大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の出来事 7月4日 チェシャキャット

2018-07-04 09:57:08 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 7月4日 チェシャキャット








 今日は、“不思議の国のアリス”が出版された日です。(1865年7月4日)
この物語は、1862年7月4日、作者で数学者でもあるルイス・キャロルと友人ロビンソン・ダックワースが、オックスフォード近郊のフォーリー橋から、5マイル離れたゴッドストウ村に至るテムズ川のボートの旅路で、三人の少女たちに即興で話した“アリスという名前の女の子の冒険の物語”をもとに、1865年7月4日に出版されました。
 不思議の国のアリスは、アリスという名前の少女が、お姉さんと一緒に行ったピクニックで、外套に身を包んで“遅れちまった!”と走っている白ウサギを追いかけて穴に飛び込み、地下の不思議な世界の冒険をする物語です。
内容的には、色々な風刺や言葉遊び、怪しい人々や動物たちが、わらわらと出て来る年齢関係無しに楽しく読める物語で、今も世界中に愛好家がいます。
 なお、ヴィクトリア女王が不思議の国のアリスを読み、たいそう気に入ったのでルイス・キャロルに他の著書も読みたいと依頼した所、“行列式初歩”という数学書が送られて来て驚いたと言う逸話は、ルイス・キャロル自身が事実無根であると否定しています。







    チェシャキャット
















☆今日の壺々話













アンケート




「ネコがモチーフのキャラクターといえば?」



1.キティ・ホワイト (ハローキティ)
2.クロネコヤマト
3.ドラえもん
4.ネコバス (となりのトトロ )
5.トム(トムとジェリー )
6.タマ(サザエさん)
7.ジジ(魔女の宅急便)
8.ニャロメ (もーれつア太郎、おそ松くん)
9.ノンタン(ノンタン)
10.ドラミ(ドラえもん)
11.猫娘(ゲゲゲの鬼太郎 )
12.チャーミー・キティ(ハローキティ)
13.ニャンコ先生(いなかっぺ大将)
14.ひこにゃん(彦根城築城400年祭キャラクター )
15.タマ&フレンズ (うちのタマ知りませんか)
16.マリー(おしゃれキャット)
17.マイケル(ホワッツマイケル)
18.フィリックス
19.ニャンちゅう(ニャンちゅうといっしょ)
20.ニャンまげ (日光江戸村)
21.バロン(猫の恩返し・耳をすませば )
22.じゃじゃまる(おかあさんといっしょ)
23.チェシャ猫(不思議の国のアリス )
24.のまネコ
25.井上トロ(どこでもいっしょ)
26.ギコ猫 (2ちゃんねる)
27.ガーフィールド
28.ルナ(美少女戦士セーラームーン)
29.お茶猫(お茶犬)
30.ダヤン(わちふぃーるど)


チェシャ猫は、23番目に入っています。



















猫の呪い







 貴様らに猫の呪いをかけてやろう。
自宅を猫に乗っ取られると言う、恐ろしい呪いだ!
嘆き悲しむがよいわ!

 貴様がパソコンの前で、仕事で苦しんでいるところへ、突然覆面をした猫が侵入してくるであろう。
二本足でよたよたと歩きながら、「か、金を出しぇ!」と包丁を突きつけられて、狼狽するがよい。

「 お金・・・? 
 いくらいるの?」
「 さんぜんえん。」
「 いいよ、はいどうぞ。」
「 固いお金もいる。」
「 小銭のこと? 
 全部持てるかな?」

貴様は猫に脅迫されてマウスを放り出し、財布の中身を全てピンクの肉球へ握らせてやるはめになるであろう。

「 何、買うの?」
「 カリカリ、いっぱい買う。」
「 そっか。
 でもお店遠いよ? 
 一緒に行く?」
「 ・・・行く。」
「 包丁は重いから置いておきなよ。
 後で取りに来ればいいから。」

 貴様は一分を争う状況でありながら、ついうっかり猫に連行されてしまうのだ。
さらに疲れたろうと風呂に入れてやり、休んでいきなよ、と布団を乗っ取られてしまうがよい。
 そして、いつの間にか強盗猫は家猫と化し、貴様の部屋を占領してしまうのだ。
原稿にいたずらされたり、時間を忘れてもふもふしたりして、仕事をしていないことに気づき嘆き悲しむがよいわ! 

