昨日午後3時に大和成和病院へ行って心臓ペースメーカー(PM)外来を受診してきました。
12月1日の外来時にビソプロロールフマル酸塩錠の服用量を2.5mgから1.25mgに変更したことと、PMのレートレスポンス機能の感度をレベル3から限度いっぱいのレベル5に変更したことでその後の運動時の心拍数がかなり高くなったり上下動が増えたりもしていたのでその再調整のために急遽予約を取って受診したのです。
12月に入ってから運動時に心拍数が170bpm台だったり190bpm台へと上がっている際にはやはり心房細動が出現していました。これを抑えるには服用している薬をまた2.5mgに戻すことが効果的です。心臓自体の動きを抑えるのですから心房細動自体も出にくくなるのです。しかし私としてはこの薬の再増量には同意したくありませんでした。運動時のレートレスポンス機能で自分の心臓にPMと言う機械で心拍数を半ば強制的に上昇させているのに、片や薬の服用で心拍数を抑え込むという相反することを同時に行っているからです。
これを繰り返し継続的に行っていれば「心臓への負担は大きくなって疲れやすくなる。」と先生も今日改めて仰っていました。実際にここ最近はトレーニング後の疲労感が結構あるのです。そしてこんなことをしていると寿命も縮まるということなのでしょう。
将来的にはこの薬の増量も受け入れなけらばならなくなるのは明白なことですが、少なくもここ2,3年間はもう少し運動メインの対応を続けたいと思っています。主治医の先生もこの辺りのことはしっかり理解してくれていて、色々話し合った結果現行の1.25mgのままにしましょう、と言ってくれました。
一方レートレスポンス機能の設定変更ですが、前回の外来時に変更した感度とは、私が運動を始めたことを感知する加速度センサーの初期の感度ではなくて、運動を始めたことが分かった時に最初は120bpmまで上げて、更に運動強度が上がった場合は130bpmまで上がる様に設定されているのですが、この120bpmから130bpmへの移行する際の感度を上げたとのことでした。
感度を上げた理由はPMが運動時の130bpmと言う心拍数が長時間連続した時に、ある一定の時間を経過するとPMがPM自身の誤作動と判断して自動的に心拍数を徐々に運動時の最低心拍数110bpmまで下げる様にも設定されているのだそうです。実際には60bpm台まで下がっていることがあるのですが、PMの設計上それはあり得ないとのことで私が計測に使用しているガーミン心拍計の精度の問題になる様です。いずれにしろ、これは事故防止、安全対策の一つだそうです。しかしこれでは長時間運動を継続したい私としては大いに困ってしまいます。解決方法を聞いたところ120bpmから130bpmへ上げる際の感度を上げることで継続時間が少しは長くなる、とのことでした。このためレベル3の設定だったものを限度いっぱいのレベル5へと変更してもらったのです。しかし現実にはこの効果は見られず相変わらず40分程度経過すると心拍数は下がり始めることがしばしばなのです。
効果がないことに加えて一度に限度のレベル5まで上げたことでの弊害も出ている可能性もあるので今回はこのレベルを中間の4に下げることになりました。
今回の外来で驚いたことがありました。この設定変更の操作は技師の方が持っているタブレッドの画面操作だけで済んでしまったことでした。前回12月1日の時は胸にパソコンのマウスの様な機器を乗せて設定変更を行っていたのですが、その機器を使わずとも遠隔操作で済んでしまったのです。びっくりでした。科学の進歩を実感しています。
そして今回の対応はこれで終了し、また暫く様子見ということになったのですが、感度の変更を中間のレベル4にしたことで、では薬の方も1.25mgと2.5mgの中間という選択肢はないのか、とふと思いました。そして先生に提案したところ「それ程の影響はないかと思うが、やってみても良いですね。」との返答。この薬現在は0.625mgの錠剤を2錠飲んでいるのですが、3錠に増やして1.875mgという服用量も可能なのです。先生の了解も得られたので薬の量と設定感度に関し、今回はそれぞれ中間を取って様子を見るという結果になりました。
次回の外来予約は2月9日ですが、それまでにまた不具合が発生すれば途中で外来予約を取ることも考えています。でも2月まで何も問題が起こらず順調にトレーニングが出来ることを強く願っています。
そして毎回思うのですが、先生と技師の方の説明の中でなかなか理解しづらい事柄が結構あるのです。その都度尋ねることが出来ない場合もあって、また待合で待っている他の患者さん達のことを考えると長話をすることに躊躇いもあるのです。PMの機能って本当に複雑で難しいと思います。それで今回はメーカーの技師の方にお願いして機能に関する質問の場がどこかにないか、と尋ねてみました。すると、メーカーさんのホームページに患者からの質問を受け付けるページがあるそうでフォームに入力して送れば回答を得られるとのこと。尋ねて良かったです。今後はこのページから質問をする様にしてみようと思います。
さて今日のトレーニングです。
午後からスポーツクラブへ行って1550m泳いできました。午前中はランニングもバイクもどちらの練習も出来なかったので普段より長い距離を泳ごうと思って、本人としては1500m泳いだつもりだったのですが、実際には1往復余分に泳いでいた様です。
1500m以上泳いだのは久し振りです。疲れました。
しかしスイムでの心拍数は毎回120から130bpm台で落ち着いています。水中では浮力で身体への負荷の度合いがとても少ないのでしょう。この数値を見る限り今後万一ランニングをすることにドクターストップが掛かってもスイムは多分やっても大丈夫なんだろうと思ったりしています。
今日のガーミンのデータです。
2022年12月の目標距離 ラン200.0km、スイム10.0km、バイク350.0km
2022年12月の距離合計 ラン59.0km、スイム7.1km、バイク160.0km
2022年1-11月の距離合計 ラン1,991.0km、スイム107.3km、バイク3,282.0km
2021年の年間距離合計 ラン2,568.0km、スイム66.0km、バイク3,500.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km
2022年12月の距離合計 ラン59.0km、スイム7.1km、バイク160.0km
2022年1-11月の距離合計 ラン1,991.0km、スイム107.3km、バイク3,282.0km
2021年の年間距離合計 ラン2,568.0km、スイム66.0km、バイク3,500.0km
2020年の年間距離合計 ラン1,869.5km、スイム29.6km、バイク2,998.0km
2019年の年間距離合計 ラン2,288.5km、スイム36.7km、バイク2,060.0km
2018年の年間距離合計 ラン2,454.3km、スイム30.75km、バイク986.0km