<3月の鑑賞予定映画>
~泣き方だけが、わからない~
2013年 フランス/カナダ映画 (2014.11.15公開)
配給:GAGA 上映時間1時間45分
日本語字幕:松浦美奈
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
原作:ライフ・ラーセン 『T・S・スピヴェット君 傑作集』(早川書房刊)
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ/ギョーム・ローラン
美術:アリーヌ・ボネット
出演:カイル・キャトレット/ヘレナ・ボナム=カーター/ジュディ・デイヴィス
カラム・キース・レニー/ニーアム・ウィルソン/ジェイコブ・デイヴィーズ
ドミニク・ピノン
<見どころ>
『アメリ』『ロング・エンゲージメント』などのジャン=ピエール・ジュネが、ライフ・ラーセンの
小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」を実写化したアドベンチャー。発明家を対象とした
権威ある学術賞に輝いた10歳の天才少年が、授賞式出席のためにモンタナから
ワシントンへと向かう中で体験する冒険を映す。
『英国王のスピーチ』などのヘレナ・ボナム=カーターをはじめ、ロバート・メイレット、
ジュディ・デイヴィスらが出演。主人公である少年の創造力や発想力を具現化した、
ジュネ監督ならではのビジュアルにも目を奪われる
<ストーリー>
天才だが、それゆえに周囲との溝を感じる10歳の少年T・S・スピヴェット(カイル・キャトレット)。
そんな彼にスミソニアン学術協会から、最も優れた発明家に授けられるベアード賞受賞
を知らせる電話が。授賞式に出席するため、彼はたった1人で家のあるモンタナから
ワシントンへ旅立つことに。さまざまな出来事や人々と出会いながら、カウボーイの父親、
昆虫博士の母親、アイドルを目指している姉、事故によってこの世を去った弟へ思いを
はせるスピヴェット。やがて彼はワシントンに到着し、授賞式に臨む。
<感想>
予告編を観て気になったので、公開早々に観たのですが、UP遅くなったな・・・・。
主人公を演じたカイル君、演技うまいなぁ~。そしてなかなかのイケメン君。
どんな大人に成長していくか楽しみです。
今回は、ふつーのママ役だったヘレナ・ボナム=カーター。
ふつーといっても、かなり変わり者の学者さんでしたが(笑)
しかし、トースターなぜにあんなに壊れるのかね?
絵本のような色彩豊かな映像、随所に細かなユーモアがちりばめられて
ほんわかした気分で鑑賞出来ました。アメリカ横断の旅を通じて、旅先で
出会う人々の優しさに触れるシーンが良かったですね。
作品を通じて、マスメディアや銃社会に対する風刺批判するあたりもなかなかでした。
ただ、万人受けするかどうかは疑問。 私は好きでしたけどね。
点数:8点 (10点中)