<2月の鑑賞予定映画>
~なぜ、盗めない!?~
2012年 アメリカ映画 (2013.05.17公開)
配給:GAGA 上映時間:1時間30分
監督:マイケル・ホフマン
原案:シドニー・キャロル
脚本:ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン
音楽:ロルフ・ケント
出演:コリン・ファース/キャメロン・ディアス/アラン・リックマン
トム・コートネイ/スタンリー・トゥッチ
<見どころ>
犯罪コメディー『泥棒貴族』を、オスカー俳優コリン・ファースとラブコメの女王こと
キャメロン・ディアス共演でリメイク。モネの名画の贋作詐欺をもくろむ男と
天然カウガールの相棒、そしてターゲットの億万長者が珍騒動を巻き起こす。
脚本は数々のヒット作を世に送り出したジョエル、イーサン・コーエン兄弟。
監督はマイケル・ホフマン。さらに『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生で
おなじみアラン・リックマン、『ラブリーボーン』などのスタンリー・トゥッチが脇を固める。
<ストーリー>
美術学芸員のハリー(コリン・ファース)はモネの名画のニセモノを使った詐欺を
思いつく。相棒PJ(キャメロン・ディアス)が絵画の所有者に成り済まし、ハリーは
本物と見まがうような贋作を用意して標的の億万長者シャバンダー(アラン・リックマン)
に近づく。しかし超天然のPJが次々と騒動を巻き起こし、シャバンダーが別の
絵画鑑定士を呼んだことで、成功間違いなしのはずの計画は予期せぬ方向に……。
<感想>
私、あんまりキャメロン・ディアスは、好きじゃないのですが、「ハリポタ」でおなじみの
アラン・リックマンが出演している、それだけの理由で鑑賞。
キャメロンは、今回もおちゃめな女性を自然に演技。こういう役演じるのは天下一品ですね。
コリン・ファースは、「英国王のスピーチ」とはまた違った冴えない?美術学芸員を
大真面目な顔をして演じてるのが、妙に笑えました。
アラン・リックマンは、スネイプ先生の黒髪のイメージが強烈にあるので、
金髪ヘアでスーツ姿が、とっても新鮮に感じました。
モネの贋作を売りつける大がかりな詐欺計画を立てますが、本作に登場する
「積みわら 夜明け」と「積みわら 夕暮れ」は、実は映画用アレンジなんですよね。
積みわらシリーズいくつもあるので、一瞬本物か?と思っちゃいましたよ。
コリンもアランも英国紳士のちょっと気取った感と、キャメロンのいかにもアメリカ娘という
対照的なシーンが数多くあり、けっこう笑っちゃいました。
劇中、日本人が出てきますが、欧米人が考えている日本人ってこんな感じなのね・・・。
このまま終わったらなんかいやだな~と思ってたところに、まさかのラスト展開。
これには意表を突かれました。
キャメロンファンには必見の映画。 最後のオチに、少しほっこりしました。
何も考えずに、サラッと観られる娯楽作品ですね。
最後、スネイプ先生?のあの姿には大爆笑でしたわwww
点数:6点 (10点満点)