極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

にぎり鮨とホログラムボタン

2021年03月12日 | デジタル革命渦論



彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救
ったと伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤
備え(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした
部隊編成のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。
愛称「ひこにゃん」


                                      

16 季 氏  き し
-------------------------------------------------------------
他の篇と趣を異にし、孔子のことばがすべて「孔子曰く」として記
され、また、三、九といった数字でまとめられる章が多い。この点
から、この篇は「斉論」系統であろうともいわれている。

寡なきを患えずして均しからざるを患え、貧しきを患えずして安か
らざるを思う」(1)
「少き時は血気いまだ定まらず、これを戒むること色に在り」(7)
「生まれながらにしてこれを知る者は上なり。学んでこれを知る者
は次なり」(9)
-------------------------------------------------------------
6.上長者と話をするさい、してはならぬこと三つ----性急、隠し
だて、めくら。性急とは、きかれもしないのに口を出すこと、隠し
だてとは、きかれても答えないこと、めくらとは、相手の表情もみ
ずに勝手にしゃべること。(孔子)

孔子曰、侍於君子有三愆、言未及之而言、謂之躁、言及之而不言、
謂之隱、未見顔色而言、謂之瞽。

Confucius said, "There are three errors when you attend a
gentleman. It is 'restless' to speak when you should not sp-
eak. It is 'hiding' not to speak when you should speak.It is
'blindness' to speak without seeing a gentleman's expres
sion."


 
 

● コロナ疲れとご馳走
彼女が握り鮨が食べたねというので、じゃ、いつにしようといって
永源寺でワインとパンを買ってしまつたといエピソードとなってし
まったが、それから、3月2日リニューアル・オープした、近くの
西今の『日本割烹 魚忠』でテイクアウトとランチをイートインす
る。イートインは「鯛釜飯御膳」を頂く(1200円)、これは下
見をかねて。『水幸亭』は断念ながら3月から休業だという。キャ
ッシュが回らないと内部留保が底を突く。サービス業はどこも大変
だが、頭を使えば、電話予約で握り鮨や刺身や会席料理、これから
花見弁当も飛ぶように売れると(三密避けて手洗い・検温・ワクチ
ン)確信している。彼女も私もコロナ疲れだ。今度は二人連れでラ
ンチのイートインすることに。

 

ポストエネルギー革命序論 265:アフターコロナ時代 75
特開2021-27078 光電変換素子

【概要】低照度の光でも効率よく発電できる光電変換素子としての
太陽電池に多くの注目が集められている。このような太陽電池は、
設置場所を問わないだけでなく、電池交換や電源配線等が不要な自
立型電源として幅広い応用が期待されている。屋内向けの光電変換
素子としては、例えば、アモルファスシリコンや有機系太陽電池が
知られている。有機系太陽電池の中でも色素増感太陽電池は、電荷
発生機能と電荷輸送機能が分離された層により構成されていること
で、容易に作製することができる。一般に、色素増感太陽電池は、
電解液を内包しているために液の揮発や漏れといった不具合を生じ
る場合があったが、近年、P型半導体材料を用いた固体型の色素増
感太陽電池が提案されている。また、高温環境下や微弱な室内光の
環境下においても、電圧低下を抑制でき、高出力が得られる光電変
換素子が提案されている。本件は高温保存後の、低照度光での出力
低下が抑制できる光電変換素子の提供にあり、図1のごとく、光電
変換素子101が、第1の基板1上に第1の電極2を、第1の電極
2上に電子輸送層4を、電子輸送層4を構成する電子輸送材料の表
面に光増感化合物5を、電子輸送層4の上部及び内部にはホール輸
送層6を有し、①ホール輸送層6が分子サイズの大きい特定の環状
アルカリ金属塩化合物と、②高温環境下でも流動性が低い特定の塩
基性化合物とを含有する構造で、高温保存後において低照度光での
出力低下を抑制することができる光電変換素子を提供する。


