<2月の鑑賞予定映画>
~衝突する二つの運命~
早く見に行きたかったのに、また遅くなってしまった・・・・。
2010 日本 (10.10.30公開)
配給:東宝 上映時間:97分
製作:亀山千広/藤島ジュリー景子
原案・脚本:金城一紀
監督:波多野貴文
音楽:菅野祐悟
出演:岡田准一・・・・・・・井上薫 (警護課・巡査部長)
真木よう子・・・・・・笹本絵里 (警護課・巡査部長)
香川照之・・・・・・・伊達國雄 (与党・幹事長)
山本圭・・・・・・・・・麻田雄三 (内閣総理大臣)
堀部圭亮・・・・・・・伊達の秘書
蛍雪次朗・・・・・・・田辺晋一 (内閣官房長官)
堤真一・・・・・・・・・尾形総一郎 (警護課・係長)
<見どころ>
特殊能力を持つ主人公のSPやその仲間たちが、テロリストたちと戦う姿を描いたテレビドラマ
「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版。
2部作のうち「野望篇」と称する本作では、東京で勃発(ぼっぱつ)した大規模テロ事件に立ち向かう
SPたちの雄姿を活写する。主演の岡田准一をはじめ、堤真一、真木よう子らが続投するほか、
大物国会議員役で香川照之が参戦。2年間をかけて肉体改造と格闘技術の修練を行った
岡田の本格的アクションの数々が圧巻だ。
<あらすじ>
チームリーダー尾形(堤真一)の、耳を疑うような発言に疑心をぬぐい切れない井上(岡田准一)は、
表面的には平和な姿をしている日常の中に、特殊能力で脅威の存在と四六時中シンクロしていた。
そんなある日、六本木で大規模テロ事件が勃発(ぼっぱつ)。テロリストの魔手は笹本(真木よう子)ら
第四係のメンバーにも向けられていた・・・・。(以上、シネマトゥディより)
<感想>
人気テレビドラマの映画化。深夜枠の時間帯にも関わらず、視聴率良かったんだよね、このドラマ。
NAOさんも観ていましたが、SPという職種にスポットを当てたスピーディな展開に、釘付けになって
観ていたので、映画化はかなり楽しみにしていました。
公開されてからかなり経っているので、感想は短めに。
本編もドラマ同様、アクションシーンはてんこ盛り。 特に、主役の岡田君はのアクションはお見事。
冒頭15分間ぐらいかな?テロリストを追っかける緊迫したシーンは、見ごたえがありました。
で、途中でトラックの運ちゃんがダイアモンド☆ユカイなのには、一人爆笑してしまったが。。。
でもなぁ~ちょっとありえない追いかけごっこのような気がるすんだけど。
内容は、TVシリーズを見ていないとわかんないようなところもあるので、全く初めての人には
面食らうところあるかもしれません。
TVシリーズを観ていた私は、ツッコミどころ満載の本編に笑えるところもありましたが
正直、うーん・・・というところもあり。
そもそも「野望篇」「革命篇」の2つに分ける意味あったのかなぁ?
「革命篇」はこれからですが、本作は、「革命篇」のための序章にすぎない展開。
中身あんまりないし、アクションシーンも見ごたえはあるけど、無駄に長すぎ。
最後、官房長官を護衛する場面なんて、正直「またかよ」って思っちゃった。
第4の刺客までいらんやろ?ええとこ第3までだって~。
で、その護衛の仕方も「ありえへんやろ?」ってたぐいだし。
まぁTVドラマもそうだったので、いいんですけど。スクリーン通すと、なんかなぁ~って思いました。
アクションは、岡田君が肉体改造してまで頑張ったのだから、見ごたえ充分。
でも、話がいかんせん薄すぎ。アクションに重きを置いてしまった感があります。
話の核心は、「革命篇」に期待!ということですかね。
個人的には、今流行りの「前後編」っていう形でなく、まとめて1本にして欲しかったです。
なんのかんの言いながら、「革命篇」観ちゃいますけど。
TVシリーズ未見の方は、あらかじめTVシリーズをおさらいしてから鑑賞をオススメします。
点数:5.5点 (10点満点)