<3月の鑑賞予定映画>
暗いお話が続くのもなんなので、この半年で人から褒められて
ものすご~~~く嬉しかったことを3つご紹介したいと思います。
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◆ケース1
2月にあったグランミューズ入賞者記念コンサートでの出来事。
会場に入るのに、時間が少しあったので、2列に並んで待っていました。
開場になり、席に座ってしばらくしたら、「お隣空いていますか?」と
60代ぐらいの老夫人お二人が私に声をかけました。
そして私の顔を見た瞬間、「あら!あなた、会場の前で立ってらした方ね」
とおっしゃるんです。
扉の前には何人もいたのに、よく覚えてるのね~とびっくりの私。
2人はご姉妹で、知り合いの方がコンサートに出演されるので
応援にいらしたそうです。
で、何で私が印象に残ってたかといいますと・・・
老夫人:「あなたのお召し物が、とても素敵で姿勢もすごくよかったから
とても印象に残ってたの。あ~よかった、今日はステキな日だわ。
そんな方とお隣でご一緒できるだなんて」
↑「お召し物」という表現で褒めていただくの初めてで、それだけでも
わたしにとっては、最上級の褒め言葉。しかも「今日はステキな日」とまで
おっしゃって下さり、いや~天にも昇る気分でした。
休憩時間は、老姉妹のお話をたっぷり聞かせていただきました。
お話を聞いたら、なるほど納得。娘さん2人を海外にバレリーナ・ピアニスト
として留学させているお母様だったんです。
コンサートを聴いている時、なかなか辛口の評価をされていましたが
どの演奏者に対しても、演奏が終わるとまっ先に拍手して頑張りを
讃えていらっしゃいました。
会場でお別れしましたが、私もとても思い出に残る1日でした。
◆ケース2
7月に手術で入院した息子が退院する日、ちょうど息子のクラスで行っている
本読みの当番日にNAOさんがあたっていました。
息子が教室にいない本読み、しかも退院日。でも、子供たちが待っているだろうと
思い、キャンセルせずそのまま敢行しました。
まぁ、読むだけですので、別段問題なく終了。
数日後、同じクラスのお母さんに何人かスーパーとか
散歩道で会ったのですが、すごく感謝されました。
「息子さんが入院で大変な時だったのにも関わらず、
本読みしてくださってありがとうございました」
お子さんから事情を聞かれたんだと思いますが、私はそんなに意識して
いなかったので、うれしいやら恥ずかしいやら。
でも、とっても嬉しかったです。 何気ない行動に対して褒めてもらえるのって
恥ずかしいけど嬉しいものなんですね。
◆ケース3
「海のエジプト展」に行った時のこと。
中華街に寄るために、地下鉄に乗って移動。
その間、息子は遊戯王カードを取り出して「これがオシリスの~」とか
「ラー神の~」と言いながら、私に懇々と説明していました。
私ら親子の前には、80代ぐらいの足の不自由なおばあちゃんが座っていました。
で、こちらをニコニコしながら見ていました。
中華街に着き、席を立とうとするとそのおばあちゃんが一言。
「お宅のお子さん、本当にかわいらしいお顔されていますね。
見ていてとっても和みましたわ」
人がたくさん降りたので、「ありがとうごさいます!」としか言えなかった私。
私が褒められたわけではないんですが、とっても嬉しかったです。
だが、息子は「かっこいい」が彼にとっての最上級の褒め言葉。
彼的には嬉しくなかったようです。
人それぞれ、受け取り方が違うとこうも違うんですね。