従って、ホール素子輸送層の化学物質の詳細とうの明記は割愛し、
評価試験法及び測定条件及び結果は下記のように掲載しておく。作
製した各光電変換素子について、「開放電圧(Voc)維持率及び最
大出力電圧(Pmax)維持率」を測定した。結果を表2に示した。
[開放電圧(Voc)維持率及び最大出力電圧(Pmax)維持率]得ら
れた光電変換素子1について、光強度2000luxまは200luxに
調整した白色LED照射下
で、太陽電池評価システム(As-510
-PV03、株式会社エヌエフ回路設計ブロック製)を用いて IV
特性を評価し、初期の開放電圧Voc1及びVoc2(V),並びに最
大出力電力Pmax1及び Pmax2(μW/cm2)を測定。その後、
80℃環境下において500時間保存し、その後常温環境に戻して再度
同条件の光源におけるIV特性を評価し高温保存後の開放電圧Voc
3及びVoc4(V)、並びに最大出力電力Pmaxx3及びPmax4(
μW/cm2)を測定した。得られたVocを初期値であるVo1で除する
ことにより、「2000luxにお ける高温保存後の開放電圧(Voc)
維持率」(Voc3/Voc1)を求めた。また、得られたPmax3を
初期値であるPmax1で除することにより、「2000luxにおける
高温保存後の最大出力電圧(Pmax)維持率」(Pmax3/Pmax1)
を求めた。得られたVoc4を初期値であるVoc2で除することによ
り、「200luxにおける高温保存後の開放電圧(Voc)維持率」(
Voc4/Voc2)を求めた。40 50(60) JP 2021‑27078 A 2021.2.22
また、得られたPmax4を初期値であるPmax2で除することにより
「「200luxにおける高温保存後の最大出力電圧(Pmax)維持率
」(Pmax4/Pmax2)を求めた結果を表2に示す。



特開2021-28942 ペロブスカイト膜の製造方法及び光電変換
素子の製造方法
【概要】ペロブスカイト結晶を用いた半導体デバイスの提案が多く
なされ、ペロブスカイト結晶の製造に関する発明も多くなされてい
る。特に、無機メタルハライドペロブスカイト膜が実用上使いやす
く、これを均一性高く、かつ容易に製造する方法が望まれている。
例えば、鉛とその他の金属とを用いた無機メタルハライドペロブス
カイト膜を製造する場合には、典型的には鉛を供給する鉛含有ヨウ
素化合物と、その他の金属を供給する金属ヨウ化物とを、基板の無
機メタルハライドペロブスカイト膜を作りたい面に配置し、これを
焼成することにより、鉛とその他の金属とを有する無機メタルハラ
イドペロブスカイト膜を製造できる。また、より特性の良い膜を得
技術として、例えば、結晶性のペロブスカイトの膜作成に、金属ま
た半金属のカチオンである第1のカチオンと、2個以上の原子を含
む犠牲アニオンを含む第1の前駆体化合物、及び第2のアニオンと、
犠牲アニオンと共に第1の揮発性化合物を形成することができる第
2のカチオンを含む第2の前駆体化合物を基板上に配置することを
含む方法が記載されている。この文献では、第2のカチオンとして
金属または半金属のモノカチオンを使用している。また非特許文献
1には CsPbI2Br溶液に酢酸鉛を添加し、塗布・加熱し薄膜
を形成することによりペロブスカイト結晶の膜を製造する方法が記
載されているが、前記特許文献の方法では、金属または半金属のモ
ノカチオンと犠牲アニオンから合成される化合物は必ずしも蒸発ま
たは分解される化合物を形成せず、均一なペロブスカイト膜が作製
できない。また非特許文献に記載の方法では、酢酸鉛には吸湿性が
あるため、不活性雰囲気中での製膜が必要であり、除去するための
加熱温度も高く製造が難しく、高い均一性を持つペロブスカイト膜
を簡易に製造する方法を提供が課題となる。 

