庭に明るい彩を与えてくれています。
↑年々増えているハナニラ。
↑庭に自生しているアマドコロ。最近は園芸種としても売られています。
↑クリンソウも自生種。
↑湿った半日陰を好むコンロンソウ。
↑セントーレアもこぼれ種で増えます。
↑ツマトリソウが咲き始めました。
↑ここがバックヤード・ガーデンの入り口。
↑ピンクの花はアネモネフルゲンス。球根を仕込んでから５年以上たって、ようやく咲き始めました。
↑真っ白に染まったオオデマリ。
↑台風が去った後は、梅雨の晴れ間が広がってほしいです。
ペンション村のお庭紹介シリーズ、第二弾です。
↑ペンションさすらいの自由飛行館さん。
↑凝り性の奥さんが突然庭いじりに目覚めて、13年目を迎えます。
↑７月に入ると、オープンガーデンが始まります。
↑銅葉系や斑入りなど、特徴のあるリーフ類も大好き。
↑錆びた小物なども好きで、日頃から、せっせと古道具屋さんを周っています。
↑奥に見えるのは、別棟のドッグコテージ。犬連れの方は、ぜひ、ご利用ください。
↑続いて、紹介するのは、ロッジアボリアさん。
↑ペンション村とは少し離れた場所にある一軒宿。
↑こだわりを持って、ガーデニングをなさっています。
↑植物好きのおかみさんが、一人で手入れをしています。
↑バックヤードは、しっとりした植栽。
↑周囲を山に囲まれているので、自然の景色が借景になっています。
日に日に、花数が増え出したガーデンストーリー。写真を撮りながら庭を歩くのが、楽しい季節がやってきました(^^)
↑レンゲツツジが咲き誇ります。
↑庭に自生している山野草、ユキザサ。
↑このサクラソウは、とても長い間、咲いてくれています。
↑シモツケの向こうのスイートロケット。
↑ブルーベルはこぼれ種で株が増えてきました。
↑甘い香りを漂わすスズラン。これも自生種です。
↑グラスガーデンとクリンソウ。
↑セントーレアとペルシカリア。
↑サラシナショウマ、ムラサキミツバ、オダマキ、スモークツリー。４種の葉の共演。
↑カマッシア、アジュガ、アネモネ、ティアレア。
↑夜になると花を閉じるオーニソガラム。
↑このアリウムは、球根を６個植えて、その内３つ咲きました。
↑ピンクのペルシカリアは早咲き。赤は夏に咲きます。
↑今年の梅雨は、雨が少なめだといいのですが。
＜お知らせ＞
宿根草の植え込みや植え替えがひと段落したので、ちょっと気分を変えて、ウッドデッキの横に新しい花壇を造成しました。これまで、ガーデンストーリーにはなかった、山野草のロックガーデンです。この場所、おととしまで赤いベルガモットが群生していたのですが、去年、その９割近くが突然枯れてしまったのです。そんなことは初めてでしたが、その後は、雑然とした花壇になってしまっていたのです。
↑ここが現場。右の方にベルガモットが残っていますが、他はオカトラノオなどが広がっていました。
↑作業開始。まずはベルガモットを残して、自然に生えていた草花を除去。
↑土の中に残っていた根っ子も、可能な限り、取り除きました。
↑次に、花壇を囲っていた石＋新たに発掘してきた石を積んで…
↑こんな感じでレイアウト。その手前は、野趣的にしたかったので…
↑庭に自生しているオオバギボウシと…
↑野生のグラスを山の中から掘り上げ…
↑植え込み。
↑その間には苔を敷いてみました。
↑ロックガーデンには、庭から山野草を移植。これは、ツマトリソウ。
↑他には、ヤマオダマキ、クリンソウ、チゴユリ、シダ、苔などを、とりあえずですが、植えました。
↑Before & after↓
↑こんな感じで、ロックガーデンが完成！ あとは、今度、町に降りた時に砂利を買ってきて、山野草を徐々に増やしていく予定です。
今日、ガーデンストーリーがある関東甲信地方が梅雨入りしました。平年より１日、昨年より２日遅い梅雨入りだそうです。結局、暑い日がないまま、梅雨に入ってしまいました… さて、ガーデンストーリーと同じ、峰の原高原の６番通りにある２軒のペンションの庭をご紹介します。
↑一軒目は、ガーデンストーリーの二軒隣にあるペンションのいちごさん。
↑オープンガーデンではありませんが、ご近所さんなので、私はよく庭を見せてもらっています(^^)
↑昨年の大雪で、古くなっていたアーチが壊れてしまい、これは２台目。
↑早くもクレマチスが咲いていました。
↑バックヤード・ガーデンにある、おしゃれなガーデンハウスは旦那さんの手作り。
↑セントーレアがまとまってきれいに咲いてました。
↑キンポウゲが満開。
↑シャクナゲは、終わりかけでした。
↑この古井戸風花壇も旦那さんの手作り。奥さんのリクエストを受けて、作った物です。
↑続いて、のいちごさんと反対方向に二軒隣りのペンションふくながさん。
↑ふくながさんはオープンガーデンをしています。
↑コンロンソウが群落を成していました。何年か前に株分けしてもらったので、今はガーデンストーリーでも咲いています。
↑山野草が多いので、これからたくさんの山野草が咲き始めます。
↑ラナンキュラスのゴールドコインとレンゲツツジの共演。
＜お知らせ＞
