<12月の鑑賞予定映画>
~罪を、選んだ。~
2013年 アメリカ映画 R15+指定 (2013.11.15公開)
配給:20世紀フォックス映画 上映時間:1時間58分
監督:リドリー・スコット
脚本:コーマック・マッカーシー
衣装デザイン:ジャンティ・イェーツ
音楽:ダニエル・ベンバートン
出演:マイケル・ファスベンダー/ペネロペ・クルス/キャメロン・ディアス
ハビエル・バルデム/ブラッド・ピット/ブルーノ・ガンツ
<見どころ>
マイケル・ファスベンダーにブラッド・ピット、ペネロペ・クルスにキャメロン・ディアスに
ハビエル・バルデムという豪華スターが共演した心理サスペンス。
欲望に駆られて裏社会のビジネスに手を出した弁護士とその仲間たちが、危険なわなに
ハマり否応なく堕ちて行く姿を描き出す。
メガホンを取るのは『ブラックホーク・ダウン』などの巨匠リドリー・スコット。
セレブリティーたちを破滅へと追い込む謎の黒幕の存在はもとより、予想だにしないラスト
に驚がくする。
<ストーリー>
メキシコ国境付近の町で弁護士をしている通称カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)
は、恋人ローラ(ペネロペ・クルス)との結婚も決まり人生の絶頂期にあった。
彼は実業家のライナー(ハビエル・バルデム)と手を組み、裏社会のブローカー、
ウェストリー(ブラッド・ピット)も交えて新ビジネスに着手する。
その仕事は巨額の利益を生むはずが……。
<感想>
これだけの豪華俳優陣&予告編もなかなかスリリングで、ちょっと期待して
観に行ったのですが、ぶっちゃけ、なんじゃこりゃ?な感じ。
弁護士のちょっとした欲のために、周囲が地獄に巻き込まれていく・・・というお話。
序盤の話の流れが、ゆっくりすぎて、思わず睡魔が・・・・・・。
ブラッド・ピットの役どころもいまいちよぉわからんし・・・。
「どいつが黒幕!?」と思ったが、予想通りの黒幕だったし・・・・。
服装とか見てたら、だいたいわかるよね。
にしても、キャメロンの、あのナマコシーンには、少々びっくり。
ダンスやられてただけあって、身体柔らかいわ~。180度開脚だなんて、私には無理。
でも、あの開脚シーン、エロいはずなのに、なんかエロさを感じなかった・・・・・。
大物役者ばかりなので演技は安心して観られるのだけど、いかんせん話の節々が
端折りすぎててわかりにくいし、長台詞は少々哲学的な感じなので、ますますわからん。
ただ、裏社会の恐ろしさは伝わってました。素人が安易に手を出すもんじゃない。
運び屋のライダーの首チョンシーンと、ブラピがワイヤーで首を絞めつけられて
死んでしまうシーンが、強烈に印象に残っただけ。
グダグダの脚本で、せっかくのスター揃いなのに、もったいない映画でした。
点数:4点 (10点中)