特開2021-36616 酸化物絶縁膜形成用インク
【概要】半導体 子の一 種である電界効果型ト ンジスタ( Field
Effect Transistor;FET)は、ゲート電極に電圧をかけ、チャネル
の電界により電子または正孔の流れに関門(ゲート)を設ける原理
で、ソース電極とドレイン電極間の電流を制御するトランジスタで
ある。FETはその特性から、スイッチング素子や増幅素子として
利用されている。そして、FETは、ゲート電流が低いことに加え、
構造が平面的であるため、バイポーラトランジ スタと比較して作
製や集積化が容易である。そのため、現在の電子機器で使用される
集積回路では必要不可欠な素子となっている。MIS(Metal Insula-
tor Semiconductor)構造を基本とするFETを利用した電子デバイス
例えばスイッチング素子、メモリ、論理回路、或いはまたこれらを
集積したLSI( Large Scale Integrated Circuit)、AM-TFT(Act-
ive Matrix Thin Film Transistor)等では、ゲート及びキャパシ
タ絶縁膜として、長らくシリコン酸化物、酸窒化物、窒化物が使用
されてきた。これらシリコン系の絶縁膜は、絶縁膜として優秀なだ
けでなくMISプロセスとの高い親和性がある。しかしながら、近年、
これら電子デバイスの更なる高集積化、低消費電力化の要求が高ま
り、絶縁膜としてSiO2より格段に高い比誘電率を有する所謂 high
k-絶縁膜を用いる技術が提案されている。例えば、ゲート長が0.1
μm以下の微細なMOS(Metal Oxide Semiconductor)デバイスでは、
スケーリング則からFETのゲート絶縁膜をSiO2とした場合、膜厚を
2nm以下にする必要がある。しかしながら、この場合トンネル電流
によるゲートリーク電流が大きな問題となる。この対策として、ゲ
ート絶縁膜にhigh-k絶縁膜を用いて、ゲート絶縁膜を厚くすること
により、ゲートリーク電流を低減することが検討
されている。MO
S-FETを利用する半導体デバイスとして、揮発性・不揮発性半
導体メモリが挙げられる。揮発性メモリでは、MOS-FETのド
レイン電極とキャパシタが直列に接続されており、キャパシタの誘
電層にhigh+k絶縁膜を用いることで、低消費電力化・高集積化が可
能となる。現在、キャパシタの誘電層はSiO2/SiNx/SiO
2の積層体が主流となっているがより比誘電率の高い絶縁膜が望ま
れている。また不揮発性半
体メモリでは半導体基板‑フローティン
グゲート電極間の絶縁膜を第一ゲート絶縁膜、フローティングゲー
ト電極コントロールゲート電極間の絶縁膜を第二ゲート絶縁膜とす
ると、第二ゲート絶縁膜にhigh-k絶縁膜を用いることによりカップ
リング比を大きくることで、書き込み/消去電圧を小さくすることが
可能となる。
現在、第二ゲート絶縁膜はSiO2/SiNx/SiO
2の積層体が主流となっているが、より比誘電率の高い絶縁膜が望
まれている。また、ディスプレイ等に利用されるAM-TFTでは、
ゲート絶縁膜にhigh-k絶縁膜を用いることにより、高い飽和電流を
得るとともに、より低いゲート電圧によりON/OFFの制御を行
うことができ、低消費電力化が可能となる。一般的には、high-k絶
縁膜材料としてはHf,
Zr、Al、Y、Ta等の金属酸化物すなわ
ちHfO2、ZrO2、Al2O3、Y2O3,Ta2O5やこれ
らのシリケート(HfSiO、ZrSiO)、これらのアルミネー
ト(HfAlO、ZrAlO)、これらの窒化物(HfON、Zr
ON、HfSiON、ZrSiON、HfAlO N、ZrAlON
)等について検討がなされている。一方、強誘電体メモリ材料との
関連でペロブスカイト構造とその関連物質が検討されている。ペロ
ブスカイト構造はABO3で表され、2価の金属イオン(Aサイト)
と4価の金属イオンとの組合せ、或いはAサイトBサイトとも3価
の金属イオン同士の組合せが典型的である。例えば、SrTiO3、
