<2月の鑑賞予定映画>
~まるでギャングな警察たち~
2012年 アメリカ映画 R15+指定 (2013.05.03公開)
配給:ワーナー 上映時間:113分
監督:ルーベン・フライシャー
原作:ポーリ・リーバーマン 『L.A.ギャング ストーリー』(早川書房刊)
脚本:ウィル・ビール
音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
出演:ジョシュ・ブローリン/ライアン・ゴズリング/ショーン・ペン/エマ・ストーン
ニック・ノルティ/アンソニー・マッキー/ジョヴァンニ・リビシ/マイケル・ベーニャ
ロバート・パトリック/ミレイユ・イーノス
<見どころ>
ロサンゼルスで暗躍した実在のギャング、ミッキー・コーエンと、街の平和を取り戻そう
と立ち上がった市警との壮絶な抗争を描いたクライム・アクション。
ポール・リーバーマンによる実録ルポを基に、のルーベン・フライシャー監督がメガホンを
取る。オスカー俳優ショーン・ペンが伝説のギャング王にふんし、彼との戦いに挑む男
たちにジョシュ・ブローリン、ライアン・ゴズリングら実力派が顔をそろえる。
<ストーリー>
1949年ロサンゼルス、ギャング王ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)はドラッグや
銃器売買、売春などで得た金で街を牛耳っていた。警察や政治家も意のままに操る
コーエンに誰も歯向かえずにいたが、街の平和を取り戻すべく6人の男たちが立ち上がる。
ロサンゼルス市警のジョン・オマラ(ジョシュ・ブローリン)とジェリー・ウーターズ
(ライアン・ゴズリング)らのチームは、身分を隠し闇社会に戦いを挑んでいく。
<感想>
実話をもとに着想されたお話。
LAの裏社会のボス、ミッキー・コーエンを倒すため、警察が密かに隠密部隊を結成。
映画を観ていると、なんだか「アンタッチャブル」を思い出します。
あれはシカゴを舞台にしたマフィアのお話でしたが、これもそんなかんじ。
こういうギャングものの話は、主役より悪役の方が魅力ありますが、本作も
ボスを演じたショーン・ペンの熱演が印象残りました。
冒頭から目を覆ってしまった極悪非道ぶり。 もぅ外道ぶりが半端ないです。
彼のするどい目つきとか、もぅ観てて怖かったですぅ。
ボスの愛人役に、エマ・ストーン。美人で可愛い、こういうお顔好きです。
まだ若いんだけど、なんか色気ありました。
ボスの愛人を寝取った?ライアン・ゴズリング。
顔は、決して好みの顔ではありませんが、本作のライアンは色気があって
渋くてとっても良かった。 40年代の服装もピシッと決まってて、ちょっと目が
ハートになってしまった私。
彼らがコーエンを追い詰めて行くのはいいんだが、なーんかぬるいのよね。
最初の作戦は大失敗するし、そのあとの作戦もなんだか計画ちゃんと
立ててるのか立ててないのかいまいち???なん感じだし、どちらかというと
ストーリーうんぬんよりは、警察VSギャングの抗争の過激さをスポット当てた
かなり娯楽性を重視した映画のように感じました。
そうしてみると、合点いきますね。
点数:7点 (10点満点)