日々の出来事 7月21日 世界最低気温
今日は、世界の最低気温が観測された日です。(1983年7月21日)
1983年7月21日、南極のボストーク基地(ソ連)で、地球上で観測された最低気温、マイナス89.2℃が記録されました。
このボストーク基地は、南極大陸の高緯度の内陸部で、標高も3488mの高地にあります。
日本のドームふじ基地は、ボストーク基地と同じ内陸部で標高も3810mあり、マイナス79.7℃の最低気温を記録しています。
昭和基地は南極大陸の沿岸部ですので、一番寒い季節でもマイナス40℃位までしか下がりません。
南極大陸は95%以上が氷に覆われ、この氷の厚さは平均1856m、最大では4776mに達し、地球上の氷の約90%を占めています。
この南極氷には、数十万年前の空気や浮遊物が含まれ、水に溶かすとペチペチ音がして、大昔の空気の臭いを嗅ぐことが出来ます。
また、氷の下の陸地部分には、1億5千万年前に存在した超大陸ゴンドワナに生きていた生物の化石がゴロゴロ含まれています。
南極
☆今日の壺々話
南極氷友の会
「 それでは、みなさん、集まって下さい。
本日のメインイベント!
今から、南極氷を水に溶かします。
30万年前の空気の臭いがしますよ。
さあ、集まって、集まって!」
「 じゃ、行きます。」
“ ペチペチペチペチ。”
「 ・・・・・・・。」
「 ・・・・・・・。」
「 ・・・・・・・。」
「 何だか、臭うね・・。」
「 くさいよ・・。」
「 恐竜のウンコかな?」
「 ごめん・・・・。」
「 このぉ~っ!!」
“ ポカポカポカポカ!”
補足
・世界の最高気温
イラクのバスラ58.8℃(1921年7月8日)
・日本の最高気温
山形県の山形40.8℃(1933年7月25日)
・日本の最低気温
北海道の旭川マイナス41.0℃(1902年1月25日)
北海道
+15℃。沖縄の人は毛糸の帽子をかぶり、手袋とコートを着用。北海道の人は日光浴をする。
+10℃。鹿児島の人は集中暖房をつけようとむなしい努力をする。北海道の人は花壇に花を植える。
+5℃。長崎では車のエンジンがかからなくなる。北海道の人はオープンカーでドライブする。
0℃。蒸留水が凍る。北海道の川の水は、ほんの少し凝固する。
-5℃。伊豆諸島では住民が凍死寸前。北海道の人は庭で、夏の最後のソーセージをグリルする。
-10℃。新潟では暖房を使い始める。北海道の人はシャツを長袖にする。
-20℃。東京の人は関東から逃げ出す。北海道の人は夏至祭りをおしまいにする。秋の到来である。
-30℃。大阪の人は寒さで死亡。北海道の人は、洗濯物を屋内に干し始める。
-40℃。青森では凍えてガチガチ音を立てる。北海道の人は屋台に行列する。
-50℃。シロクマが北極から退避しはじめる。北海道の人は、本格的な冬の到来まで札幌雪祭りの準備を延期する。
-60℃。北方領土が凍結。北海道の人はビデオを借りて家の中で過ごすことにする。(北海道の北部にある列島でロシア人が住むとされる。)
-70℃。ロシア人が南方へ引っ越す。北海道の人は、日本車を屋外に保管しておけなくなり、いらいらする。北海道の人が札幌雪祭りを開始。(日本車は日本の国産車で燃費効率が非常に高い。通常、乗る前に雪から掘り起こす。)
-183℃。食品の微生物が死滅。北海道の牛は、乳しぼりに来る人間の手が冷たいと文句を言う。
-273℃。絶対零度。あらゆる原子の運動が停止。北海道の人は「くそっ、今日はずいぶん寒いじゃないか」と言い始める。
-300℃。地獄が凍結。北海道の人がミス日本で優勝する。
最高に寒い医療関係のおやじギャグいろいろ
オペ
教授が研修医に聞きました。
「 きのうのオペ患の経過はどうかね?」
「 実はその・・・・・、意識が戻りません。
ディープ・コーマ(深昏睡)のままです。」
「 何、コーマ?