BaZrO3、CaSnO3、LaAlO3などである。また Sr
Bi0.5Ta0.5OやBaSc05 Nb0.5O3 のようにB
サイトを2種類のイオンで構成した多数の結晶が存在する。
更にまた、層状ペロブスカイト構造と呼ばれる一連の結晶が存在す
る。これは(AO)m(BO2)nで表され、m枚のAO層とn枚
のBO2層が積層された構造をとる。例えば、基本構造であるSr
TiO3(m=n=1)に対し、Sr2TiO4 、Sr3Ti2 
O7、Sr4Ti3O10などである。これらの結晶構造の存在に
より、AイオンとBイオンの組成比は様々なバリエーションが可能
になり、前述のBサイトイオンの組合せと合わせて、非常に多様な
結晶群が出現する。ところで、ゲート絶縁膜として多結晶性材料を
用いた場合、結晶粒界の界面において大きなリーク電流が流れてし
まい、ゲート絶縁膜としての機能を低下させ、また、結晶系に異方
性がある場合は誘電率異方性によりトランジスタ特性にばらつきを
生じさせてしまうといった問題点を有している。このような絶縁膜
を形成する方法としては,
CVD( Chemical Vapor Deposition),
ALD( Atomic Layer Deposition)、スパッタリング等の真空プ
ロセスにより成膜する方法が従来用いられてきた。一方、近年、基
板サイズの大型化に伴う製造装置の大型化による製造コストの増大
といった問題等から、半導体デバイスを印刷プロセスで製造するた
めの技術開発が盛んに行われており、絶縁膜も溶液を用いたプロセ
スにより形成する方法が検討されている。このような溶液プロセス
により形成される絶縁膜としては、PVP(ポリビニルフェノール)、
PI(ポリイミド)等の高分子系材料が挙げられるが、これらの材
料を絶縁膜として用いたTFTにおいては、特性や安定性が良好で
はない。特許文献1から4には、絶縁膜を形成する際に、ポリシラ
ザンを原料として用いた塗布法によるSiO2膜の形成方法が開示
されている。しかしながら、これらの高分子系材料やSiO 膜は
比誘電率が低いため、高誘電率材料を用いた絶縁膜を塗布プロセス
により形成する方法が検討されている。特許文献5ではシリコンア
ルコキシドとチタンやジルコニウムなどの金属アルコキシド を原
料としたゾルーゲル法によるゲート絶縁膜の形成方法が提案されて
いる。また、特許文献6では金属ハライドと金属アルコキシドから
非加水分解ゾル-ゲル法で ジルコニア薄膜を形成方法が開示され
ている。 
ところで、特許文献5に開示されているゾルーゲル法では前駆体溶
液中における原子レベルでの均一性が期待されているが、実際には
チタンやジルコニウム等の金属アルコキシドの加水分解速度はシリ
コンアルコキシドに較べて遙かに速いため、前者の選択的な加水分
解反応が起こり、均一な膜は形成できない。また、溶液自体の長期
の大気安定性が確 保できない。また、特許文献6に開示されてい
る方法では、TFTのトランスファー特性はオフ電流が高く、反応
生成物であるアルキルハライドの残存もしくはピンホール等が予測
される。ジルコニア、ハフニアなどの所謂high-k酸化物およびその
混合物は、熱処理時に結晶化しやすく、従って結晶粒界に起因する
リーク電流を低く抑えることは困難である。このため、リーク電流
を低く抑えるためには、形成される絶縁膜はアモルファス状態とな
ることが好ましいが、上述したように、従来においては、比誘電率
が高い材料であって、アモルファス状態となる絶縁膜は開示されて
おらず。また、このような絶縁膜を塗布プロセスにより形成するた
めの溶液である絶縁膜形成用インクは存在しなかった。
このように、図10のごとく、酸化物絶縁膜を形成するための絶縁
膜形成用インクにおいて、1または2以上のアルカリ土類金属元素
と、Ga、Sc、Y、及びランタノイド(Ceを除く)のうち1ま
たは2以上の金属元素が溶液に含まれることを特徴とする絶縁膜形
成用インクとこれを使用した製造方法を提供することにより上記課
題を解決することで、リーク電流が低く比誘電率の高い絶縁膜を印
刷 プロセスで提供する。 

