<2月の鑑賞予定映画>
~全ての働く人々に贈る、勇気と感動の実話~
2016年 アメリカ映画 (2017.09.29公開)
配給:20世紀フォックス映画 上映時間:127分
監督・製作・脚本:セオドア・メルフィ
脚本:アリソン・シュローダー
製作・音楽:ファレル・ウィリアムス
音楽: ハンス・ジマー/ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演:タラジ・P・ヘンソン/オクタヴィア・スペンサー/ジャネール・モネイ
ケヴィン・コスナー/キルステン・ダンスト/ジム・パーソンズ
マハーシャラ・アリ
<見どころ>
人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を
陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマ。
NASAの頭脳として尽力した女性たちを、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』など
のタラジ・P・ヘンソン、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などのオクタヴィア・
スペンサー、『ムーンライト』などのジャネール・モネイが演じる。監督は
『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのセオドア・メルフィ。
ミュージシャンのファレル・ウィリアムスが製作と音楽を担当した。
<ストーリー>
1960年代の初め、ソ連との宇宙開発競争で遅れを取っていたアメリカは、
国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画に乗り出す。NASAのキャサリン・G・
ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォーン(オクタヴィア・スペンサー)、
メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)は、差別や偏見と闘いながら、
宇宙飛行士ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を成功させるため奔走する。
<感想>
実話を基にした作品。
60年代に生まれた私ですが、たった?半世紀前のことなのに、
黒人差別、こんなにもあからさまだったんですね(--;)
NASAに勤める3人の女性科学者のサクセスストーリーですが、
それぞれが、それぞれの戦い方で自分のポジションをつかんでいく様が
見ていて気持ち良いです。
それにしても、トイレが800m先にしか黒人用がなく、そのたびに走って行く
なんて、辛すぎる(--;)
黒人であるがゆえに、いろんな制約が課せられているのにも関わらず
そのうえで、3人が努力し、結果を出して、周りを納得させて仕事をつかんでいく
姿は、ぐっとくるものが来ましたし、考えさせられました。
仕事している女性必見の映画ですね。
それにしても、彼女たちは夢をみているのではないから、「ドリーム」っていう
邦題はちと違うのではないか?と思うんだけど・・・・。
点数:8点 (10点中)