<12月の鑑賞予定映画>
1日は、娘と二人で六本木で開催されている、
「ミュシャ展-パリの夢 モラヴィアの祈り」を見に行ってきました。
娘、六本木ヒルズに来たの初めてで・・・。
高層ビルの52階にある森アーツセンターギャラリーへ。
当然、館内は撮影禁止。
入口にある、この電光パネルはOKだったので撮りました。
アルフォンス・ミュシャと言えば、アール・ヌーヴォーを代表する画家。
女優:サラ・ベルナールのポスターを描いて一躍有名になった
ポスター制作の先駆けの方。
少女マンガのような、輪郭をかたどった画風は繊細な曲線美で魅了します。
<百合の聖母>
親子で目に留まったのがこの作品。
こういう宗教的な作品も多く描かれているのは知りませんでした。
聖母のお顔がとにかく天から降りてきたかのような優美なお顔で
見ていて、心が洗われます。
<ヤロスラヴァの肖像>
ミュシャの娘さんだそうです。
頭に布巻いてるので、一瞬男性かと思っちゃいました。
こちらの作品は、装飾美はなく、まっすぐ前を見る凛とした力強さを感じました。
晩年、力を注いだ「スラブ叙事詩」は見応えがありました。
チェコ生まれのミュシャは、スラブ民族の統一を願っていたのが
この作品を通して伝わってきます。
音楽家のスメタナやドヴォlルザークもチェコの統一を願って作曲していましたが
ミュシャも絵を通じて、表現してたんですね。
これは、全く知らなかったので、とても勉強になりましたね。
繊細なポスター画の印象しかなかったので、この展覧会はとても興味深い内容でした。
見応えある展覧会でしたので、ぜひ!
「ミュシャ展-パリの夢 モラヴィアの祈り 」
東京★ 2013年3月9日(土)~5月19日(日) 森アーツセンターギャラリー
新潟★ 2013年6月1日(土)~8月11日(日) 新潟県立万代島美術館
松山展★ 2013年10月26日(土)~2014年1月5日(日) 愛媛県美術館
仙台展★ 2014年1月18日(土)~3月23日(日) 宮城県美術館
札幌展★ 2014年4月5日(土)~6月15日(日) 北海道立近代美術館
場所:森アーツセンターギャラリー
http://www.roppongihills.com/art/macg/
開館時間:10:00~20:00
※火曜日は17:00まで
※入場は閉館30分前まで
主催:ミュシャ財団、日本テレビ放送網、森アーツセンター
後援:チェコ共和国大使館
特別協賛:木下工務店
協賛:大日本印刷、日本興亜損保
協力:全日本空輸、KLMオランダ航空、日本通運、JR東日本、BS日テレ、シーエス日本、
ラジオ日本、J-WAVE、InterFM、文化放送、テレビ神奈川
企画協力:NTVヨーロッパ