図10 

特開2021-33139 赤外線透過フィルム、それを用いた量子
ドット太陽電池及び赤外線センサ

【概要】全光線透過率を十分に高いものとすることができるととも
に、780nmから比較的長波長側まで(少なくとも2500nm
まで)の赤外領域における光の透過率を十分に高い状態に維持する
ことができ、しかも十分に高い耐熱性を有するものとすることが可
能な赤外線透過フィルムを提供すること。
【解決手段】一般式(1)で表される繰り返し単位を含有するポリ
イミドからなる赤外線 透過フィルム。 



(式(1)中、X 1 は特定の一般式で表される4価の有機基のう
ちのいずれかを示し、X 2 はジアミンから2つのアミノ基を除い
た残基からなる2価の有機基を示す。) 

特開2021-34677 溝形成方法及び溝形成装置
【要約】
図4のごとくP3工程は、裏面電極層23と、裏面電極層
23の上に形成された光吸収層25と、光吸収層25の上に形成さ
れた透明導電膜27とを含む層構造に対して、光吸収層25及び透
明導電膜27を同時にレーザ加工して第3分割溝27aを形成する。
第1工程は、透明導電膜27の溝形成予定箇所27bの一部におい
て、光吸収層25まで貫通する通気路33を形成する。第2工程は、
第1工程後に、光吸収層25の溝形成予定箇所25b及び透明導電
膜27の溝形成予定箇所27bをレーザ加工することで、第3分割
溝27aを形成することで、第1層と、第1層の上に形成された第
2層(半導体層)と、第2層の上に形成された第3層(透明電膜)
とを含む層構造(薄膜太陽電池)に対して、第2層及び第3層を同
時にレーザ加工して溝を形成する溝形成方法及び溝形成装置におい
て、第3層の剥離を減らす。

 
特開2021-35236 電力制御装置、蓄電池システム、蓄電
池の充電電力制御方法プログラム

【要約】
図5のごとく、蓄電池へ出力する電力の値を、予め設定さ
れる複数の異なる出力電力値から選択可能な出力電力切り換え手段
を備える蓄電池接続部と、外部からの電力の供給を受けつける電力
入力部と、前記蓄電池へ出力する電力の値を決定する充電電力制御
手段と、を有し、前記充電電力制御手段は、前記蓄電池への出力電
力値を決定する充電電力設定モード実行時において、前記出力電力
切り換え手段により、出力電力値を、より高いものへと切り換えて
選択し、前記蓄電池及び前記負荷に対して出力される電力が所定の
第1条件を満たした場合に選択されていた出力電力値よりも、低い
値の出力電力値を前記蓄電池への充電電力値として決定する電力制
御装置において、蓄電池への充電を制御する電力制御装置において、
複雑な演算処理を行わずに、供給される電力に応じて自動で蓄電池
への充電電力を設定することができる技術を提供する。






 ホログラムボタン市場4兆円:公衆衛生事業②
先回のつづき。紹介したホログラムのボタンを実用化したのは、自
動車用バックミラー大手の村上開明堂で、スタートアップのパリテ
ィ・イノベーションズと共同で開発したもの。ホログラムボタンは、
一連の小さなミラーを使って投影された画像を分解し、空中に浮い
ているように見える画像に再構成し、焦点を当てる方式。世界市場
はどのぐらいだろうか。対象は広い。ワイヤレス情報通信・エネル
ギー送受電社会に物流・エレベータなどの移動手段、ドアロック、
電化製品などなど入れて、約4兆円/年と考えられる。やるね日本。

❏ WO2019/159760 操作検出装置及び操作検出方法
【要約】
一実施形態の操作検出装置は、操作部を虚像として表示す
る表示部と、操作部に接近する対象物の位置を検出するセンサと、
センサによって検出された対象物の位置に基づいて、操作部が押下
されたか否かを判定する判定部と、を備える。判定部は、対象物が
操作部に到達する 前に、操作部が押下されたと判定する。

【符号の説明】
1…操作検出装置、2…操作部、3…虚像、4…対象物、10…表
示部、20…深度センサ、30…制御部、41…対象物検出部、
42…操作判定部、S…押下判定面。

 
📚 忙中閑あり読書録 Ⅶ
習近平が隠蔽したコロナの正体 河添恵子
第5章 鍵はリケジョ(理系女子)---スパイなのかそれとも
第4節「外専千人計画」に選ばれたダブルスパイ

