<2月の鑑賞予定映画>
~その泉を見つけし者は、"永遠"を手に入れる~
2011年 アメリカ映画 (11.05.20公開)
配給:ディズニー 上映時間:137分
監督:ロブ・マーシャル
原作:ティム・パワーズ
制作:ジェリー・ブラッカイマー
音楽:ハンス・ジマー
出演:ジョニー・デップ / ペネロペ・クルス / ジェフリー・ラッシュ / イアン・マクシェーン
サム・クラフリン / アストリッド・ベルジュ=フリスベ
<見どころ>
海賊キャプテン・ジャック・スパロウをジョニー・デップが演じる人気シリーズ第4弾となる
アクション・アドベンチャー大作。永遠の命をもたらす伝説の泉をめぐり、ジョニー・デップ演じる
ジャックが新たな冒険を繰り広げる。
『シカゴ』『NINE』などのロブ・マーシャルが監督としてシリーズに初参加。
ジャックのかつての恋人である女海賊を、ペネロペ・クルスが演じる。
臨場感あふれる映像による大海原やアクションシーンの迫力に、度肝を抜かれること必至だ。
<あらすじ>
美しい女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)と再会したジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。
しかしジャックは、アンジェリカが不死の泉を見つけ出すために自分に近づいたのではないかと
疑いを抱く。アンジェリカと史上最強の敵である黒ひげ(イアン・マクシェーン)と共にリベンジ号で
船出したジャックだったが、そこには予想だにしない冒険が待っていた。
<感想>
「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズ・チェスト」感想記事
「パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド」感想記事
4年ぶり、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの新作。
ジョニーファン&作品を愛するファンには、待ってました!と、素直に嬉しい。
新作は、監督がロブ・マーシャルが担当。おまけに、3部作で活躍したキーラ・ナイトレイや
オーランド・ブルームもいないので、ほとんどジョニーが出ずっぱりの展開。
前作「ワールド・エンド」では、上映開始40分後にようやくジョニ様がやっと出てきた~に
比べると雲泥の差。
しかし・・・なんだかなぁ~ジョニーが主役なんだけど、一人で2時間頑張るにはきつい。
新作を観て、改めて、キーラ・ナイトレイ&オーランド・ブルームのキャラ存在が大きかったことを
再認識させられる。
新たに登場したペネロペ・クルスは、文句なくかわいい。 でもキャラ設定が予想通りなんだよね。
オーリーの代わり?的存在の、宣教師くんは、顔も好みでないし、存在薄っ。
要は、海賊ジャック・スパロウには、相対する相棒がいてこそキャラが際立つのだけど
残念ながら、新たに加わった二人は、そういう動きをしていない。これがひじょ~にマイナス面。
逆にほのぼのしたのが、バルボッサとジャックのやりとり。
海賊魂を語る場面や、義足から水を飲むシーンは、ほのぼのしたなぁ~。
さて、4作目はロブ・マーシャル監督になったのだが、どうなんでしょうかね~。
遊び心が少なく、ガッツリ作ったという感じがします。これはこれでいいんですけど
物足りなく感じた人も多かったと思います。なにより海賊話なのに、海のシーンが
少なく陸上の移動が多い。おまけに「聖杯」とかが出てきたから、おいおいこれじゃあ
インディ・ジョーンズと変わらんじゃないか・・・・とスクリーン見ながら突っ込んでしまいましたよ。
そうは言ってもこのシリーズは、なんだかんだでジャックの魅力は大きい。
今回は、ほぼでずっぱりなので、ジャック演じるジョニー・デップファンにはたまらないですね。
あと、ペネロペの魅力もバッチリなので、ペネロペファンにもオススメです。
だが、パイレーツシリーズファンには、ドタバタ感が少なくなり、物足りなく感じますね。
個人的には、新作と考えるより、スピンオフ作品として観た方が、納得できると思います。
なんだかんだ言ったけど、やっぱジャック・スパロウは最高です。エンドロール後もお忘れなく!
点数:7点 (10点満点)