あれだけ順調にオペが進んでたのに、どういうわけだ?」
「 思わぬ合併症が色々起こりまして・・・。」
「 どんな事態もそれなりに前兆があるものなんだ。
言うだろう、“コーマは1日にしてならず”と・・・・。」
ひとしきり悶着が終わって教授が去った後の万年助手の呟き。
「 まあ、あのオッサンがオペする限り“すべての道はコーマに通ず”だよ。」
摂子
外傷処置中の医師が看護婦に言いました。
「 ね、君、摂子(ピンセットのこと)持って来て。
あ、それと膿盆もね。」
看護婦、無言で渡す。
「 ありがとさん。
摂子に膿盆でセッシ・ボンなんてね・・・・。」
看護婦、無言で去る
心臓手術
手術実習一回目の学生を見学者にした心臓手術で、術者が言いました。
「 え~、いまから開胸に取りかかります。
君たち術野がよく見えるように周りに来てください!」
心臓手術は術者が多いのでなかなかうまく見学できない。
これに気付いた術者の言葉。
「 あ~君たち。
台持って来て後ろに立ってね。
背伸びして見てちょうだい!
“背伸びしてみる開胸を”なんて言っちゃって・・・・。」
見学者一同無言。
電話
医師が薬剤師から電話を受けました。
“ プルプルプルプル・・・。”
「 ハイ、心療内科。」
「 先ほどの先生の処方にラボナというのがありますが、当院の採用薬ではありません。」
「 え~、それないの?」(ラボナは古い睡眠薬で副作用などから今はあまり使われない。)
「 これ睡眠薬なんですか?」
「 そう、“ラボナは睡眠薬のホームラン王です”ってね。
モシモシ、モシモ~シ・・・・・。」
“ ツーツーツーツーツー・・・・・・。”
講師1
「 次のデータは肝硬変の症例です。
肝機能低下が激しく、腹水が高度です。
お気の毒だが、今度の八月半ばまで持たないでしょう。
“腹水盆にかえらず”って言う奴ですな・・・・・。」
学生一同、真っ白。
再び講師
「 次は胃ガンの症例です。
進行するまで自覚症状がなく、発見の時には手の施しようがありませんでした。
仕事もその時に辞めています。
イガン退職なんてね・・・・。」
学生一同、またまた真っ白。
再び再び講師
「 次のデータはセミノーマ(睾丸ガン)の症例です。
前から睾丸のしこりに気づいてはいたのですが、大したこと無いと放って置いたそうです。
こういうのを・・・・・・。」
「 先生まさか・・・・。」
「 そう、睾丸無知・・・。」
“ あ~あ、言っちゃったよ・・・。”
学生一同、カチンカチンに凍り付きました。
昔あった医者との会話
医者「 バンデージできます?」
俺「 え?」
医者「 バンデージ。」
俺「 ゆでたまごや・・・。」
医者「 包帯のきついやつ。」
俺「 あ、ああ、はい。なんとか。」
医者「 何か言いました?」
俺「 何でもないです。」
数秒後、合点がいった看護婦が吹き出してた。
大工
住んでいたマンションが大幅改築することになった。
その間の仮住まいとして古い一戸建てを借りたんだけど、集合住宅にいた身としては一戸建てがものすごく寒い!
家族は足がつったりしもやけになったり腰痛が再発したりと被害続出。
仮住まいだから改造もできないし下の家にもどれば不要になる暖房機をいくつも増やすのも・・・とためらっていた。
でも寒い!
仮住まいの近所に引退した大工の親方80代がお住まい。
世間話のついでにその寒さを愚痴ったら、
「 マンションから一戸建てに移ると、みんなそういうなあ。」
と笑いながら何か対策できるかも、と家に来てくれた。
一通り家見てくれたあと、ある一箇所指して、
「 ここがちょうどいい。
ここにガスひっぱってストーブたいてみな。」
そこは危ない場所ではないけど人のいない廊下。
半信半疑でそこでストーブつけてみたら、びっくり。
家全体がほんわかとする。
なんていうのかな、暖かくなるわけじゃないけど寒くない、みたいな。
親方は家の空気の流れと間取りを読んで、言ってみれば暖房のヘソを探し出してくれたということ。
二カッと笑った親方の金歯が、スゴイ・・・!
童話・恐怖小説・写真絵画MAINページに戻る。
大峰正楓の童話・恐怖小説・写真絵画MAINページ