<2月の鑑賞予定映画>
#1~「食は人を信じる心・・対決!天然若女将VS電子レンジの女王」
春クール、気がついたらほとんどやっていたんですね。
多忙で、それどころじゃなかったです。
今回は、蒼井優ちゃんの癒し顔を求めて、これに決めました。
<キャスト>
半田 仙(一升庵の女将)・・・・・・蒼井 優
江崎ヨシ夫(若き料理人)・・・・・・・内 博貴
藤城清二(板長)・・・・・・・・・・・・・・杉本哲太
竹田留吉(二番板)・・・・・・・・・・・・向井 理
鈴木テル子(仲居)・・・・・・・・・・・・鈴木蘭々
浅井シズ(仲居頭)・・・・・・・・・・・・余 貴美子
半田千代(先代の女将)・・・・・・・ 由紀さおり
木下秀雄(料理学校の校長)・・・・松方弘樹
23歳の若き料理人、江崎(内博貴)は、今の仕事に疑問を感じ
「次代に流されたくない」と言って選んだお店が「一升庵」という老舗料亭だった。
目の前に現れたのは、先代女将(由紀さおり)ではなく
現女将のおせん(蒼井優)。飲んだくれの女将に江崎はビックリ。
江崎:「雇って損はさせません!」
「うちで良ければどうぞ働いておくんなさい」
いや~ん、蒼井優ちゃん、かわいい~。
料理には自信があった江崎だが、板長(杉本哲太)から
雑用係を命じられ、ガッカリ。おまけに、料理の仕方も江崎が今まで
学んできたことと逆のことばかりで、動揺してしまう。
おせん:「せっかく手間をかけるんだったら、使いきる手間を使いましょ」
ある日、おせんは馴染みの骨董屋・珍品堂さん(渡辺いっけい)の勧めで
200万円もする信楽焼の水桶を買う。それをリヤカーで運びに来た、江崎。
ちなみに江崎の給料は、月5万円。
その水桶を外に置きっぱなしにするから、江崎にはさっぱりわからない。
珍品堂さん:「おせんちゃんと一升庵はそれだけでひとつの思想です」
ある時、おせんは常連客で料理学校長の木下(松方弘樹)から
テレビで活躍する電子レンジ料理研究家の桜井(片桐はいり)と
料理対決して欲しい、と頼まれる。
嫌々ながらも引き受けてしまう、おせん。
江崎は、一升庵の思想についていけず、わずか1日で「辞めます」宣言。
おいおい、自分からお願いしておいて、それはないだろうっ!?
江崎:「憧れの一升庵も俺の幻想でした。一升庵は時代遅れです」
料理対決当日。
会場で生まれて初めて電子レンジを見る、おせん。
なんと、卵を電子レンジに入れてしまい、爆発! 危ない危ない・・・。( ̄◇ ̄;)
対決テーマは、アフター・ホームパーティ」。
前夜の残り物を使った料理ということで、調理に取り掛かる。
桜井は、わずか6分で2品を完成させる。
おせんは、じっくり時間をかけて作っていく。
おせん:「おいしくなぁ~れ、おいしくなぁ~れ」
いかん、萌えモードがっ!
3人の審査員が採点する。審査委員長の木下が講評。
木下:「料理のアイデア、スピードは桜井先生が優れています。
だけど1分でも1秒でも節約したいっていうのは、
料理を作る側の理屈だ。レンジでもレンジでなくても構わない。
問題はどっちがあたしのことを思って料理してくれたかなんだなぁ」
結果は同点。
木下曰く、本当は味ではおせんちゃんの方が美味しかったけど、
自分の仕事の利害関係とかもあり、仕方なく同点で丸く収める・・ということ
だったらしい。
この勝負を見ていた江崎は、一升庵に戻り、本当に出直すことを
おせんの前で誓う。
おせん:「一升庵の料理は、手間を惜しまず
人を信じることから始まるんでやんすよ」
いやぁ~蒼井優ちゃんに、癒されっぱなしの1時間でした。
レトロな着物がよく似合うし、あのほんわかした演技いいですね~。
でも、振り返ってみると蒼井優ちゃんの印象しか残らなかったような気もします。^^;
それだけ、蒼井優ちゃんの存在感がすごかった・・・というべきか?
脇役は、演技派を揃えてきたので、安心して見られるドラマになりそうです。
無駄なものを出さない一升庵の考えは素敵。
でも、一般主婦から見れば、レンジで簡単に何品も作ることが出来る
桜井さんの料理も魅力的です。
子供もドラマ始まる前は、「こんな地味なドラマ見るの?」と不評でしたが
終わってみたら、「面白かったから来週も見る」と感想を話していました。
意外に掘り出し物のドラマとなりそうです。
おせんオフィシャルHP