<2月の鑑賞予定映画>
低学年の生徒で、今までお母様の同伴レッスンだったのをやめ、一人で
レッスンに来てくれる生徒さんが増えました。
レッスンの時間は、お母様の手助け?はなく、自分で考えて用意とかをしなくてはいけません。
どのお母様も「うちの子、ちゃんと出来るのかしら?」と心配されますが、大丈夫。
どの生徒も、「こんにちは!」と元気良く挨拶し、靴をちゃんとそろえてレッスン室に入り
テキストを用意し、1週間お家でどう頑張ったのか話してくれます。
これが驚くほどみんなよくしゃべるしゃべる。
お母様が横にいらしたときは、貝の様に口閉じていたのがうそのようです。
みんな猫かぶってたんですね~。
たぶん、今の姿が本来の子ども達の姿なんだと思います。
逆に私はそれが嬉しくて嬉しくて、毎週レッスンを楽しみにしています。
また、お母様がいないので、自然と自分で言う状況になったので、自分の口から
「今週はここは出来たけど、ここは出来なかった」と具体的なことを伝えてくれるように
なりました。
お母様がついていた時は、首をかしげて何も話してくれなかったのからえらい進歩です。
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で、最近ふと思ったことが、親以外で自分を認めてくれる場所のひとつとして、ここを
考えてくれたらいいなぁ~なんて思うわけですよね。
先日、ある生徒がものすごく凹みながらレッスンにやってきました。
聞くと、なかなか思うように弾けないから、お母さんのほうが怒りだしたそうです。
曲を聞いてみると、確かに先週に比べるとそんなに変化はしていないけど
その中でも進歩しているところがあったので、そこを褒めると、暗かった顔が一変して
明るい顔になりました。
そこで、5分間だけとにかく楽譜に集中させ、出来なかった8小節が弾けるようになりました。
「5分でここまで出来たじゃない、よく頑張った」
ニコニコ顔になっていました。
その子にあったペースで頑張ればいいと私は思っています。
「亀のように、ペースは遅くても少しでも前進すればそれでいい」と話したら、
なぜか大ウケされ、「うん、ちょっとずつでも頑張ります」を答えてくれました。
子ども達は、まだまだ成長過程。
それぞれのスピードにこちらが合わせて一緒に頑張っていけたらいいなと思います。
さて、気持ちを新たに今週も頑張ります!
20日に発表会の申し込み締切なので、皆様お忘れなく~。