ふははははは!!!






















抽選会






 今日、近所の商店街であのガラガラくじの抽選会をやってたんだ。
で、商店街の中に定期的に放送が響くんだが…。
買い物も終了し、帰宅すっぺやあ、とか思ってたら、放送が入った。

(・∀・)「 いらっしゃいませ、こんにちわー。
本日も○○商店街にお出で頂き…(がさごそ)。
うわ、ちょっと、じゃまー!」

と、急に放送が中断。
何かトラブルがあったらしい。
隣の奥様も、「何か有ったんかねえ。心配やわあ。」と、もらしていると、放送が再開。

(;`・ω・)「 えー。失礼いたしました。
本日も○○商店街にお出で頂き、まことに「にゃー。」ざいます。」

…にゃー?

(;`;ω;)「本日、商店街での「なーお。」○円ごとに「がさごそがさ。」が頂けます。
皆様、「ごろごろごろ。」下さい。」

大体予想をつけつつ、チョッと嗜好品を買い足して、福引一回分の判子を貯めて行くと、福引場の受付の机に、( ゚ Д゚)顔のお兄さん二人と、備え付けマイクの前で眠る猫。
 少しばかり様子を見てると、お兄さん方は猫に困っている様子。
無下に扱う訳にも行かず、しかし放送を止めるわけにもいかず・・・・。
結局、お兄さんの片方が、

「 俺がこいつを食い止める。
その間に、お前が放送するんだ!」

とか言う、死亡フラグげな発言をし、片割れのお兄さんが放送を始めることに。
で、再放送。

(;`・ω・)「 本日も○○商店街にご来店いただき、まことにありが『ばうっ!』。」

今度は犬だった。
もう駄目だった。





















知能テスト






 うちには三匹野良上がりがいるが、ご多分に漏れず名前呼んでも来ないし、振り向きすらしないこともある。
で、自分の名前を認識できるか知能テストしてみた。

三匹がコタツの中にいる時に名前を呼んでみると、その猫がモソモソと這い出してきた。

“さすが一番の古株。よく名前を覚えているな。”

と感心しつつ、ご褒美のマグロの一口切り身をあげて、またコタツの中に押し戻した。
 そして、次の名前を呼んでみた。
三匹の猫がダッシュで飛び出してきた!!


結論
うちの猫は、名前を覚えているかどうかは判らんが、頭がいい。
想定外の事態に呆然として、ご褒美を喰い尽くされてしまった俺よりは。


押し戻された猫から漂う刺身の匂いで飛び起きる他の二匹想像してワロタw

「 ちょ!おまっ!!刺身か、刺身食ったんかっ」
「 ウマス!刺身ウマス!」
「 次俺!次俺俺俺おおおおおおおーーーーーーっ!」




















猫の霊





 友人の家に猫の霊が出るらしいので、泊まりに行ったらマジで居た。
縁側の日なたに,ごろんと大の字で転がる茶色い猫。

「 いや、霊っつうかアレ普通に猫だろww。」

と近寄ると、猫がこっちに気付いた途端、不思議の国のアリスのチェシャ猫みたいに尻尾からスーッと消えた。
 他にも泊まった一日だけで、廊下を歩く後ろ姿とテレビの上に座る姿を見た。
人が居ると気付くとチェシャ猫消えをする。
 友人の家では猫を飼っていた事は無く、家族全員不思議がってるらしいが、害は無いどころか猫が居着いてから、ネズミやゴキブリを一切見なくなった為、結構重宝してるようだ。




















天井裏の猫





 半年ほど前から、旦那が相続した地方都市郊外の築150年の広いお屋敷に住んでいます。
最近、天井裏にネコが住み着きまして、ガリガリ、ドドド、にゃあなどと上から音がします。

