<12月の鑑賞予定映画>
~好きで、好きで 苦しくて、幸せ~
2020年 日本映画 R15指定 (2020.09.11公開)
配給:ファントム・フィルム 上映時間:130分
監督:行定勲
原作:水城せとな
脚本:堀泉杏
美術:相馬直樹
音楽:半野喜弘
出演:大倉忠義/成田凌/吉田志織/さとうほなみ/咲妃みゆ/小原徳子
<見どころ>
水城せとなのコミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」
を映画化。主人公が久しぶりに会った同性の後輩から告白され、翻弄される
さまが描かれる。ドラマ「Dr.DMAT」などの大倉忠義と『愛がなんだ』などの
成田凌が出演。『世界の中心で、愛をさけぶ』などの行定勲が監督、
行定監督作『ナラタージュ』などの堀泉杏が脚本を務めた。
<ストーリー>
優柔不断な性格から不倫ばかりしてきた大伴恭一(大倉忠義)の前に、
ある日、妻から派遣された浮気調査員が現れる。その調査員は、卒業以来会って
いなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉(成田凌)だった。彼は、体と引き換えに不倫を
隠すという取り引きを恭一に提案する。恭一は拒否するが、今ヶ瀬の真っすぐな
気持ちに触れるうちに、二人の時間に少しずつ心地よさを感じるようになる。
<感想>
俗にいうBL映画。
しかし、ジャニーズも変わりましたねぇ。まず、一番の驚きがそこ。
昭和だったら、ファンの方々卒倒しちゃいますよ。
ジャニーズの大倉さんが、男同士の濃厚なラブシーンを演じたのも
驚きましたが、もっと驚いたのが、成田凌さんの演技。
猫のような目の演技にやられましたわ。髪型もかわいい~。
結果の見えない恋愛の停滞感を終始描いているので(しかもBL)
観ている側は多少いらっとしますね。それにしても、婚約者かわいそう。
こんな優柔不断な男、私はだめだわ・・・。
イケメン二人が演じたから、いいように見えましたが
やっぱり、主人公・恭一の魅力がいまいち感じられませんでした。
印象に残ったのは、衣装と部屋のセンスの良さ。
あんなお洒落な部屋に住んでみたい(笑)
それと、
「心底惚れるって、その人だけが例外になっちゃうってこと」のセリフ。
これはめちゃくちゃ共感できますね・・・。
点数:6点 (10点中)