<4月の鑑賞予定映画>
~大キライなのに、大好き~
2015年 日本映画 PG12指定 (2015.09.05公開)
配給:ショウゲート 上映時間:122分
監督:田口トモロヲ
原作:ジョージ朝倉 『ピース オブ ケイク』(祥伝社フィールコミックス)
脚本:向井康介
音楽:大友良英
主題歌:加藤ミリヤ 『ピース オブ ケイク-愛を叫ぼう-』(feat.峯田和伸)
出演:多部未華子/綾野剛/松坂桃李/木村文乃/光宗薫/柄本佑/菅田将暉
中村倫也/安藤玉恵/森岡龍/宮藤官九郎/廣木隆一/峯田和伸
<見どころ>
映像化もされた「恋文日和」「平凡ポンチ」などで知られ、女性たちの熱い支持を集める
ジョージ朝倉の人気漫画を実写映画化。個性派俳優としても活躍する田口トモロヲが
メガホンを取り、脚本は『色即ぜねれいしょん』でも田口監督とタッグを組んだ
向井康介が手掛ける。恋愛に依存し流されるままに男性と付き合ってしまうダメ女の
主人公に、『君に届け』などの多部未華子。彼女と恋人との間で揺れ動く年上の
男性を、『シャニダールの花』『そこのみにて光輝く』などの綾野剛が演じる。
<ストーリー>
一人きりよりはいいという安易な理由で男性と付き合ってきた梅宮志乃(多部未華子)は、
アルバイト仲間との浮気が発覚しDV体質の恋人からフラれ、バイト先から去ることに。
状況を変えるべく引っ越した先で出会った隣に住む人は、新しい職場の店長・菅原京志郎
(綾野剛)だった。京志郎に強く惹かれる志乃だったが、彼には一緒に住んでいる
恋人がいて……。
<感想>
綾野剛君と松坂桃李君見たさに行ってきました。
原作は未読なので、特に予備知識も入れずに鑑賞。
多部未華子ちゃんがPG12指定に出るとは思いませんでしたねぇ~。
のっけから、パンツ姿には驚いたし、ビッチまではいかないが結構簡単に
男性と寝てしまう役にはちょっと驚きました。
あかり役って光宗薫ちゃんだったのね・・・・全然わからなかった。
菅田君や柄本佑君はちょい役でも存在感すごいあったけど、ちょっともったいない
使い方だったかも。
綾野君の情けない男ぶりはやっぱりハマるわね。
志乃が男湯に乱入し、携帯を投げつけビビリまくる綾野君は爆笑ものでしたわ。
でも、個人的に注目したのは、なんといってもオカマを演じた松坂桃李君。
「日本の一番ながい日」の演技のあとに、これを見たら、彼の役者としての
成長がすごくわかるかも。
単なるイケメン俳優さんではなく、演技派として着実に伸びていてほんと楽しみです。
恋愛映画ですが、笑える要素もふんだんにあるから、恋愛コメディって感じ。
田口トモロヲさんがメガホンとってますが、なかなか女性心理をうまく描いてたような
気がします。でも男性からみたら、ちょっと共感出来ない部分があるかもしれませんね。
でも、私的にはけっこうツボにはまった映画でした(笑)
点数:7点 (10点中)