「 かわいそうだから、追い出さないであげてよ!」
「 いや、俺もネコは好きだが、天井裏は困るって。
どこから、そんなとこに?」

という会話をしていると、1週間ほど前、天井裏からミイミイと子ネコの声がw。

「 子供産んだじゃないか、どーすんだよ。」
「 ごめん、こうなるとは・・・。」
「 連休になったら天井裏にもぐってみる。
そんなとこで、ウンコでもされたら、たまらん。」

 ところが、今日のこと。
天井裏ではなく、壁の中から子ネコの声が。

「 旦那、大変だ。
子ネコが壁の隙間に落ちた!」
「 なにをぉ?」

子ネコは助けを求めて必死で鳴いています。
すると、ガサリゴソリと壁の中を降りてくる音。

「 あ、親ネコが助けに来た。」

“ ゴソゴソゴソ!ふぎゃぎゃあああー!!!”

「 旦那、大変だ。
親ネコが壁の中にはさまった。」
「 だぁああ、どいつもこいつも。」
「 どうしよう?」
「 ノミとハンマーとノコギリもってこい。
家ぶち壊して助け出す。」
「 えええええええ・・・・。」

というわけで、我が家の夫婦部屋の壁には、大きな穴が4箇所開きました。
 2箇所でよかったのですが、鳴き声で場所の見当つけて穴開けたら全然違ったりして、何度も開けなおしたのです。
大工さんは連休明けまで来てくれないので、当分、穴あき屋敷の生活です。
 壁からつかみ出される際に、興奮した親ネコに噛まれ引っ掻かれて大流血した旦那は病院送りになりました。
保護された親子ネコはテラスのダンボールで寝てます。

 病院から帰ってきた旦那に“ごめん、浅はかだったわ”と謝ると、“ネコは助かったし、家壊すのは面白かったからいい”と笑ってました。
こだわらない性格の旦那が好きです。



















姉の家の猫





 姉は華道を長いことやっていて、ある日発表会用のオブジェを制作していた。
自由制作のオブジェの題材として、お節料理に使う「黒豆」を使う姉。
そこに姉の家の猫参上。
 典型的な雉猫(黒トラ)で、全ての肉球が真っ黒なのが奴のご自慢。
もちろん猫であるがゆえ、奴が床に散らばっている黒豆に手を出さずにいられるわけもなく。
前足でチョイチョイくいくい黒豆をひっかけて遊んでいた。
 ひとしきりひっかけ回した挙げ句、上から黒豆を押さえ込みにかかった猫。
したり顔で前足を持ち上げてみると、そこに有るはずの黒豆が……ない!?
ビビる猫に姉は笑うのをこらえながら言った。
 「 ホラ、肉球みてごらん」
なんのことはない、肉球と肉球の間、黒豆が挟まっただけで猫も感覚で分かっている筈。
ところが自分の肉球をまじまじ眺めてから、猫は更に目を見開いて、言った。
 「 増えてる!」
姉はびっくりするより先に爆笑してしまったそうな。


しゃ・・・、しゃっべたのか?




















うとうと





 仕事で手ひどい裏切りに遭って酔っぱらって泣き寝入りして、うとうと目が覚めかけたとき、飼ってる猫2匹が“私が死んだらどうするか”について相談してる声が聞こえてきた。

「 お水がもらえないと困る。」
「 うん、お水はね~。」
「 ごはんはお皿にあるからいいけどさ。」
「 あるもんね。」

“ 確かに寝る前に、皿にカリカリを山盛り入れたけどさ、おまいら、それ食べたらなくなるってわかってる?”

「 おまいらさ~。」

と起き上がって文句を言おうとしたら、2匹とも慌てて毛づくろいを始めた。
 猫には“今日”しかないって、ホントなんだなって思ったら、落ち込んでるのがバカバカしくなって、開き直って仕事して今に至る。
















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7月3日(火)のつぶやき

2018-07-04 08:31:27 | _HOMEページ_






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