NAO日和

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<12月の鑑賞予定映画>

「はたらく細胞」「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」「私にふさわしいホテル」

大河ドラマ「龍馬伝」第11回

2010年03月17日 | TV番組

◆第11回 「土佐沸騰」


龍馬(福山雅治)は、結婚を約束していた加尾(広末涼子)が京に送られて以来
落胆していた。同じ頃、弥太郎(香川照之)は、長崎で藩の金を使い込み、
お役御免となって、土佐に戻ってきてしまう。弥次郎:「アホがっ!」

その頃、江戸では朝廷を無視して開国した井伊直弼(松井範雄)が水戸浪士たちの
手によって暗殺された、世に言う「桜田門外の変」が起きる。
その知らせを受けた土佐前藩主・山内容堂は喜び、これに刺激を受けた
武市半兵太(大森南朗)は、土佐藩を攘夷一色に染め朝廷を動かし、
幕府の開国政策を改めさせようと考える。
武市の言葉に意気盛んとなる仲間たちを冷静に遠くから見る龍馬。
 
龍馬:「ワシは、自分が甘かったということがよぅわかりました。
     武市さんは、みんなを集めて何がしたいがですか?」
武市:「龍馬、おまえ、変わったの」
龍馬:「さっきも言うたですろ。ワシは自分が甘かった、それだけです」


やがて、龍馬が心配していたことが現実となってしまう。

酔った上士が池田虎之進の弟を斬殺。その仇討ちとして、虎之進が
上士を討ってしまう事件が起こってしまった。

事の発端を知った下士たちは、武市の道場に集まり上士と一触即発の雰囲気。
それを武市は必死に止める。そこへ龍馬が来て、一人で上士の屋敷へ向かう。
それも刀を置いて・・・。

上士の屋敷に、吉田東洋(田中泯)が出向き、部下を一喝。
東洋:「頭を冷やせ!下士共は、捨て身じゃ」
そこへ弥太郎が現れ、下士たちの動きを告げ口する。これにより、弥太郎は
東洋から郷廻りという役に任命される。
 
そこへ龍馬が現れ、上士を説得し、事態の収拾を図る。
龍馬:「このままでは、土佐が真っ二つに分かれて殺し合いになります。
     これが幕府に知れれば、藩はお取り潰しになるがです」


龍馬の言うことは正論だった。東洋もこれに承知する。
下士が上士を動かす・・・信じられない光景に弥太郎は驚きを隠せない。
弥太郎:~いつのまに龍馬は、こんな図太い男になってしもうたのか~

その後、上士・後藤象二郎と武市が話し合い。池田虎之進を切腹・・・という形で
この事件は一件落着の形となる。だが、それはすべて後藤の主導で行われ
武市はまったく抵抗ができなかった。まったく納得できない龍馬は憤りを感じる。

武市は、龍馬に東洋はこのまま許すはずがない、と話し
土佐で攘夷派の一大勢力を立ち上げることを打ち明ける。
 
龍馬:「武市さんは異国から日本を守るといいながら、やりおることは
     吉田様とのケンカじゃ
」        武市:「おまんもそのうちわかる」
  
数日後、龍馬は東洋に呼び出される。
東洋:「坂本龍馬、というたの。・・・・・おんし、何かを捨てたろ?」
そう言うと東洋は、登城するよう命令される。つまり、上士に取り入れてくれる
ということである。これには、そばにいた弥太郎や後藤象二郎も仰天。
もちろん、龍馬も驚きをかくせず、待って欲しい、と保留する。
  
その夜、龍馬の元へ見知らぬ者がやってきて、ある所へ連れて行かれる。
そこは武市道場で、攘夷派の下士たちが大勢集まっていた。
武市は、土佐勤王党を立ち上げる、と宣言。龍馬に血判を求める。

あまりの勢いに、思わず息を呑み込む龍馬であった・・・・。

(本文はHPの文を一部引用いています)
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今週は、怪演?した吉田東洋(田中泯)に目が釘付けの回でした。

吉田東洋は、ちゃんと龍馬の“変化”に気づいてましたね。さすがです。
相手の心の変化を察知するあたり、器の大きさを感じます。

武市はどんどん危ない方向へ行ってしまいますね。
ついに、「土佐謹王党」の旗を立ち上げますが、事の顛末を知っているだけに
重苦しい気分になります。

重苦しいといえば、自分の居場所が土佐にはなくなってしまった、ということに
気づく龍馬。自分の居場所がないと、なんか気持ちも重く感じますよね。
ですが、あんな下士たちが血気盛んところで血判を迫られたら
逃れられませんよね。血判なんか押したくない気持ちが顔に表れていますが
押さなかったら絶対切られちゃうので、あの場は判を押しちゃうんでしょうね・・。
で、やがて脱藩という選択へ向かっていくわけです。

それにしても武市は、うまい具合に龍馬を利用していますね。

次週、おやおや弥太郎さん結婚ですか~~。

コメント
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