<12月の鑑賞予定映画>
~君と好きな人が、百年続きますように~
観る予定なかったんだけど、ようやく期末テストが終わった高1娘に
せがまれて、今頃行くことに・・・。(--;)
2010年 日本 (10.8.21公開)
配給:東宝
監督:土井裕泰 上映時間:128分
製作:八木康夫、濱名一哉、那須田淳
脚本:吉田紀子 主題歌:一青窈 『ハナミズキ』
音楽:羽毛田丈史
出演:新垣結衣・・・・・・・・・平沢紗枝
生田斗真・・・・・・・・・木内康平
向井 理・・・・・・・・・北見純一
連佛美沙子・・・・・・・渡辺リツ子
薬師丸ひろ子・・・・・・平沢良子
<見どころ>
2004年にリリースされ、今も多くの人々に愛され続けている一青窈のヒット曲
「ハナミズキ」をモチーフにした純愛ラブストーリー。
擦れ違いながらも、お互いを思い合う男女の10年間に及ぶ愛の軌跡が描かれる。
主人公の男女を『BALLAD 名もなき恋のうた』の新垣結衣と
『人間失格』の生田斗真が演じる。
<あらすじ>
東京の大学を受験すべく、大きな夢に向かってひたむきに突き進んでいる
紗枝(新垣結衣)と、漁師としての家業を継ぐため、水産高校に通う
康平(生田斗真)。互いを思い合う中、やがて二人は紗枝の上京をきっかけに
遠距離恋愛を始めるが、故郷に残った康平は、都会の暮らしを通して美しさが
増していく紗枝との別れを選ぶ。
<感想>
公開されたから1ヶ月も経つので、今回は感想短めに・・・。
確か「ハナミズキ」の楽曲は、2001年アメリカで起きた同時多発テロの時、
NYにいた友人からのメールをきっかけにして出来た楽曲・・・と聞いたので
これがどうやって純愛ストーリーになるのか?と思って鑑賞しました。
全編通して、なんちゅうガッキーのカワイイこと。
決して演技がうまい女優さんじゃないですが、10年間の変遷を無難に
演じていたと思います。カワイイ女子高生からキレイなお姉さんってな感じで。
相手役の生田くんは、「人間失格」よりノビノビ演技していたように思います。
時々、ドキッとさせられる顔するんだよね~ウン、いいわ~。
お目当ての向井くんは、あ~ちょっとしか出てこず。
食事のシーンとか、何気に良かったな。
「紗枝の肉じゃがが食べたかった」 うん、私も言われたい。
しかし、この作品で最も良かったのは、薬師丸ひろ子さん!
ほんと良かった~~ひまわりのようなお母さんだった。
で肝心のお話は、最初は良かったんだけどなぁ・・・後半、妙に間延びして
えらく長く感じてしまいました。「まだ、この後あんのかよ?」って。
で、思ったほど泣けなかった。。。。
一番ウルウル来たのが、紗枝が東京へ上京する時の別れのシーン。
予想できる展開のお話だったので、感動薄めでしたが、なんのかんので
想いあっている二人が微笑ましくも感じました。
(想いを伝えるのがぎこちない場面もあり、イラっともきましたが)
カナダでの撮影は、きれいだったな~。あの灯台、今後日本から観光に
来る人、めっちゃ増えるんでしょうね・・・。
東京へ上京後の展開が妙に早いので、人物像の背景が薄く感じたとこが残念。
娘も、「ところどころブツ切れ感感じて、感動の余韻が切れてしまう」
と話していましたね。特に、純一との関係や父親の背景も、もう少しつっこんで
欲しかったかな~。
というわけで、映画館で観るほどでもないかな~DVDで充分だと思います。
でも、点数は、生田くんと向井くんが素直にカッコイイので、甘めにつけます。
(結局、そこかよ!という突っ込みはナシでっせ)
点数:7点 (10点満点)