<3月の鑑賞予定映画>
~罪を重ねて、愛に溺れて、心を殺して~
2016年 アメリカ映画 (2017.05.20公開
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:2時間9分
監督・脚本・製作:ベン・アフレック
製作:レオナルド・ディカプリオ/ジェニファー・デイヴィソン/ジェニファー・トッド
原作・製作総指揮:デニス・ルヘイン 『夜に生きる』(早川書房刊)
美術:ジェス・ゴンコール
衣装:ジャクリーン・ウェスト
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:ベン・アフレック/エル・ファニング/ゾーイ・サルダナ/ブレンダン・グリーソン
クリス・メッシーナ/シエナ・ミラー/クリス・クーパー
<見どころ>
俳優のベン・アフレックがメガホンを取り、「ミスティック・リバー」などで知られる
デニス・ルヘインの小説を基に描くクライムドラマ。禁酒法時代のボストンを舞台に、
しのぎを削りながら裏社会でうごめくギャングたちの姿をスクリーンに焼き付ける。
出演はベンのほか、『ネオン・デーモン』などのエル・ファニングら。波乱に満ちた時代を
駆け抜けた者たちの姿が胸に迫る。
<ストーリー>
禁酒法時代のボストンで、ジョーは警察幹部の父親に厳しくしつけられた。だが、彼はその
反動でギャングの世界に足を踏み入れる。ある日、ジョーは強盗に入った賭博場でエマと
運命の出会いを果たすが、彼女は対立している組織のボスの愛人で……。
<感想>
ポスト・イーストウッド、と言われるベン・アフレックが「アルゴ」以来5年ぶりにメガホンを
とった作品。こいうクライム映画は少し苦手な私ですが、ベンが監督なら観ちゃいます。
1920年代禁酒法時代、酒の密造と主導権をめぐってのギャング抗争。
今更感のマフィア映画だけれど、主人公がどこか悪になりきれていないっていうのが
ミソかしら?主人公のまわりに3人の美女が登場するが、シエナ・ミラー、最初
わかりませんでした。化粧でこうも変わるのね、、、、、。
個人的には、エル・ファニングの存在感が際立ってました。まだ17歳ですよね?
大人と子供が共存したなんともミステリアスな存在でした。顔立ちはお姉ちゃんの
ダコタ・ファニングの方が好みなんですが、最近の演技力とかみてると、エルちゃん
お姉ちゃんの上をいったかな?って感じを受けます。
この当時のアメリカの時代背景が読み取れて、お勉強になりました。
けっこうあからさまな汚職、横行してたのね(笑)当時のファッションも素敵ですし
脇役の俳優さんがとにかく良かった。クライム映画苦手の方も、これならOKかも。
点数:7点 (10点中)