<2月の鑑賞予定映画>
~その手で守るのは、1億2000万人の未来~
2015年 日本映画 (2015.08.29公開)
配給:東宝 上映時間:120分
監督:平野俊一
原作:小森陽一 『S -最後の警官-』(小学館『ビッグコミック』連載)
作画:藤堂裕
脚本:古家和尚
音楽:高見優/木村秀彬
主題歌:MISIA
出演:向井理/綾野剛/新垣結衣/大森南朋/平山浩行/池内博之/高橋努
吹石一恵/朝加真由美/本田博太郎/土屋アンナ/高嶋政宏/近藤正臣
本宮泰風/辰巳琢郎/菅原大吉/青木崇高/オダギリジョー
<見どころ>
小森陽一の漫画を基に、向井理と綾野剛が共演を果たしたポリスアクションドラマの
劇場版。今回は海上を舞台に、日本の治安維持のために尽力するSAT
(警視庁特殊部隊)、SIT(警視庁特殊犯捜査係)、NPS(警察庁特殊急襲捜査班)の
奮闘を描く。向井や綾野をはじめ、新垣結衣、吹石一恵、土屋アンナ、高嶋政宏ら
おなじみのメンバーが再集結。ドラマよりさらにパワーアップした主人公たちの
活躍はもとより、予測不能の展開なども見どころ。
<ストーリー>
既存のSATとSIT双方の特徴を併せ持ち、NPSこと警察庁特殊急襲捜査班が
3番目の“S”として新たに設立される。生死を問わず犯人を制圧する方法ではなく、
生かしたまま身柄を確保するというポリシーを掲げた彼らの存在は世間の注目の
的だった。そんなある日、何者かによる立てこもり事件が起こり、NPSの
神御蔵一號(向井理)らは現場に駆け付ける。さらに太平洋沖にて輸送船が
乗っ取られる事件まで発生し……。 (以上、シネマトゥディより)
<感想>
原作=未読 TVドラマ=鑑賞
TVドラマ制作の時から、映画ありき・・・でだったのですが、それにしてもTVドラマから
映画になるまでの空白期間が、ちょっと長いような気がしてしまったのは私だけ?
なので、映画観るまでにTVシリーズ全話録画していたのでおさらいしてから鑑賞。
思っていた以上にアクションシーンが多くて、満足。
今回は、イルマの出番が多くて、ファンとしては嬉しかったが反面、蘇我の出番が
思っていたより少ないように感じました。ポスターでは一號と蘇我の二人が
バーン!と出ていただけに、ちょっと不満が残ったな・・・。
あと、オダギリージョーのヒール役は、ほんとにかっこいい。
SAT、SST、NPS、それぞれのプライドや使命感を強く感じ、なかなか
良かったです。途中、「海猿」っぽいところが観られたが、原作者が同じなので
仕方ないのかな???
しかし、ツッコミどころも満載。MOX燃料を輸送する船のセキュリティ甘すぎだし
日本の閣僚全部船に来るなんてありえないし、燃料が800度超えているそばで
殴り合ってるけれど、大丈夫なのかい?(笑)
数え上げたらきりがないけれど、娯楽映画としてはなかなか良かったです。
NPSの「制圧」ではなく「確保」へのこだわりを感じた映画でした。
ドラマファンの私も満足満足。
黒幕は残っているので、続編ありなのかな???
点数:7点 (10点中)