半導体ナノワイヤーエレクトロニクスの世界的権威とされるリーバ
ー教授は、「外専千人計画」に選ばれた一人だった。武漢理工大学
の科学者として、月給五万ドル、生活費として年間上限の十五万八
千ドルを手にしていたのみならず、研究所の設立費用として、さら
に百五十万ドル以上を支給されていという。そして、リーバー教授
は、ハーバード大学のリーバー・リサーチ・グループの筆頭研究者
で、アメリカの国立衛生研究所や国防総省からも計千五百万ドルを
超す助成金を得て、国家の重要機関から助成金を得ている場合は、
外国の政府や組織からの経済的援助を含め、すべて利害関係につな
がるため申をしなければならないが、怠り起訴となる。
二〇一五年にハーバード大学の化学・化学生物学部長に就任する以
前は、カリフォルニア工科大学など複数の大学に在籍していた同教
授は、国家機密に近い最高レベルのところまでアクセスし、研究論
文をダウンロードしたりできる立場にある。著者はこれを、武漢理
工大学の科学者として多額の報酬=中国共産党が「欲しい」データ
を横流ししてきた〝対価であり、ダブルスパイをやっていた容疑で
はと考え、武漢発の新型コロナウイルスによるアウトブレークが報
じられた直後に、リーバー教授の無期限の休職処分が全世界に流れ
たことから、彼も中国の〝人工ウイルスの開発〟に携わっていたと
疑念を持たれても致し方ないと考える。

第5節 「第二の党校」ハーバード大学ケネディスクール 
この二十余年、ハーバード大学と中国共産党の関係は密接である。
特にケネディスクール(ハーバード大学の公共政策大学院・略称H
KS)は「中国共産党の第二の党校のようだ」とすら言われている。
中国共産党が運営する中央党校があるが、その第二の党校的な位置
づけになっているというのだ。さかのぼること一九九七年。江沢民
国家主席がハーバード大学でスピーチをしたその後、大学内に研修
プログラムが始まったとされる。二種類あり、一つは党の指導部の
子女や孫(太子党などと呼ばれる)向けのプログラムで、将来的に
各界の支配層へと昇格していく十代、二十代が対象となっている。 
もう一つは、出世コースに乗った三十代、四十代あたりの中国共産
党員と軍の高官たちが受ける研修プログラムである。過去、千人ほ
どこの枠で派遣されたとの話もある。若者たちのプログラムは当然
英語で学ぶが、幹部候補生は中国語でも授業を行っているという。
つまり、孫子の兵法通りということであるろうが、その主目的は米
中の超エリート層の人脈づくり、だと考えられる。中国側の目的は
「金の力で学歴ロンダリングすること」であり、米側のメリットは
主従関係の構築と、ハーバード大学にとっては寄付金など金銭も目
的だったかもしれない。主従関係との意味は、中国共産党が推薦し
て送り込むとしても、受け受け入れ決定は大学側にある。とすれば
中国のエリートをアメリカの最高学府が育成していく、という構造
----トランプ政権発足以降、米中貿易交渉が始まったのだが、中国
側の代表は劉鶴副首相である。中央政治局委員でトップ二十五位ま
で上昇した人物だが、筆頭副首相でもなく、スティーブン・ムニュ
ーシン財務長官とも対等なカウンターパートとは言えない----それ
なのになぜ彼が交渉役の中心人物に選らばれたか、それは、一つは、
劉鶴副首相は習近平国家主席の側近で、両者は幼馴染で北京一〇一
中学時代の学友だった。胡錦濤政権時代から、劉鶴は中央財経指導
小組弁公室の副主任を十年間務め、習政権で主任に昇格したが、そ
れ以前の一九九五年にハーバード大学ケネディスクールに派遣され
た人物で、イギリスの中国研究専門家の一人が、第一次習政権の時
代に、「習主席は側近の顧問グループとともに国政運営に当たり、
劉鶴主任はその筆頭の一人」「李克強首相は脇に追いやられている」
など論じたが、当時の中国は、民主党のオバマ政権のアメリカと経
済関係を含め〝蜜月〟だった。より的確に言えば、ディープステー
トが動かす米中の経済・金融関係である。ちなみに、習近平の娘も
二〇一〇年から二〇一四年まで同大学に「在籍」していた。江沢民
の直系の孫である江志成氏もハーバード大学の経済学部で学び、そ
の後はゴールドマン・サックスで金融のイロハを会得し、香港を拠
点に博裕投資会社を起業。アリババ上場で、にわかにその名が世界
に知れる人物となっていると縷々事例を展開し、「金満」な中国が
アメリカの最高学府を手なずけ、「中国共産党を礼賛する」「共産
主義に傾倒する」スーパーエリートの輩出を目指してきたことは容
易に想像できると、政治・外交の常套手段を陳開しこの節を結ぶ。
                                               
