<2月の鑑賞予定映画>
~この列車には、名優たちが必要だった~
2017年 アメリカ映画 (2017.12.08公開)
配給:20世紀フォックス映画 上映時間:1時間54分
監督・製作:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
原作:アガサ・クリスティ
製作:リドリー・スコット/マーク・ゴードン/サイモン・キンバーグ/ジュディ・ホフラン
マイケル・シェイファー
プロダクションデザイナー:ジム・クレイ
VFXスーパーバイザー:ジョージ・マーフィ
音楽:パトリック・ドイル
衣装デザイナー:アレクサンドラ・バーン
出演:トム・ベイトマン/ケネス・ブラナー/ペネロペ・クルス/ウィレム・デフォー
ジュディ・デンチ/ ジョニー・デップ/ジョシュ・ギャッド/デレク・ジャコビ
レスリー・オドム・Jr/ ミシェル・ファイファー/デイジー・リドリー/マーワン・ケンザリ
オリヴィア・コールマン/ ルーシー・ボーイントン/マヌエル・ガルシア=ルルフォ
セルゲイ・ポルーニン
<見どころ>
これまで幾度も映像化されてきたアガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化。
ヨーロッパ各地を巡る豪華列車を舞台に、世界的な名探偵エルキュール・ポアロが
客室で起きた刺殺事件の解明に挑む。『ヘンリー五世』『世にも憂鬱なハムレットたち
などのケネス・ブラナーが監督と主演を兼任。さらにジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、
デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルスら豪華キャストが集結する。
<ストーリー>
トルコ発フランス行きの豪華寝台列車オリエント急行で、アメリカ人富豪の
エドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)が刺殺体で発見される。偶然列車に乗り合わせ
ていた探偵のエルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)が、鉄道会社に頼まれ密室殺人
事件の解明に挑む。乗客のゲアハルト・ハードマン教授(ウィレム・デフォー)や
ドラゴミロフ公爵夫人(ジュディ・デンチ)、宣教師のピラール・エストラバドス(ペネロペ・クルス)
キャロライン・ハバード(ミシェル・ファイファー)らに聞き取りを行うポアロだったが……。
原作=既読、1974年版=TVで鑑賞
結末を知っているので、74年版との違いを感じながらの鑑賞でした。
久々の白塗りでないジョニーは、ラチェット役なので早々にスクリーンから消えます(笑)
74年版は、車内のシーンがほとんどでしたが、今回はそれを取っ払って、車外のシーンも
あり、大空間な映像を堪能することが出来ました。また、その映像がとってもキレイ☆☆
最初、わかりませんでした 欧米人って、化粧の仕方で顔が全く変わるんだもん
ラスト、ポアロが推理を解き明かすシーンが印象的。74年版は、車内でしたが
今作は、野外。その座り方が、横一列。なんだか「最後の晩餐」のような感じを受けました。
何故、犯人は被害者を殺害しなくてはいけなかったのか?
この真相は、あまりにも悲しい。 ケネス・ブラナーが熱演するこの場面は、舞台俳優さんだけ
あってかなり見応えがあり見入ってしまいました。
オールスター映画なので、お正月映画にもってこい、の作品ですね。
ラストのポアロの言葉。。。。どうやら「ナイルに死す」もリメイクするのかな?
点数:8点 (10点中)