<11月の鑑賞予定映画>
~「いいね!」のために、生きている。~
2017年 アメリカ映画 (2017.11.13公開)
配給:GAGA 上映時間:1時間50分
監督・脚本:ジェームズ・ポンソルト
原作・脚本:デイヴ・エガーズ
音楽:ダニー・エルフマン
衣装:エマ・ポッター
美術:ジェラルド・サリヴァン
出演:エマ・ワトソン/トム・ハンクス/ジョン・ボイエガ/カレン・ギラン
エラー・コルトレーン/ビル・パクストン
<見どころ>
『美女と野獣』などのエマ・ワトソンがトム・ハンクスと共演した、巨大なソーシャル・
ネットワーキング・サービスがもたらす脅威を描くサスペンス。SNS企業に就職し、
自らの24時間を公開することで世界中から注目されるヒロインを通して、想像も
しなかった事態を映し出す。監督を『人生はローリングストーン』などのジェームズ・
ポンソルトが務める。ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、
ビル・パクストンらが共演。
<ストーリー>
世界一のシェアを誇るSNS企業「サークル」に勤めることになったメイ(エマ・ワトソン)。
サークルの経営者ベイリー(トム・ハンクス)は、オープンでシェアし合う社会を
理想としていた。ある日、新サービスが発表され、メイは自らの24時間をネットワークで
全世界に公開するモデルケースに選ばれる。すぐさまメイは1,000万以上の
フォロワーに注目されるようになるが……。
<感想>
エマ&トム主演ということで公開早々に鑑賞したのですが、最近映画記事UP遅れがち・・・(--;)
巨大SNSがもたらす脅威を描いたサスペンス映画。
私は、インスタ・フェイスブック・ツイッターは利用していませんが、他のSNSは利用しているので
SNSをテーマにした本作品は興味深く鑑賞。
私もSNSを利用していて、UPして全く反応ないよりはあった方が嬉しいと思うのも確かなこと。
しかし、それが自分の生活すべてになってしまうのはやはり行き過ぎでしょう。
また、隠し事のないクリーンな環境になれば、誰も悪いことはしない、というのも一定の理解は
出来るけれど、それとプライバシーまであからさまになってしまうのは、違うと思うんです。
理解は出来るが、行き過ぎはやはりひずみが起きてしまいます。何事もバランスが大事じゃ
ないかと思うのですが、昨今の社会の空気を見ると、どこかバランスがおかしいのでは?
と不安に思うのです。
ネットに支配されたり、踊らされるような人間にはなりたくないと思いました。
SNSをよ~く利用している方は、必見の映画でしょう。
点数:7点 (10点中)