                        この項つづく



世界初検出 1960年の素粒子の標準理論「Glashow共鳴」
千葉大学ハドロン宇宙国際研究センターが参画するIceCube(アイス
キューブ)実験は、2016年12月に宇宙から飛来した高エネルギーニュ
ートリノの観測から、1960年に予測されたGlashow共鳴という現象を
初検出した。この検出で、素粒子物理学の標準理論を、人工的な加
速器でなく宇宙で加速された粒子で検証できることを実証した。さ
らに、これまで難しいとされていた高エネルギー宇宙ニュートリノ
の粒子と反粒子の区別を初めて実現、この識別手法が宇宙ニュート
リノ発生機構の解明に新たな知見をもたらし、今後のニュートリノ
天文学で重要な役割を果たすと期待する。研究の主要部は2015年か
ら2020年まで千葉大学ハドロン宇宙国際研究センタで行われた。
【要点】
・宇宙ニュートリノにより、1960年に予測された素粒子の標準理論
「Glashow共鳴」の実証に初めて成功
・高エネルギー宇宙ニュートリノの中に反粒子が含まれることを発
見し、ニュートリノと反ニュートリノを識別することを世界で初め
て実現
・ニュートリノと反ニュートリノの識別手法は、宇宙ニュートリノ
発生機構の解明において知見を広げ、その測定精度をさらに高めた
観測により今後のニュートリノ天文学に新たな展 開が期待される
・論文タイトル:
Detection of a particle shower at the Glashow resonance with
IceCube 

📚 ニュートリノ天文学部門は、南極点で行われているニュートリノ
観測プロジェクト「IceCube(アイスキューブ)」の世界最大規模の
検出器にて検出された高エネルギーニュートリノ事象の解析結果を
用いて、極限宇宙の産物といえる宇宙線のこれまで謎とされてきた
発生源を同定することを研究のミッションとして揚げる。

・ニュートリノ天文学:IceCubeプロジェクトとは



出典:「素粒子の基礎理論「Glashow共鳴」の実証に初成功~
ニュートリノと反ニュートリノの識別を可能にし、宇宙ニュー
トリノ発生機構の解明に大きく貢献する成果をネイチャー誌で
発表



風蕭々と碧い時代:
2CELLOS - Vivaldi Storm 



クロアチア出身のルカ・スーリッチ(Luka Šulić)とステファン・
ハウザー(Stjepan Hauser)からなるチェロ・デュオ、2CELLOS
演奏曲。2011年のデビューより通算5枚目となる。ヴィヴァルディ・
ストーム」は伊ヴェネツィア出身のバロック音楽の作曲家、ヴィヴ
ァルディ
が書いたヴァイオリン協奏曲集『四季』の「夏」第3楽章に、
独自のチェロ用アレンジ。“夏の嵐”をイメージした映像では、楽
曲のクライマックスに向けて雷と雨が激しくなるなか、雨に打たれ
ながら2CELLOSが演奏。2011年にデビューして以来、2CELLOSが制作
した初のクラシック曲のMVとなる本映像は、5月にクロアチアのプー
ラにある石切り場で撮影されてた。新作アルバム『レット・ゼア・
ビー・チェロ~チェロ魂~』は、クイーン>やレッド・ツェッペリン
の人気曲、ジョン・レノン「イマジン」、レナード・コーエンの「
ハレルヤ」といったタイムレスな名曲から、エド・シーランの「パ
ーフェクト」、昨夏世界的ブームとなったラテン・ナンバー「デス
パシート」などの最新ヒットまでを網羅した内容。2CELLOSのオリジ
ナル作品も2曲収録、日本限定でMV7曲入りDVD付限定パッケージを
発売。

● 今夜の寸評:にぎり鮨とホログラムボタン
「新型コロナウイルス」と「ホログラムボタン」と「にぎり鮨」が
結びつき『公衆衛生事業』を着想したわけだが、これが「パンデミ
ック=ニューディル政策」にたどり着くのはあと二日後となる。こ
れも「デジタル革命渦論」があったればこそ着想できたのだと、今
夜、"偶然と必然の綾"を知る。

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